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[月姫] アルクェイド・ブリュンスタッド 10th anniversary dress - 元絵、製作ポイント、塗装レシピ

はじめに

この記事が、制作の手助けまたは購入検討材料となりましたら幸いです。
当ディーラーの作品は全体を通して、ディテール最優先で制作されている傾向にあります。実際私は1/4スケールが欲しいというのが本音です。それはディテールがしっかり出るから。しかしながら、大きいです!飾る場所がありません!やっぱり1/7スケールくらいが扱いが程よいと感じます。なので1/4スケールの内容を1/7で表現する!が当ディーラーの目標の一つ。ですので、作り難かったり、通常より塗り分けが必要になることもあるかと思います。作るのは大変だけど、完成後の満足度が高い!細かい部分まで眺めていられる、ずっと主力メンバーとして飾っていられる!。。。そういった作品作りを目指しておりますのでご理解の程よろしくお願いいたします。

元絵

TYPE‐MOON 10th Anniversary Phantasm
表紙のアルクが該当します。見えない部分のポーズは妄想で作成しています。

カラー参考の全体絵

下サイトのマフラータオルのグッズより。

製作ポイント


・③の髪飾りを差し込むと、②④⑤がロックされる仕組みになっていますが、軸打ちや完成時の接着を行うと安全です。

・⑨~⑫は全く余裕がありません。⑫がしっかりと⑤に刺さるよう調整をお
願いします。

・⑧左手はしっかりと⑨スカートを摘めることは確認できています。しかしながら、下半身がずれて仮組みされている場合、ズレてつまめなくなりますので注意です。対応策としては、台座の左足右足の角度をしっかりと合わせることに注力し、一旦仮組みを行って摘めるようになるまで、各パーツの干渉を確認する。⑫がしっかり⑤のボディに刺さっているならまず問題ないです。 それらに合格した上で、完成時の接着では、硬化に時間を要する接着剤を用い、土台から⑤のボディまでを一度で接着する方法を採用する。各部を調整しながら一気に組み上げるようにすると良いかと思います。
あまり太い真鍮線を用いず、少しゆるいくらいが良いかもしれません。プリント品なので精度は出ています。左指でスカートをカチッと摘むので気持ちいですよ。

塗装レシピ

※こちらは掲載画像の塗装例となります。素人塗装ですので、元絵をベースに参考までに見ていただけると助かります。

■下地:
クリアパーツ以外は、全てクレオスのベースホワイト1000。
■全体ツヤ:
GX114スーパースムースクリアー。艶を消したい部分はC189なめらかスムースを足す。
■髪:
基本色は、クールホワイト:タン:イエローを10:6:3くらいで。白とイエローを混ぜたハイライト、基本色にウッドブラウンを少し足してシャドウを吹いています。
■肌:
ガイア サフレスフレッシュピンクとサフレスフレッシュオレンジを6.5:3.5くらいが基本色。ホワイトを混ぜたハイライト、CL05ペールブラウンを足したシャドウとしています。
■ドレス、サテングローブ、首リボン:
白サフ→ガイアパールシルバー。シャドウはガイア風群青に白とクリアを混ぜてかなり薄めで吹いています。
■クリアパーツスカート:
クリアとうすめ液多めのホワイトを吹いて、パールシルバー。シャドウは吹いていません。下地の白と形状の陰に頼ってます。
■ヒール:
元絵とは少し異なり明るい色にしましたが、ホワイトを少し足したGXメタルピーチ。
■首飾り:
ピンクを足したパールシルバーです。シャドウはドレスで使った風群青のシャドウを使用。画に似せましたが、もう少しピンク強いほうが良かったと思っています。
■スカート、グローブの黒:
エナメルのブラックを少し伸ばして2度塗り。
■ショーツ:
欲望のままにどうぞ♪
■ストッキング:
下地は肌色基本色をベタ塗り。シャドウを乗せたあとに、クールホワイトを薄く吹いたらバレエタイツのような感じになったのでそこで止めました。元絵だと光沢パンストのように見えますが。。。


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