40枚全てを言語化する。

どうもRaaです。今回は題名の通り、構築の40枚全てを言語化します。
採用理由を言語化出来ている人は多いですが、採用枚数まで明確に言語化出来ている人が少ないなと感じたことをきっかけに今回の記事を書いてます。
拙い文章にはなりますが、最後まで読んで頂けると幸いです。

構築

数日前まで自分が使用したいた構築。至って普通の構築だと思います。

デッキ説明
進化ロイヤルとは、進化ギミックをメインに、連携ギミックをサブギミックとして組み込み、盤面+君臨する猛虎でのリーサルや、10t目に直接召喚される《世界》・ゼルガネイア+君臨する猛虎でのOTK、その他にも、豊富な回復・除去・リソースの3つに長けており、非常に柔軟性が高いデッキとなっています。

諸注意
今回は見易さを意識していないため、クラス名を略すなどの行為を行っていません。また、曖昧な表現があるので目安となる基準を書かせて頂きます。
序盤→進化可能前のターン(5t目まで)
中盤→進化可能後のターン(5~8tくらい)
終盤→勝敗が決まるターン(9t以降)
前半→6t目以前のターン
後半→7t目以降のターン
《》内は主に役割、()内は補足説明

3枚採用しているカードに対しては、3枚採用に値している理由を書くつもりです。少し雑になっている部分がありますが、ご了承頂きたいです。

言語化

1.無敗の剣聖・カゲミツ

このカードは《盤面処理》《連携稼ぎ》《進化稼ぎ》《盤面形成》の4つに加え、猛虎での疾走付与によるリーサルを可能とします。
そのため、このデッキに必要不可欠なカードとなります。
カゲミツのカードテキスト上、進化後の状態で放置することは、相手視点敗北に繋がるため、処理が必須なフォロワーになります。また、序盤では当て先を作らないことでカゲミツの自害先を無くし、相手にケアをさせる動きを強要することで相手の動きを弱くすることが可能です。
3枚確定採用。唯一のデメリットとしては、エミリアの進化時効果に合わせて出すには向いてないことくらい。

2.優雅なもてなし

《指揮官カードを1枚サーチ》するカード。相手より進化権が多いとサーチしてきたカードのコストを1コスト下げるといった効果。
先攻なら積極的に使い、後攻なら4t目に打って6t目にエミリア+アンリエット +3pp分の動き(カゲミツorゲルトetc…)を高頻度で狙いに行きます。
このカードの強みとしては、このあと紹介するエミリアへのアクセスを良くしたり、猛虎へのアクセスを可能にします。アルヤスカを引くことが多々ありますが、それに関しては場面次第で強弱の差が大きいので割愛。
指揮官フォロワーの採用枚数をかなり絞った構築になるため、エミリアを50%くらいの確率で引いて来てくれるカードとなります。実質《4枚目のエミリア》、終盤では《2枚目の猛虎》(こちらは確率が低い)という認識で採用しています。
3枚採用。先攻での手札事故が少し気になるが、強気なマリガンだったり、序盤のリソース札を強く意識していることから3枚採用しています。

3.レヴィオンの魔獣使い

環境的に立ち位置が良いカード。進化を切ることにより《守護展開》《連携稼ぎ》を行ってくれます。
今の環境に多く見られる式神ウィッチや消滅ビショップ、バアルヴァンプに対して選択不可のホワイトタイガーが刺さります。また、後攻4t目や先攻6t目の綺麗な動きでもあるため評価高いです。
その他にも、カゲミツを守護の裏に隠したり、守護を展開して相手のリーサルを避けたり、2t目に2/2/2で置くだけで相手に処理を押し付けられるなど、様々な役割と強みがあると思います。
3枚採用。個人的には確定3枚ですが、好みによって分かれる印象。序盤の安定感と盤面形成力は段違いの性能なので3枚採用して損は無いと思います。デメリットとしては魔獣使い自体をサーチ出来ないこと、後半(7t以降)に2/2/2以上の動きとして機能しないため、手札の邪魔になること、進化しても1面しか触れないこと。

4.オネストシーフ

ナーフされて2/2/1となった。連携カウント7以上だと自動進化するため、《進化稼ぎ》《盤面トレード》を行うことが可能。効果起動は5t目以降、大体6t目が目安だと思います。
2t目に渋々置くか諸説あるカードですが、自分は出さない方が良いカードだと思っています。このカードは進化を稼ぐ役割が大きいので、2t目のテンポロスを許容してでも効果起動後に出したいカードです。
3枚確定採用。このカードは上振れ要素を含んでおり(5tエミリア+自動進化オネスト)、進化ロイヤルの爆発力を底上げしてくれるカードとなります。デメリットとして効果起動前に置きにくいという点、黄金の靴が腐る場面がある2点があげられます。

5.動乱商人・イルミスナ

事前評価酷かったのに多くの人が採用し始めてるカード。このカードの主な用途は《2/2/2》として置く役割、進化時効果での《盤面処理》、終盤でのEP回復による《打点伸ばし》の3つがあげられます。
強い場面としては、バアルヴァンプに先攻を取られた時や進化ロイヤルのペインレスサムライ、ディスカドラゴンのスカラーを取ることが出来るため、かなり優秀な場面が大きいです。9t目にイルミスナ進化で守護除去+猛虎でリーサルを撮る場面もいくつかありました。
1枚採用。刺さる場面があり評価は高いものの、エミリアから引きたくないことに加え、他に進化を切りたいフォロワーがいる場面が多いです。序盤に進化切れることから、盤面処理の《4枚目の魔獣使い》みたいな認識。

6.分身の術

主な用途は《カゲミツを分身》《猛虎の分身による打点伸ばし》の2つ。前者ではカゲミツが持つ役割でもある《連携稼ぎ》《進化稼ぎ》《盤面形成》の3つを行ってくれます。条件がある程度あるものの、カゲミツを実質2枚投げれることは強力だと思います。
3枚採用。上振れ要素としての役割もあり、事故要素でもあります。また、猛虎の打点伸ばしを使う場面が多いことからも3枚採用。ただ、手札事故を気にすると2枚採用に抑えるのが丸い気がします。

7.シールドフォーメーション

《連携稼ぎ》の代名詞。どの対面にも強く、序盤に出せるか出せないかで試合に大きな差が開きます。連携数12以上、フェイランが出てくる時には連携15の効果起動を狙って相手に大型守護を押し付ける動きが強いです。
序盤の《盤面トレード》を柔軟にする分、正解択が発生するのでプレイングの分岐としては難しくなります。
3枚確定採用。メリットは述べた通りで、デメリットは無し。このカードをサーチするカードが無いからその点だけ惜しいと思います。裏を返せば、エミリアから引かないというところが強いのかもしれません。

8.猛然たる騎士・ゲルト

《3/3/3》の標準スタッツに加え、ラストワードによる《指揮官サーチ》、序盤に置けるとエミリアへのアクセスを良くするため強いです。ネックとしては指揮官がいない、進化権を使わないと盤面への干渉が出来ないところですが、基本3,4tに置くか、エミリアと一緒に出すことがほとんどなので、あまり気にならないです。
3枚確定採用。エミリアとの相性が良いものの、アルヤスカとの相性が悪い。また、後半になるに連れてオネストの方が強い場面が多いので序盤に引き込みたいカードとなります。それでも、デメリットよりメリットの方が確実に大きいです。

9.流麗なる槍術士

効果発動で《有利トレード》出来る最強カード。連携カウント、進化数カウントに関与しないものの、《盤面形成》にとても長けているカードとなります。
構築上、指揮官フォロワーを引き込むカードが多く7割程度の効果発動は見込んで良いと思います。稀にエンハンス8での疾走が偉かったりします。
2枚採用。採用すること自体は確定なのですが、採用枚数が難しいカードだと思います。このカード、効果起動しないとゲルト以下のカードであり、手札も細くなるので3枚採用するとデッキパワー自体が落ちそうな印象があります。

10.天覇風神・フェイラン

このカード本当に難しいです。役割としては中盤辺りの《盤面形成》がメイン。素引きした時は早めに使って手札回したいです。1~3枚採用、連携寄せ、進化寄せだなど様々の構築全部試したけど未だに結論が出ないです。ただ、アルヤスカの追加で構築の採用枚数に余裕が無くなったことから、削る枠として見られていることが多い印象。
1枚採用。進化ロイヤルの弱いところである序盤の事故、それを最大限に減らすという意味では採用枚数を減らすべきカードだと判断しました。とはいえ、直接召喚された時のメリットが大きいため採用自体は必須だと思います。無難に1枚採用。構築次第では数を増やして良いカード。

11.堕落の決意

こちらも手札の事故要因。しかしながら、ミラーマッチや式神ウィッチ対面、その他にも高スタッツを並べてくる対面に対して刺さります。また、終盤のドローによる《猛虎へのアクセス》、《守護除去》が本当に強い。
3枚採用。2枚採用の構築をよく見ますが、自分の構築では分身に術を3枚採用していることから進化ギミックを搭載したカードの最大値を出しやすくなっています。そのため、個人的には3枚採用して良いカードだと思います。

12.戦争商人・アルヤスカ

《指揮官フォロワー》であり、進化回数が稼いであるほど最大値が出るカード。魔道具専門店ウィッチやバアルヴァンプ、AFネメシスなどの飛び道具がメインのデッキに強く出れるカード。上記の対面以外にもトークンカードである「ターミナルウェポン」が強いため刺さります。6t目にアルヤスカ+オネストの動きが強いと思います。多分。
3枚採用。このカードのデメリットは手札事故による下振れを引き起こすことに加え、その下振れをカバーできないところです。進化回数がある程度あれば強いものの、素で出すには連携数も、進化回数も1ずつしか稼げない。ただ、全体面に勝つことが可能な進化ロイヤルでは必須カードであるため3枚採用。

13.《世界》・ゼルガネイア

消滅ビショップや式神ウィッチ、AFネメシスの主に3デッキに対して世界猛虎OTKという決定打。主にバアルヴァンプやディスカドラゴン対面が存在することから、5コストでの効果発動条件下で出す場面が少し増え、3枚採用も悪く無い選択肢だなと思いました。
ミラーマッチは？と思った方もいると思いますが、ゼルガネイアする前に終わることがほとんどです。以上。
2枚採用。3枚採用も悪くないと書きましたが、ただでさえ手札事故が多く起きる構築にしているのに、更に事故要因を増やす意味も無いです。ただ、2枚採用すれば10t目に直接召喚されないというケースはある程度抑えられるので無難に2枚に収まったという形。

14.煌剣の戦士・アンリエット

お気に入りのカードです。このカードは進化回数に応じてコスト詐欺を行うカード。基本的に進化回数5回以上で使用し、《体力5回復》+《盤面形成》を行う役割。5~7t辺りはエミリアやアルヤスカを使いたい場面が多く、出しにくいですが、8t目にターミナルウェポンと合わせて盤面形成するのが無難に強いです。
3枚採用。2枚以上の採用は必須だと思いますが、3枚採用していない構築の方が多いので好みで分かれると思います。この構築では優雅なもてなしを駆使した、後攻エミリア+アンリエット+αという、後攻の強みを活かせる動きが可能であり、それを意識した立ち回りを多くすることからも3枚採用しています。

15.白銀の閃き・エミリア

このデッキの《ドローソース》。基本的に5t目ではゲルトと槍術士に加え、カゲミツやオネストなどの、後に繋がるカードを引きたいです。《兵士フォロワー2枚サーチ》に加え、進化時《兵士フォロワーを一時的に3コスト下げる》という効果。この効果は兵士カードに多少左右されるものの、《連携稼ぎ》《進化稼ぎ》に適しており、5t目に打てるか打てないかで大きな差が開きます。
このカードが及ぼすデメリットとしては、構築に多少の歪みが生じることに加え、常にエミリアのシナジーを意識して立ち回る必要があることの2点があると思います。
3枚採用。確定では無いことに明確な理由があって、1試合にエミリアを3回使うことは無く、主に5t目と7t目の2回しか使う場面が無いため、構築次第では2枚採用に落としても良いのではいかという話。安定感とか色々考えると3枚採用のままで良いのかなという印象。正直、試して無いから分からない。

16.君臨する猛虎

このデッキの《フィニッシャー》。10体以上破壊されていると疾走付与するため、連携を稼ぐという行為が間接的に早期リーサルに繋がっていると思います。最近では猛虎を2枚採用する構築が増えていますが、正直微妙だと思っています。1試合に1回以上使わないことに加えて、サーチカードがあることから、手札に2枚来た時のデメリットが大きすぎると思いました。
1枚採用。複数枚採用するデメリットは上記の通り。引けずに勝てないというシーンがあるのは確かなのですが、構築を多少変化させることで改善出来る問題点だと思っています。また、アルヤスカの追加により、盤面での勝利が増えたため猛虎に頼り切る必要はないと思います。

〆

自分なりに言語化しました。カードの立ち位置を理解するのに参考になればと思います。
後日、現在使っている構築のnoteを別に出すつもり。このnote自己満過ぎるから次のnoteでマリガンと立ち回り、対面のケアとか色々書きたいと思います。

ふぃん.