化学流産【リウマチと妊活】
流産の話です。
暗いです。
気が滅入ると思うので、回れ右を推奨します。
胎嚢確認をしてもらうはずだった日。
血液検査で化学流産がわかりました。
hCG:0.5 = 陰性
頭が白くなりました。
先生は次回は胚移植か、子宮内の検査をしてみるのも良いかもしれない、と言って資料を取りに行ってくれました。
診察室に1人残された私は気持ちが追いつかず、涙が出そうになるのを必死でこらえました。
先生が戻って、資料を見ながら検査の説明をしてくれました。
申し訳ない事に、頭がぼんやりしてあまり理解できませんでした。
ともすると涙がこみ上げてくるのを必死で我慢して、一生懸命返事をしました。
診察室を出て、トイレに行って、声を殺して泣きました。
少し、涙が落ち着いた隙に会計をして、病院を出ました。
病院を出たらまた涙が止まらず、駅までの15分、泣きながら歩きました。
電車でも必死で嗚咽をこらえました。
帰って来たら、胃なのか心臓なのか肺なのか、内臓が引き千切られる様にずっと痛くて、大きく息を吸っても吸っても体に酸素が回っていかないみたいで、呼吸が苦しい。
泣きながらしばらくうずくまっていました。
頭ではわかっていたつもりでした。
高年齢での妊娠率の低さと、流産率の高さ。
でも、グラフで見るのと、実際に自分に起こるのとでは全然違う。
ダメージが大きい。
ただ、涙が止まらない。
嗚咽が止まらない。みっともなく、しゃくりあげて泣きました。
こんなに泣いたのはいつ振りかわからない。
ずっと泣いて、多分泣き疲れて寝ました。
私は5週目だったけど、きっと、赤ちゃんが大きくなってからの流産の方がもっともっと辛いのだろうと思います。
よくある事なのだと思います。
それでも涙は止まらない。
何もかも遅過ぎた私への罰なのか。
持病を持つ私が高望みをし過ぎたのか。
不妊治療は報われない事が多くて、心が折れる。
歯を食いしばって毎日をがんばっているつもりでも
まだがんばりが足りないのかな。
夫にも話したけど、あまり実感が無いのか、どこか他人事の様。
温度差を感じて、本当に孤独な戦いだな、と思いました。
きっと、世の中には優しく支えてくれる旦那様もいるのだろうけどね。
不妊治療を受けている事は誰にも話していないから、1人で耐えるしかないのだ、と絶望する。
ふとした瞬間に涙が出る。
喉に何かがつかえている。内臓はずっと痛い。
陽性判定から2週間だけはすごく幸せでした。
ありがとう、たまごちゃん。
大きくしてあげられなくてごめんね。
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