神保町よしもとお笑いライブ 2022.10.16

夕方、初台で打ち合わせがあったため、
その前ならライブに行けそうだという事で
マンゲキの通常公演に。

13組中11組が漫才という
今回も漫才多めの回。

特に印象に残ったのはこの5組。


1.ゴヤ

今回でこのネタを拝見するのは3回目。
でも不思議な事に
1回目見たときよりも2回目のほうが
2回目見たときよりも3回目のほうが
面白かった。

なんでだろう?
もう答えは簡単。
ただ同じネタをやっているのではなく、
ブラッシュアップされているから。

このね・・・M-1に向けて
ブラッシュアップされていく感じがね、
お笑いライブに通っているモノとしては
たまらないんだよね。

このネタをGyaoで見たい。
何度も。何度も。
だから二回戦通ってくれ!


4.ラタタッタ

いや完成してないのが
ボクはヘンにオモロかったですね。
完成・・・いや、まあエエ加減なんでね。

なんか・・・風呂沸いた思うて
入ったら沸いてないみたいなね。
風邪引きそうなね。

なんかヘンにハマってまいましたね。
ボクは。


6.いぬ

キングオブコン2022決勝進出者で
お馴染みのいぬ。

今年のキングオブコントは
ゆっくり腰を据えて見たいからという理由で
まだ見られていないんだけれども

何年か前、ラフターナイト・・・?
当時はまだSaturday Night Laugh?で
見たオークションのコントが
未だにまだ脳裏に焼き付いていて
今回久々にコントが見られるのを
楽しみにしていた。

いや・・・期待以上だったね。

ネタバレするわけにはいかないが、
感動×エロを見事にマッチさせていた。

こういうコント・・・
いやコントというよりも作品を
創りたかったんだ。

何年か前に
もうピンでやっていくのは無理だ
でも相方も見つからないしと思い、
作家を目指したいたときに
「えっちいビデオの台本書いてみない?」
と知り合いの教授から
お誘いを受けた事があった。

そのときに私は
えっちいビデオの中に泣ける要素、
感動できる要素があったら
多くの人の心に響くのではないかと思い、
台本を制作した。

でも結果は没。

男の人っていうのはね、
大抵の人が事を済ますために
えっちいビデオに手を出すんだよ。
これだと感動のほうにより過ぎてて
全く使いモノにならないよ。サクちん!

と言われ没になってしまった。

でも今回のいぬさんのコントを見て思った。
感動とエロは融合出来るんだって。

いぬさん、ありがとう!
めっっっっっちゃ勇気出た!

もう1回手を出してみようかな?台本。


7.しんや

後半ブロック一発目。

いや、いつ見てもホントに元気貰える。

私はラグビーのルールを全く知らない。
あんまり言うべき事じゃないかもだけど
何年か前にラグビーの日本代表の方が
元旦の爆笑ヒットパレードに
ゲストとして出ていて
無表情で芸人さんたちのネタを見ていた。
それをナイナイさんがイジっても
それに対しても無表情。


嫌気が差した。
そのときラグビーという競技自体も
少し嫌いになった。その人のせいで。

でもね・・・
昨年初めてしんやさんのラグビーネタを
Jimbochoグランプリで見たときに

ラグビーの事とか全く知らないし、
ラグビー自体少し嫌いだけど・・・
あれ、でもしんやさんの
ラグビーのレフェリー物真似
めっちゃ面白い。

この感覚、十年以上前に
ナイツさん、ストリークさんの
野球ネタを見ていたときと全くおんなじだ。

興味のない、全く知らない分野のネタ、
だけどめっちゃ面白い。

そのときに私はしんやさんを
今後、応援する事に決めた。

今回もラグビー物真似を5つ披露していたが
ぜーんぶ面白かった。

神保町のシステムが変わって1年半。
ピンで劇場メンバーに残留し続けているのは
赤嶺総理としんやさんだけ。

今後も永久に劇場メンバーに
残り続けてほしい。


10.10億円

ゆったりしたトーンで
笑わせられる芸人さんは

いとし・こいししかり
POISON GIRL BANDしかり
風藤松原しかり
心の底から尊敬する。

声の強弱・トーンは確かに大事だけれども
それに頼らずにボケを連発し
笑いをとり続ける。

ホントに面白い人にしか出来ない技。

10億円は上記3組に通ずるものがあると
今回の漫才を見て確信した。

こんな事この場でいう事では
ないかもしれないが、
とある方の配信で
ツギクル芸人の優勝者を予想しているときに

この決勝メンバー10億円以外、
ほぼナルゲキじゃん。
だから10億円には優勝してほしくない。

と心ない事をコメントしていた方がいた。

まあ私はこういうコメントは許せないわけで。
その方・・・興味もないから
名前とかアイコンとか全く覚えてないけど
そういう輩を見返すためにも10億円には
NHK新人演芸大賞も優勝してほしいし、
M-1もガンガン勝ち進んでほしい。

2000年代後半POISON GIRL BANDが
無限大ホールを背負っていたように
マンゲキを背負っていく。
10億円にはそんなふうになってほしい。



今回もだいぶ長くなっちゃったね。
好きなことについて語ると
止まらなくなっちゃう。
私の悪い癖だね。


あとは最後に。
毎回言ってるけど
1組1組出囃子が楽しめるライブは
やっぱ最高だね。

もえのあずきの
「バイバイチョコレイツ」(もえ)

角田信朗の
「よっしゃあ漢唄」(ラタタッタ)

ピーボ・ブライソンの
「ホール・ニュー・ワールド」(いぬ)

串田アキラの
「炎のキン肉マン」(しんや)

のはらしんのすけの
「オラはにんきもの」(ぺんとはうす)

PUFFYの
「これが私の生きる道」(10億円)

PE'Zの「トロピカルマンゴーダンス」
(9番街レトロ)

何回もリピートしてる。


出囃子を嗜むためにも
また行こう・・・マンゲキの通常公演。

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