佐藤立樹-CONE Inc.

株式会社CONEという会社を経営しています。立命館大卒、2019年に創業。資料作成代行サービス(http://cone-c-slide.com)を運営しています。半年で支援企業100社突破🎉。パワポデザイナー大大募集中です!🖖

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    最近の記事

    キレイな資料の問題点を考えてみた

    「〇〇の資料を見やすくしてました!」 最近、公的な資料を取り上げてデザインをキレイにしてみたTweetが度々賛否両論を巻き起こしていますが、、今回はそんなキレイな資料の問題点について話してみようかなと思います。 あ、まずこの資料をキレイにしてみた系の投稿タイプを「キレイキレイ」と名付けます。何度も出てくるので毎度長い文章で説明するのも面倒、ということで。 この「キレイキレイ」の賛否をまずは見ていこうかなと思います。 キレイキレイの賛否 まずは、賛の方。 情報がごち

      • なぜベンチャーで働く人は忙しいのか

        先日『暇と退屈の倫理学』という本を読みました。26年間の人生の中で衝撃を受けた本ベスト3を塗り替えてきた一冊になったので、これからの人生で何度も読み返そうと思っています。 『暇と〜』を読んで感じたことはたくさんありますが、プライベートな部分で感じたことが多かったので、今回はその中で少しビジネス寄りの発見をひとつ紹介しようかなと思います。 それが「なぜベンチャーで働く人は忙しいのか」ということです。 Twitterだったり、周りのベンチャー経営者を見ていると忙しそうだなぁ

        • 転職が当たり前の時代に「終身雇用」の会社を目指したい。

          僕の思いとして、入社してくれた人が1人も辞めない会社でいたいという思いがあります。 転職が当たり前という時代。キャリアアップには転職が推奨され、企業も社員の転職ありきでの組織構築を考える必要がある中で、僕は「終身雇用」の会社を作ろうとしています。 終身雇用の会社にしたいのは、もちろん「人が流動的に入れ替わるとマネジメントや教育にコストがかかる」という合理的な理由もありますが、それ以上に大きな思いがあります。 今回は、僕が終身雇用の会社を目指す理由とそのために取り組んでい

          • 社内に蓄積したナレッジを公開し始めた理由

            僕たちは資料作成代行サービスを運営しています。最近、サービスを運営する中で蓄積されたノウハウ/ナレッジを公開するようになりました。 先日『パワーポイントのデザインパターン集。資料作成時に使える39のアイデア』という、資料デザインをほぼすべて網羅した記事の公開したときにも、多くの嬉しい声をいただきました。 この記事を、皮切りに「だれでも資料が作れるようになる」ようなコンテンツの公開をはじめました。 今日は、僕たちがなぜ社内のナレッジを公開するようになったのかをお話しようと

            仕事をしたくない人の省エネの仕事術

            できるだけ仕事をサボりたいという思想を持ってる大学の同期と話す機会があって、彼の「省エネ仕事術」に感心したのでまとめておこうと思います。 まずは、サボりたい彼の特徴を紹介したいと思います。 ・定時とは言わず、定時より前に帰りたい ・上司との無駄な会話は避けたい ・気づかれないうちに業務中にゲームしてる ・外回り中に帰宅しゲーム ・会議中はPCいじるふりしてチャット とまぁ、これだけ見ると会社からしたら問題児。というかやめさせたいレベルだよなぁと。(僕の会社にこんなやつい

            ベンチャーが作りがちな採用ピッチ資料は、実は大手企業こそ作るべき。

            採用ピッチ資料はベンチャーが作るものというイメージが強いけど、実は大手企業こそ作るべき。 採用ピッチ資料の大きな目的は3つ。 ① 認知の拡大 ② ミスマッチの回避 ③ 面談にかける時間の削減 リソースが常に不足しているベンチャーやスタートアップがこぞって採用ピッチ資料を作る理由がここにある。 ① 認知の拡大 ベンチャーは大手企業に比べ認知が小さい。そのため採用ピッチ資料を作成、公開することで注目を集めて採用候補者にリーチする。見栄えや内容の良い資料をつくることができ

            打ち合わせの代わりに「Notionで定例報告・仕事依頼」で十分なのかもしれない

            最近、定例MTGも極力減らした上で、臨時MTGまで減らすようになりました。 これが意外と機能するというか、良い。 人数が増えてKPIが増えていくと、報告する項目・内容も次第に増えていき、MTGが「報告まみれ」になってしまいました。 時間が長くなり、目標を達成するためのネクストアクションも明確に決まらない… そして、MTG自体もどんどん増えていきどこになにがあるかわからない。 という現象が起きていました。 ので、Notionを活用して定例MTGをテキストのみで報告す

            成長する人が持ってる「パターンストック」スキル

            同じように仕事をして、同じように頭を使って、同じような行動量だったとしても、不思議と差が出ることがある。成長が速い人と遅い人。成長が速い人は、成長が遅い人よりも「持ってる正解の数」が違うんだと思う。 成長が遅い人も一生懸命考え、一生懸命行動している。ただ成長が速い人はおそらく考えるのはもちろん、それ以上に「チェックしている」感覚に近いのではないか、と思う。 例えば、検索広告をはじめてみる場合。広告を開始してみて、CTR・CVR・CPAなどの数字が出る。そこから一生懸命原因

            「文章化しなかった思考は消える」

            諸事情があって、僕はフルリモートで働くようになった。そこで、これまでは社内で話し続けていたようなことだったり、その日思いついて誰かに話したくなったことをnoteに書くようになった。 1日1記事くらい更新して社内に流せたらいいか、と思いながらたぶん1週間が経っていて、記事を書くメリットを感じたので、それについても書いておこうかなと思う。 まずは「文章化して発信することで鮮明に自分が考えたことが脳みそに残る」こと 一昔前こんなツイートをみた この「文章化しなかった思考は消

            生産性が低いチームではなにが起きているのか?

            チームで仕事をしていると、チームの特性によって生産性が高いチームと生産性が低いチームがでてくると思います。といいつつほとんどは「チームの生産性が上がらない」とか「部下の生産性が低い」とか言ってしまうマネージャーが多いんじゃないかなとも思います。 かくいう僕も「生産性低いなぁ、かつて自分でやってたときはスピードも早かったし成果ももっと良かった」とか思ってました。 で、最近ようやくその生産性が低くなるメカニズムがわかってきたのですが、 結論、チームの生産性が低くなる原因は、

            アウトソースするにも技術が必要。「人に頼む」コツ。

            デザインとか記事とかは社内外に関わらずよくアウトソースされる仕事だと思う。 株式会社Hub Worksが実施した「BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査」においても、デザイン、記事コンテンツは多くの企業がアウトソースしている業務らしい。 上記で、「専門性や工数を要する」とあるが、ここが味噌だと思う。 ・専門性が高く、自分ではできないからアウトソースする ・工数がかかるため、自分には時間がないのでアウトソースする みたいな感じだと思う。 これは社外への

            資料請求リードはすぐに商談化しないけど、割と工夫でなんとかなる

            基本的に、お問い合わせリードよりも資料請求リードは確度が低い。 「いつか導入しようと思ってはいるが今ではない」 「なんとなく聞いたことがあるから資料請求してみた」 「料金だけ詳細をみたいな」 とかとか、発注前提のお問い合わせよりもふわっとした理由でフォームを入力しているので、いきなり架電をしても商談が入る可能性はうすいと思う。 なので、BtoBではMAツールを利用した継続的なコミュニケーションを前提として、中長期的に商談に引き上げるみたいな考え方で「サービス紹介資料」「

            「観たことのない映画を勧める」営業マンは売れない。

            同じ商品を売っているのに、営業担当によって成果に差が出る一番の理由は「自社の商品に感動したことがあるかどうか」じゃないかと思う。 他人に映画を勧める時、見ていない映画をもちろん、見てもおもしろくなかった映画はおすすめできない。 Aくん「なんか〇〇って映画いいらしいよ〜。スパイ映画なんだって〜」 Bくん「〇〇って映画、たぶん君にピッタリだと思うよ!スパイ映画でなおかつ心理戦がメインなんだ。君って頭使う系の話好きじゃない?だから…」 AくんよりBくんに勧められたときのほうが

            自社サービスの価値を限定しすぎていないか?という話

            顧客は「何を価値に感じて自社サービスを買ってくれているだろうか」という問いに対して、結構ほとんどのセールスはすぐ答えられると思う。 たとえば営業代行会社だったら「顧客は自社に営業リソースがないため、営業のプロである私たちに依頼をしている」みたいに答えるのんじゃないかなと思う。 でも、本当にそれだけなのかな、と疑ってみるのもいいかもしれない。 もしかしたら顧客からすると ・競合他社より稼働量が多いためアプローチ数が多い点 ・プレイヤーの経歴が元コンサルタントが多く信頼感が

            ”本当に”ニッチな事業と”意外と”ニッチな事業の違い

            弊社は「資料作成代行」を主事業としてるけど、それを聞いた人は結構な確率で「ニッチなことしてるね〜」と言ってくれる。 ちょっと「ニッチ」について考えてみることにした。 ニッチだと事業はスケールしない。というふうにも言われる。正確にいうと、ニッチ"すぎる"と事業はスケールしないということ。 たとえば、僕らが過去挑戦しようとした、中小企業のマーケター向け「バナ ー作成クラウド」 リソースが不足している企業ではバナーを作るのが面倒だ、時間がかかるというニーズに対して、デザイン

            サービスをリリースしてから1年間で実施した19のこと-資料作成会社の事業戦略-

            こんにちは。CONEの佐藤です! 資料作成代行サービス「c-slide」をリリースしてから1年が経ちました。 c-slideをリリースするまでは株式会社CONEはクリエイティブ制作会社として3人で運営していました。 今回はクリエイティブ制作会社だった3人の会社が、この1年で12人の資料作成会社になった「意思決定の背景」と「事業展開の方法」について、書いておきたいなと思います。 そもそもc-slideとは 株式会社CONEが運営する資料作成代行サービスです。ビジネスシ