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未知の自分に出会う~HSPの"こころ"の冒険~

今や概念が広く知れ渡っている"HSP"。
繊細で生きづらいと言われますが、本当にそうなのか。
解決策はないのか。

実はHSPの根本を探ると、自分のことがよくわかっていないという原因が見つかります。
自分を知ると、対策ができるようになり、生きやすくなっていきます。

こんにちは。しらすです。

本記事ではHSPであることで、人生を諦めかけている人、諦めている人、HSPの症状をどうにかしたいと思っている方のヒントになればと思い、生きやすくなるための手順を書いていきます。

私も長年HSPで悩んできました。人の目はめちゃくちゃ気になるし、いざ人と話すときも不安で押しつぶされそうになる。
その場を離れると悪口を言われているのでは?と考えてしまう。
いつしか私の周りからは人がいなくなり、本当にひとりぼっちになっていました。

そんな苦しい経験をしている人は他にもいるんじゃないかと思い、この記事を書くに至りました。

一緒に解決策を探っていきましょう。

”なんとなく”HSPかもしれない

”なんとなく”生きづらい。あなたはそんなぼんやりとした気持ちを持っていませんか?

・HSPという言葉をよく聞くようになり、自分も当てはまるんじゃないかと思っている
・HSPは気質らしいから自分を変えることはできないんだな

そんなあなたは多分、ちまたに溢れているHSP診断で当てはまる項目が多いでしょう。
私もたくさん当てはまります。
周りの人のことが気になったり、嫌われたくなかったり、今でも戦っている部分があります。

しかしHSPは病気ではなく診断が下るわけではないため、本当に自分がHSPであるかを知るのは難しいのです。
もしかしたらHSPではない違うところから来ているものかもしれません。

ではどこに原因があるのでしょうか?

自分のことがわかっていない

HSPで苦しんでいる人の中には、人間関係の築き方がよくわからない人や本来の自分って何だろうという人もいます。

まさに私がそうでした。小さい頃から自分の意見を押し殺し、本来の自分を心の奥深くにしまい込んでいました。だからこそ、HSPの概念を知ったとき、自分に当てはまりすぎて腑に落ち、驚きつつも安心したのです。

・大勢の人と仲良くするのは苦手だけど、2人なら楽しく会話できる
・子どもの頃、絵を描くのが好きだった
・ひとりで黙々とパズルをしたこともあった

このように過去を思い出すと(私の実例ですが)気づきがたくさんあります。
例えば、私はそこまで協調性が高くなく、自分の時間を大切にしていたことがわかりました。

自分のことをわかっていないということが、現在の生きづらさにどれだけ影響しているでしょうか。
本来ひとり時間が必要な人が、人の目を気にするせいで飲み会やイベントに行って自分の時間を失い、自ら疲れる環境に身を置いてしまいます。

もちろんこれは気質のせいである人もいるでしょう。
しかし、気質でなく子どもの頃の親子関係に問題があり、常に周りの人の顔色をうかがって生きてきた人も、同じような状況に置かれるのです。

私は完全に後者で、協調性は高くないはずなのに、なぜ無理をしてでも人に合わせてしまうんだろう、と長い間頭を痛めてきました。

自己分析を進める中で、親の顔色をうかがってきたことが引き金となっていることがわかったのです。
その引き金に気づけたことで「人は人、自分は自分」と思えるようになってきました。
自分のことを知るだけで、生きづらさが緩和されます。

HSPだからと片づけるのは危険です。
治せる部分も治せないと思い込んでしまい、自分から未来を閉ざしてしまいます。

本当はあなたも本来の自分が過去に眠っていることに、無意識に気づいているのではないでしょうか?

自分と向き合う

本来の自分を取り戻すためには自分と徹底的に向き合いましょう。

過去のいい想い出も悪い想い出も、そこにあなたの可能性や内に秘めているエネルギーがどんなものなのかを知る材料になります。
それを自分と向き合うという料理をすることで、より"あなた"が確立されていきます。

でもこれって、めちゃくちゃ大変なんです。
私も自分と向き合う中で仕事を休むくらい苦しんだり、布団から起き上がれなかったり、もう体調崩しちゃったのかな、と思ったこともありました。
実際は熱も出なかったし、風邪症状もなかったので、おそらく心身症だったのでしょう。

こんなにも苦しいのに、なぜ自分と向き合うのか?
それは
「幸せになりたいから」
です。

自分の人生に責任を持つのが怖い人もいると思います。かつての私がそうでしたから。
「責任=自由」を表します。
責任を負うとなるとちょっと怖いですよね。
でも自由っていうと楽しそうな感じがしませんか?

多くの人が現在地から離れようとしません。
今いる場所は心地よく、コンフォートゾーン(安心できる場所)から出ることは危険と考えます。

しかしながらこの発想は狩猟採集時代で必要だったもので、現代では家の外に出ても猛獣に襲われることはありません。

自分の手で人生を変えていけると理解できると生きやすくなります。

自分を縛っているルールや価値観を取っ払うことで、他人の目を気にしないでやりたいことがやれるんです。
そういう生き方、めっちゃ楽しそうじゃないですか?

生きやすくなるとは

先程、自由な生き方が楽しそうという話をしました。

実際、自分と向き合っていくと、わだかまりが解消され、呪縛からも解放されるので、数週間は幸せを感じやすいでしょう。
でも幸せの感覚ってそう長くはもたないんです。
なぜなら人は慣れてしまうから。

じゃあ「生きやすくなるって何?」って思いますよね。
ここでの定義は
「生きやすい=日常の些細な出来事に感謝できること」
これこそが幸せなんじゃないかと。

仕事できるのもありがたいし、友人がいてうれしいし、空がきれいなのも穏やかな心になる。
生きていることを嚙みしめる。その中で自分のやりたいことを淡々とやって充実した日々を実感する。今に集中する。

そしたらモヤモヤもなくなり生きやすくなると思うのです。

自分の手で変えていく

では、幸せになるために自分と向き合うってどういうことでしょうか。

・マインドセットを変える
・自己肯定感を上げる
・物事のポジティブな面を認識する

パッと思い浮かぶのはこのあたりでしょうか。

多くの人が自分の本音に向き合わず、だましだまし生きています。

・本当はもっと周りに貢献できる仕事をしたい
・音楽や絵画などクリエイティブなものを突き詰めたい
・ただただ平和な日々を送りたい

これらの本音にフタをし、見ないようにしているのです。
若い頃はエネルギーがあるので、本音にフタをしていてもそれほど気になりません。

しかし、年齢を重ねるごとにフタを押さえるエネルギーがなくなり、本音を怒りや悲しみに変換して他者にぶつけてしまう人も出てきます。
自分と向き合う恐怖から、パワハラやモラハラ、いじめなどに走ってしまう人もいます。

それを受ける側はたまったもんじゃないですよね。

エネルギーがなくなっているからもう無理だ。
と思う人もいるかもしれませんが、今日がいちばん若い日です。
40,50,60代でも遅くありません。
人生はいつだって自分の手で変えていけるのです。

まずは自分がどういう思い込みや価値観を持って生きているのかを知る必要があります。

過去を置き去りに

あなたは過去を置き去りにしていませんか?
過去の自分にNGを出し「嫌いだからあっちへ行って」と冷たい言葉を浴びせていませんか?

そのような人ほど、きっとこれまで一人で戦ってきたのでしょう。
誰もあなたのことをわかってくれなくて、頼れる人もおらず、必死に耐えてがんばってきたはずです。
めちゃくちゃえらいです。
誰にでもできることではありません。

ここでお願いしたいのは、そんなあなたをあなた自身が受け入れてほしい、ということです。
ここまでがんばってきたあなたがいるから、今ここに存在し、こうしてこの記事を読んでくれています。

「受け入れる?よくわからない」
そういう方はまず、この記事をここまで読んだ自分を労わってあげてください。
「現状をなんとかしようとしているんだね。えらいね」
「途中で投げ出さずにここまで読めてがんばったね」

どんな小さなことでもいいんです。
「今日も起きれたね」「歯磨きできたね」
「すごいね」と自分を褒めてあげましょう。
自分で自分のお世話をできるってすごいことなんですよ?
だからあなたもすごいんです。

自分の本音

ここでは、自分との向き合い方を書いていきます。

自分一人でもできますが、誰かに壁打ちをしてもらったり、生い立ちを振り返る方が「わかってほしい」という気持ちを成仏させられます。
「自分のことを受け止めてくれた」という感覚が、これからの安心につながってくるでしょう。ぜひ誰かに相談してみてください。

まずは自分の生い立ちを0歳から覚えているだけ書き出してみましょう。
本音にフタをしてきた人は、ネガティブな場面を思い出したりマイナスなとらえ方をしていることが多いです。

例えば私の場合、
「大学生のとき、所属していた部活の部長になったが、大きなプレッシャーとストレスがのしかかり、泣きながら練習に向かっていた」
という出来事がすぐに思い出されます。

しかしポジティブにとらえると、
「責任感が強いという性質が上手く働き、部長として挑んだ大会の運営が上手くいき同時に友達も増えた」
と、部長であったことも悪くはなかったな、ととらえることができます。

このように、暗闇ではなく光の部分に目を向けてあげましょう。
最初は難しいかと思いますが「この出来事をポジティブにとらえたらどうなるだろう?」と思考の練習をするうちに、思考のクセが直り、ポジティブな面を見れるようになってきます。

私のカウンセリングで大切にしているのもそうです。生まれてからずーっとネガティブな人はこの世にいません。一瞬でも愛に溢れた時間があったり、笑顔でいることがあったはずです。それを探すことであなたも「本来の自分」を取り戻していきましょう。

幸せでいることに許可を出す

出来事に対して一つひとつ丁寧に寄り添い自分の味方になってあげることで、あなたらしくいることに今のあなたが許可を出せます。つまり、自分の人生を生きられるようになるのです。

私は先日とってもイライラすることがありました。同僚の対応が気に入らず、仕事終わりに頭に血が上りました。

このとき、思ったんです。
「私は何に対してイライラしているんだ?」と。

よくよく考えてみると、そのイライラは悲しみから来ているんだとわかりました。
同僚に雑に扱われて悲しい。つらい。
そんな想いが心の中を渦巻いていました。

そこで私がしたことはセルフカウンセリング。
私は全力で自分に寄り添いました。
「ほったらかしにしてごめんね」
「いつもそばにいるからね」

そうすると、自然とイライラが収まってきたのです。
私の中の悲しみは落ち着き、もう一人の自分は満足したようでした。

このように自分を癒す経験は、なんとなく恥ずかしい気がしますし、効果があるかどうかいまいちわかりません。

ですが、続けるうちに自分の味方になれて、自分と一緒に「幸せになろうね」と幸せになることを許可できるようになります。

多くの人が無意識に他人と比較し、不幸せな状態です。
幸せになるにはまずは自分を満たさないといけません。
そのためには自分のいちばんの味方である必要があります。

それらの努力がいつか開花して、自分の本当の味方になれる日が来るでしょう。

まとめ

ここまでHSPの人が幸せになる方法を解説してきました。

自分をありのまま受け入れ幸せになることを許可する。
かんたんなようで難しいですし、人によっては年単位でかかります。
それでも「幸せになりたい」という強い気持ちがあれば、周りの人の力を借りながら、乗り越えていけます。

私も毎日自分と向き合ったり時には逃げてしまったりしながら、それでも前を向いて生きています。
あなただけじゃないですし、私はあなたの味方です。
あなたの夢や目標を全力で応援します。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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しらす

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