いじめ隠蔽・告発文２

事の発端は2017年10月4日。膝と掌から血を流した息子が泣きながら帰ってきました。理由を聞くと、下校中に同級生のＳちゃんに突き飛ばされ転んだとのこと。Ｓちゃんは同じマンションの隣の部屋に住む女の子だったので、すぐに手当てをして、息子を連れて話をしに行きました。チャイムを押すとお母さんが出てきたので、「息子がこんなけがをして帰ってきた。Ｓちゃんに突き飛ばされたと言っているが、まずは双方から話を聞かないとわからないので事情をきかせてほしい」と伝えたところ、「まだ学校から帰ってきていない」と言われたので私達は自宅で待機しました。

10分程待つとチャイムが鳴り、Ｓちゃんを連れたお母さんが来ました。「確認は取れましたか」と尋ねると、「なんかあ、からかわれて頭にきたからやっちゃたって言ってるんだけど。」と言うので、Ｓちゃん本人に「本当にやったの？」と聞くと、黙って頷きました。続けてお母さんが「それでうちも結構やられてるみたいで。」と言うので、「何をですか？いつ？」と尋ねると、「しつこくからかわれたり引っかいたりされてる」との事でした。

その日は天気が良くＳちゃんは半袖でしたが腕に傷は見当たりません。息子がＳちゃんをからかったのが本当だとしても、確かめようがないし、また、大怪我をさせていい理由にもなりません。私は「嫌なことがあれば突き飛ばして怪我をさせずに言ってください」と言いましたが、Sちゃんのお母さんに「いちいち言いませんよ！そんなこと！」と怒鳴られました。Sちゃんにも、「怪我をさせるのはだめだよ」と言いましたが、謝罪の言葉はありませんでした。

その時の会話は録音してあります。息子の傷は病院にいくほどではありませんでしたが、結局治るのに２週間ほどかかりました。また、その翌日から、２学年上に在籍しているSちゃんのお兄さんであるＲくんから嫌がらせが始まりました。これが約２年間に及ぶ長い戦いの始まりでした。