いじめ隠蔽・告発文6

前回の話し合いからたったの1か月でこのようなことが起きたので、R君の担任には「これ以上続くようなら警察に被害届を出します」とお伝えしました。その日、息子は一刻も早く帰りたい気持ちを必死に抑えて、R君の担任に、受けた被害を説明しました。そこでようやく、T校長も含めた話し合いが行われることになりました。

翌日の放課後、R君の母親は、話し合いが始まってから15分以上経ってようやく学校に到着しました。R君の担任は息子に再度、被害のことを話すように言いました。被害状況について何度も繰り返し話をさせられるのはとてもつらい作業です。息子はずっとひざ掛けの裾を握りしめていました。

こちらからは、「何度も担任の先生から暴力や暴言について注意されているのに一向に改善が見られない。最初にsちゃんにさせられたケガも全治二週間と重いものだったし、R君からの暴力は朝礼台の角に頭をぶつけそうになったこともあるなど、命の危険があるので警察に被害届を出します。」と伝え、sちゃんに突き飛ばされた時のけがの写真も見せました。

これに対しT校長は、「あ~、この写真は他の先生たちも見たのぉ~?」と聞き、R君の担任が「はい」と頷くと舌打ちをしました。そして「怪我をさせられた親御さんの気持ちもわかりますけどR君はこの一年でとっても目覚ましい進歩を見せているからぜひチャンスをあげてほしい」と言いました。もう何度も暴力行為と注意がくりかえされ、まだ「チャンスをあげて」という発言は、管理職として今後起きるであろう事態を充分に予測できていないのではないかと思いました。


そしてR君の母親は「Rも悪いですよ。でもうちだってSがあなたに睨まれて怖いって言ってるんです。」と言いました。

話を聞くと、私が登下校中に付き添いをしていることについて、sちゃんが「睨んできて怖い」と言っているらしいのです。私は、「人目がなくなった途端に暴力を振るわれるのであれば付き添いはせざるを得ないし、私の視力は0.1以下なので、何人もすれ違う子供の中からsちゃん一人を見つけ出して睨み続けることは不可能です。」と説明しました。

この会話を聞いてT校長はため息をつき、「こういうのは女親じゃなくて男親のはなしあいだからね~・・・」と言いました。

話し合いの席で、こちらからは事実のみをお伝えしており、感情的なことは一切発言していないにも関わらず性差を指摘するのは場合によってはセクハラにもなり兼ねないし、今後の安全対策について何も具体的な提案がなされなかったのは管理職として極めて不適切であると言わざるを得ないと感じました。



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