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双子のような貴方へ

僕は貴方を双子のようだと思っている。
もちろん貴方が先に産まれて僕が後。
圧倒的IQの差。できることの差。
なにもかも全て、貴方の方が上だ。
それでも、できない僕を補うように貴方はそばに居てくれた。

僕は、
貴方と切っても切れない縁があると思っている。


僕は貴方の幸せを願っています。
縛ろうだなんて傲慢、思ってない。
いうならば、縛りたくない。
だから僕はいつも黙ってる。
僕が思っていることが貴方に伝わっていようとも、僕はそれを言う権利はない。
だってそうでしょ?
僕達は双子なんだから。
僕は貴方の幸せを願っています。

僕は子供です。
感情に動かされている。
感情に、支配されている。
口先だけの子供。
言ったことをすぐに忘れる子供。
まるで、
勉強頑張りたいから塾に通いたいと言うから通わせたのに、通い始めたら勉強嫌だとサボる子供のよう。
ただのわがまま。
調子がいいのは最初だけ。
でも、僕はもうそんなの辞めにしたい。
辞めにするんだ。
それでも。まだ。
僕は子供です。

僕は勝手に、
僕らは似たもの同士だと思っている。
でも少し、貴方もそうだと思ってるんじゃないか。
学校でのキャラ作り、
嫌なことがあったり疲れたりすると顔に出る、
相手に気を使う、
相手が自分のことどう思っているのか気になる、
相手の感情に入ってしまう、
相手と話してるとその相手の性格となって話してしまう、
相手の価値観と合わせて喋ってしまう、
そして、人間が嫌い。

双子でも価値観はそりゃぁ違うもんだ。
でも、仕草や行動は似ている。
僕らはよく喋る時に手を動かす。
そして少しオーバーなリアクション。
音楽を爆音で流して首を振るし。
頭の中の情報を整理する時は独り言を言う。
考え事をしてる時は遠くを眺め。
そしてなんもないという。
意味もなく夜一人で歩いて。
そして、誰かに助けを求める。
僕は勝手に、
僕らは似たもの同士だと思っている。

もし、僕らは前世からの縁があったなら、
僕は来世でも貴方と会いたいと思っています。

そして僕はその縁を信じます。

僕は変わるよ。
後悔なんて山ほどあるけど。
勇気なんてこれっぽっちもないけど。
まだまだ子供な僕だけど。
貴方には見ていてほしい。
僕が感情に支配されていない姿を。
一緒に、コージコーナーのケーキでも食べながら。
また、お互いが好きなサンリオとかファッションとかそういう話でもしながらさ。
変わってどうするのって。
そんなの、"幸せになる"に決まってるじゃん。
だから、
僕は変わるよ。
その縁を信じているから。


貴方がどう思っているのかは分からない。

けど僕は、

貴方と切っても切れない縁があると思っている。

そして

僕は貴方を双子のようだと思っている。

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