My favorite100 #09　紙とペン

こんにちは、はじめまして。なぁこと申します。
2021年は「継続していく」ことを目標に掲げ、毎週ただただすきなものを100になるまで紹介していくという連載を年始からはじめました。ランキングではなく、リストから気分でピックアップしてテーマを決めております。
このnoteを偶然見つけ、読んでくださった方のなかに、おなじものがすき！って方がいたらうれしいな〜！という気持ちで更新中です。
先々週と先週、＃8にもとりあげたシンエヴァを2回観まして、この2週間延々と宇多田ヒカルをループして『プロフェッショナル』を観てエヴァのことを考えているという、いやいや待ってくれ、ぜんぜん「さよなら」できてないですやん…！という特殊な状況下で「やべ～なんも出てこない、文字打てね～」（大の字）ってなってるんですけど、やると決めたのでやります。
一緒に行った家族に「わたしこの2週間宇多田ヒカルしか聴いてない」って申告したら「わたしもOne Last KissとBeautiful Worldと桜流ししか聴いてない」って言われたのでたぶんそういう人もほかにいるんじゃないかと。4DXの初体験をエヴァに捧げたいので、たぶんもう一回行きますね。

＃09　紙とペン
手書きがすきです。
まず手帳。スマホのほうが便利かなとそっちでスケジュール管理していたこともあったのですが、ここ最近はずっと紙製の手帳を使っている。

今年は『エルコミューン　MATOKA』すずらんのグリーンを選んだ。毎年10月くらいから来年の手帳を選ぶという行為にわくわくします。
たぶんスケジュール管理だけならスマホでもできないことはないんだろうけれど、おもに日記やメモとして使うのでやっぱり紙の手帳のほうが使い勝手が良い。思いついたときにすぐにメモするのはスマホのほうが便利だし、きっと早い。でも、手帳を見返すのもすきなんだよな。何年か分を順番に読むと、相変わらずなところやちょっと変わったなってところがあったり、今、自分のなかでスタンダードになりつつある考え方のきっかけがここにあったんだなと気がついたりもしてけっこうおもしろい。あと何回も自分に言い聞かせてるような文言があったり。紙に書いていると、文字が荒れていたりするのもわかるので、なんだかすごく正直。それも味わい。
フリースペースが多いほうがいいので、ほぼ日手帳を勧められたりもするのですが、ただひたすら文字を書いているだけなのでほぼ日手帳を使いこなせる気はしないです。コラージュやイラストで素敵に彩っている方のほぼ日手帳の写真を拝見するのは大好き。
手帳に限らず、ノートでもいいしなにかに使ったコピー用紙の裏でもいいんだけど、創作のためのなにかを考えるとき、わたしは絶対に紙じゃないと無理です。それに絶対にシャープペンシルか鉛筆。たまに小説書くことがあって、プロット考えるときや、場面を細切れに決めたいとき、ペンよりもどんどん広がったりふくらんだりする。この現象に名前がついていたり、なにか脳科学的に証明されていることはあるんだろうか。紙に書くことはともかく、シャープや鉛筆でなくちゃならないことはあまり同意得られたことがないので、単にわたしの癖みたいなものかもしれないけれど。
だけど文章自体は原稿用紙に書くわけでもなく、ＰＣで打って完成させていくから、アイデアだったり漠然としたものを出していくのに限ってはそれが有用ってだけなのかもしれない。で、そのときは尖った芯より、ほのかに丸みが出ている芯のほうがより良いです。
ちなみに試験勉強のときも書いたほうが覚えられるタイプだった。単語帳や赤シートで暗記することが苦手だったので、やっぱりわたしの癖なのかもしれません。でもやっぱり紙に直接書くのはすきだな。紙をすべっていくペンの感触がそもそもたまらないのです。

最後に最近お気に入りの紙の相棒を紹介します。

『トンボ鉛筆　MONO graph　スモーキーカラー』
これの左から二番目、スモーキーベージュを愛用中。めちゃめちゃかわいくて、全色欲しかったくらい。書くための手はひとつ理論で我慢しました。よくコスメ、とくにリップを買うとき、物欲に言い聞かせるために用いる理論です。口はひとつしかない…
おそろいのカラーの消しゴムとスティックのりも出ていて、おそろいでほしくなる…ただ、消しゴムあんまり使わない。消さない。書き足す、二重線で消す、マインドマップみたいに伸ばしていくから。

『PILOT ゲルインキボールペン　ジュースアップ』
これ！！人生で出会ったボールペンの中で一番愛してる！！
すごく書きやすいです。値段的なことも含めて、いろいろ使ってみて書きやすいペンはいくつもあったのですが、このペンを使って以来、これしか使えない体になってしまった…職場のスタッフにも勧めたし、お客様から「なにか書きやすいペンないですか」って訊かれることがあればだいたいこちらを勧めていたりする。軸の重さや握るときのバランスが物を言うのではなく、ペン先そのものが優れています。一生なめらか。
仕事では黒、手帳にはブルーブラックを使用中。書き味に好みはあると思うけれど、もし書きやすいペン迷子の方がいたら、一度使っていただきたいペンです。

いや～なにも出てこない、文字打てないって言ってたのに2000文字も書けたわたしえらい！！