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My Favorite100#17 競馬

こんにちは、なあこと申します。
2021年は「継続していく」ことを目標に掲げ、毎週ただただすきなものを紹介していくという連載を年始からはじめました。ランキングではなく、リストから気分でピックアップしてテーマを決めております。
このnoteを偶然見つけ、読んでくださった方のなかに、おなじものがすき!って方がいたらうれしいな〜!という気持ちで更新中です。

#17 競馬

ウマ娘からではないんだけど書くならこのタイミングかなって思っていた。
昨日ダービーがあったからです。仕事の休憩中に馬券買おうと思ってたら、買い替えた手帳に即PATの番号控えてなくて3連複拾えたはずが無に消えた。
こういうときにかぎって予想が当たってしまうのもまたよくある話、というかんじでちょっとへこむ。

数年前に『人生でやってみたいこと100』を作ったときに「有馬記念を体験する」って書いた。競馬が身近じゃないころでも、有馬記念って年の瀬最後のお祭りってかんじですごく盛り上がっているのは知っていたし、強い馬の名前くらいは目にする機会もあった。それでもどうして体験したいと思ったかはよく覚えていない。たぶんなにかふっと湧いたんだと思う。年末に大盛り上がりするレースだし、人生に一度くらいはわたしも競馬というものに参加してみたいとかそれくらいのことだったんじゃないかなあ。あと、多少ギャンブラー気質なところがある。これは自覚している。
だけど、いきなり馬券買うなんてハードルが高すぎて、とりあえず過去のレース動画をいっぱい観てみよう!って観始めたら、つやつやの馬体にたてがみと尻尾をなびかせて疾走する馬と、最後の直線での競り合いがかっこよすぎて夢中になってしまった。
沸き立ち、熱狂し、ひたすら感嘆する、そういうたぐいの感情体験が先行していたなかで、まったくべつの感情をもたらす馬とレース動画に出会った。
それは2007年の第74回ダービー。リアルタイムで知っているわけじゃないので、好きなレースと呼んでいいのかは微妙なところだし、長年競馬を知っているひとと競馬の話になったときに、正直ちょっと言いにくいこともある。
でもめっちゃ好き。ウオッカの勝ったダービー。
競馬で感動して胸が詰まることなんてあるんだって思った。なんなら観返すたびに泣いちゃうこのレース。2009年安田記念の、ゴールまでわずかなのに馬群のすきま見つけて抜けてくるウオッカも倒れそうなくらいしびれるし、ウオッカの勝ったレースって劇的な展開のものがいくつかあるけれど、やっぱり牝馬で64年ぶりに勝ったというダービーは特別に見えた。
安直な言葉をあまり費やしたくないので短くまとめると、わたしにとってはすごく勇気と強い気持ちをもらえる2分24秒。
名レースと呼ばれるものはどれも揺さぶられるものがありましたが、競馬というものを本格的に好きになったのはこのレース動画を観てからです。
生きてるってどこに心を動かすものが転がっているかほんとわかんない。

そこから過去ではなく現在のレースや馬もチェックしたり、雑誌読んだりして(はまるとかたちから入るタイプすぎる)、馬券デビューしたのは忘れもしない、2018年有馬記念。軸1頭ながしという買い方を詳しいひとに教えてもらい、この子かなーとかあの子入れようかなーとかいろいろ悩みつつ絞り、それが当たったので喜びもひとしおだった。ビギナーズラックというものはほんとうにある!
ただ、それ以来大きな当たりは残念ながら手にしていません。

わたしが馬券を購入するのはGⅠレース。日曜は基本的に仕事のため、リアルタイムで中継を観ることができず、結局今も動画で後追いばかりだけど、このさき競馬場にまた制限なく入れるようになったら、大歓声に埋もれて生で観戦するのがちいさな目標。休みもとってね。
その日のために『人生でやってみたいこと100』のリストに「競馬場でレースを観戦して応援する」を書き加えておくことにする。

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