見出し画像

お昼を食べそこねただけで死ぬほど損してる気分になる高田です。

今日は午前中に各店支店長を交えてサロンミーティング。毎月題材の課題本から、あれやこれやと考えを伝えていく会です。
傍目からみたら「無駄じゃね?」と思えるこんな会も、自社はまだまだ形から入らないとコミュニケーションが円滑にならないのでやった方がメリットあると思い継続しています。ですが、やはり社内では「そんな話より目の前の仕事」派もいるわけで、当初から3、4人くらいは脱落しています。

今日は今月から支配人に着任した若手が参加!
27歳。ベビーフェイスなので幼くみえるけど、ほとんど私と変わらないじゃないか!と無理やり若者寄りにもっていきました。ZOOM画面越しに皆が苦笑いしてました。おい。

ところで、着任したての時って、自分のできるできないもわからないまま突っ走っていくことが多くないですか。わたしはそうでした。


とりあえず言われたことはイエスでやる!

部下から相談は全部解決させてあげる!

設備が壊れたら直るまで泊まり込みで設備を見守り、業者さんとの折衝もする!

シフトに穴が空いたら自分が入る!!

予算もとにかく絶対になんとか達成する!

そんなことを一年ほど突っ走って、なんとなく後半に「あれ?もしかしてコレって苦手かも。できないかも。」というのがポツポツ出始めます。
客観的にみてたら、確実にオーバーワークだったり、無茶してたりするんですが、空回り期間は周りの心配の声なんて聞こえません。なにが一番聞こえるかといえば、

本当に使えない。

こんなんで支配人になれるの?

前の支配人はこうしてくれた‥

僕にはわかりません、支配人が決めてください。

みたいなやつでしょうか。
こんなもんに耳を貸す必要は全くないのですが、どうしても自分が不安なままスタートしていると、批判のコメントに敏感になりがちです。

今までの我々鎖国文化推奨企業(←)としては、そこから強くなれ。と言わんばかりに

①さらに煽る
②背中を見て育て理論で何も言わない
③潰れるやつは悪と教えこむ
④自分で決定できないやつは不要と教えこむ
⑤でも決定権は渡さない

こんな感じ。そりゃみんな辞めるね。
②に関しては、自分自身がどうしたらよかったかを反省してないから何もできない、という表現の方がしっくりくるかもしれませんが。

お尻に火をつけることが得意または好きなくせに、火消しをしないから大変なことになっていました。いまから支配人になったり、リーダーになる人たちには、このフォロー(火消し)の部分が必要になってくると今日のサロンでは話にあがり、今までとは違う雰囲気の進み具合でなんだか嬉しかったです。

無駄話にしてしまうか、そこから何か得るものがあるかも!と挑むか。

まわりの人間関係によって、人はどんどん変わるということであれば、新しいコミュニティに来た人たちとの交流も、ひとつの風になるわけです。

なんにせよ、あまりにも退職者続出の今の現状をなんとかしないと、この会社に未来はありません。
未来の話を、できればハッピーな未来の話をしたいのです。

そんな会社になっていくといいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?