コーチング#1
一日で一番好きな時間はお風呂で湯船につかりながら30分以上、本や漫画を読みふけることがフラットな状態になれる高田です。
今日は企業におけるコーチングの目的について。
学んだ研修では、
「管理者にとってのコーチングの目的は、部下の目標を達成することにある。そのためには、部下との『目標の共有』と『共に歩む姿勢』が不可欠となる。」
そりゃそうだ。と思う部分ですが、念頭しっかりこれを理解すること。ポイントは自分の目標でなく、部下の目標を達成するために背中を押すことが重要です。
よく反省するのは、
・相手が答える前に自分が答えてしまう
・答えを自分が思うように誘導している
は、本当に毎回「ああああ!」と心の中で悔やんでいます。
ここで我慢できないのですよね・・・。
相手が答えるまで待つ。
1分かかるなら、1分待つ。
例えば、「今回、結果が予測より下振れだった原因は何だと思う?」という質問を投げかけた時、相手が「う~ん、そうですね…」と考えます。
その時、「多分、〇〇ではないでしょうか」と答えを出してくれた時。
上司A:「いや、違うでしょ!△△の方が原因でしょ?」
上司B:「そっかそっか、他には何かない?」
どちらの上司に、考えて答えたくなるか、は明白ですよね。
コーチングのポイントは「自分で考えさせて自発的に答えを出す」というところです。ついつい教えたがりになってしまいますが、それではただのイエスマンが完成するだけで、チームとしては全く機能しません。
ただし、時間は有限ですから、何分も「う~ん、う~ん」と考えていることを待つのも無意味です。
その時には「ヒント」を与えるまでに留めること。
ここで管理職って、「いや、■■が原因じゃない?」と答えを出してしまいがちですが、答えを出してはいけないのです。
あくまで自発的に答えを出すよう、考えさせる。
なので、「例えば、企画段階で不備はなかった?」とか「もしかして、販促物の不足や範囲に問題はなかった?」とか。ヒントを与えて答えさせる。
時間、かかりますよね~~~
誰しもが有限でおんなじ時間を共有しています。
「忙しいから」「今、時間ないから」という言い訳をする上司は最悪です。チームメイトからの発信を蔑ろにするようでは、チームとしてうまくいけるわけがありません。
実際に忙しいのであれば、「今忙しくて真剣に聞けないから、あと10分待ってくれる?」などを提案してあげればOKです。実際に私もそうしてます。そうすれば、お互いに納得いく状態で話ができます。
自分自身のためだけに使うのではなく、人のため、ひいては一緒に働くメンバーのためには、ちゃんと使いどころを見極めていきたいものです!
今日のまとめ。
待つ。相手が考える時間を与える。
ただし時間は全員に有限なので、考えさせるスピードをコントロールする。あくまで相手からの自発的返答を最優先とし、待つ。待つ。待つ。
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