何者でもない大人。ふらふら生きたい。

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急にエッセイ的なものを書きたくなった

午後十一時、天気は晴れ。凛とした冷たさの中、紺色のキャンバスで星が瞬いている。 そんな夜空を空想しながら今この文章を書いている(夜空に背を向けているので実際晴れているか分からない)。 急にエッセイ的な何かが書きたくなった。 ここ最近小説書きに再燃していることが関係しているかもしれない。あるいは他の人間の物語を書いているから自分の話をしたくなったのかもしれない。 どっちにしろエッセイ的な何かを書きたくなったことにかわりはない。 自分のことを話したくなくなる時がある。 貝のよ

    • 5月3日

      5時。寒くて目が覚めた。 布団の衣替えはまだ早かったか……昨日の暑さを信用性してはいけなかった。 * 10時。三度寝からの起床。 風が強いらしい。シャッターをノックし続けている。 今日はちゃんと規則正しい生活をしたかったのに、スタートがすでに出遅れた。 洗濯機を回しながらTwitterを開くと、「動作表現類語辞典」なるものが目に入った。 https://www.amazon.co.jp/dp/B082TYLBBN/ref=cm_sw_r_apa_i_uVIREbHE4V

      • 5月2日 何もしない

        8時起床……したものの、1時間くらい布団の中にいたので9時起床が正しいかもしれない。 なんだか新しい服が欲しくなって、手持ちの服を見ながらオンライン購入。 ついでに衣替えもした。収納用品が足りない。 無印良品の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」が好きで使っているけれど、ジャストサイズが在庫切れ。店舗に行けばあるのかもしれないけど、そのために着替えなきゃいけないのも面倒で、オンライン在庫復活を待つことにする。 * 朝食の食パンを食べたら「何もしない」を実践することにし

        • 真夜中に思うこと

          風が低く唸る声がする。 唯一聞こえる冷蔵庫の稼働音は、風とは全くアンサンブルにならない。 音は聞こえるのに耳は静寂の痛みを感じる。 真夜中だ。静かな真夜中だ。 数刻前は朝陽に目を細めたのに。 数刻前は白色灯に目が眩んだのに。 数刻前は星々に目を奪われていた。 一体いつからこんなに、世界は加速したのだろう。 * 楽しいことがあって、面白いことがあって、 つらいことも苦しいことも一緒にあったはずなのに。 その記憶を忘れていくなんて、なんて勿体ない。 そう思ったら、気づい

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          9本

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          面倒を愛する

          手間になることは極力したくない。 可能な限り無駄な動きを省いて自分のやりたいこと(主に趣味)に時間を費やしたい。 最低限の力で生きられればいい。 けれども、最近ハマってしまったことがある。 お弁当作りだ。 お弁当の中身は決めている。 ご飯半分、おかずは2品。主食と副菜。 主食は前日の夕食を多めに作る。 副菜は作りおきを詰める。 全てがどうでもよくなったり(たまにある)、前日が外食などでどうしてもおかずを作れないときは無理せずに、冷凍食品を使う。 ご飯は決まって白米と

          面倒を愛する

          なにもしない日にすること

          普段、休日も家にいないことが多い。 理由としては、趣味の演奏活動だったり、アニメ等のイベントに行ったり、買い物したり。 平日はあまりプライベートの時間が取れない分、外で済ませるいろいろな予定をここぞとばかりに詰め込む。 ただ、月に1~2日は予定もなくて家に籠っている日がある。 そんな日は何もしないかというと、一応何かをしている。 義務的なものではなく、あくまで「自分の心身をフラットに保つため」だ。 例えば、溜めているアニメを観る。 毎期大体5本以上観ているものの、後から

          なにもしない日にすること

          ほんのちょっとの勇気

          「大丈夫ですか」 白杖を持っていた人に声をかけた。 その人は建物の突き出た柱にぶつかってしまっていて、前に進むのが大変そうだった。 「お店の入口を探しています。ここは閉まってしまったのでしょうか」 ぶつかってしまっていたのではなく、入口のあるところだと思ったそうだ。失礼なことを思ってしまい反省した。 先ほど入口の前を通ったら、入口は閉まっていて、貼り紙がしてあったことを思い出す。内容は詳しく読んでいなかった。正しい情報を伝えないといけない。 「今いる場所はお店の入口で

          ほんのちょっとの勇気

          12月29日(土) 自宅にて

          珍しく早く起きたので、日の出を待っている。 部屋の一番大きな窓は空が大きく見えるからお気に入りで、たまに日の出や日の入りを眺めることがある。 今日の空はなんとなく不思議だ。 地平線に近い空が海のように見える。 日の出間近でオレンジ色にうっすらと色を変えた空と、淡い青空がくっきりと分かれていて、オレンジ色の部分が海のよう。 灰色に浮かび上がった雲は、まだ眠りにつく大地の一部。 そんなことを考えていたら日の出の時間だ。 雲ってこんなに綺麗に紅色になるんだ。 今日も1日楽しく

          12月29日(土) 自宅にて

          12月25日(水) めりーくりすます!

          前回の日記からまたちょっと時間が空いてしまった。まぁいいか。 今日はクリスマス。 仕事用の手帳を見ても、プライベート用の手帳を見ても、Twitterを見ても、Instagramを見ても、クリスマス。 浮かれてはしゃいでなんてキャラじゃないしやろうと思わないから、誰かに会うことはしない。 それでも季節感は大事にするほうで、夏休みは絶対かき氷を食べるし、秋は焼き芋を食べたし、冬至の時は「『ん』のつく食べ物」を食べた。 さて、クリスマスは何をしようか。 去年はひとりでクリス

          12月25日(水) めりーくりすます!

          12月13日(金)

          プロジェクターがほしい。 何故か急に思い立って調べた。 きっかけは何だったか。 確かInstagramで見たんだっけか。 横を向いたら白い壁が視界に入ったことも関係しているし、その反対側にいい感じの高さのカラーボックスを置いていたことも関係している、と思う。 自宅に今テレビはない。 スマホにワンセグテレビが付いているし、普段見たいものはインターネット配信している。 欲しいとは思いつつも何となく事足りてしまっていて、(値段の高さも相まって)「いつか買う」くらいに考えていた

          12月13日(金)

          12月12日(木) 電車の中で

          今日も仕事をした。つかれた。 長年同じ仕事を続けていると「なんでこんなに自分はできないのだろうか」と悶々と考えてしまう。 ただ、その『できない』とは『自分から見た他の人と比べて』なので、あまり信用できない。 日々こつこつと、考えながら仕事をしよう。そうしよう。 電車内のアナウンスが急に早口になってびっくりした。 駅員さんのアナウンスではなく、よくある自動音声(?)のアナウンス。 駅名のアナウンスは、余裕を持って、聞きやすいように、区切って、アナウンスをするのに。 なぜ駅

          12月12日(木) 電車の中で

          12月11日(水) 日記なら書ける気がした

          勢いで始めたものの、なんとなく続かなくなってしまったnote。 「続かなくなってしまった」=「noteを書こうと思えない」のだと思う。 これまでのnoteを振り返ってみると、なんだが自分のようで自分ではない感覚になり、なんと無く読むのが気恥ずかしくなってしまった。 無理してタメになることを書こうとしていないか? 本当に書きたかったことを書いているのか? スキの数を気にしているのではないか? 自分が求めていたnoteは何だろう? 私が書きたかったものは何だろうと思ったとき

          12月11日(水) 日記なら書ける気がした

          noteの1年目を振り返る

          紅葉。焼き芋。北風。 ちょっと前までは「暑い」と思っていたのに、あっという間に「寒い」という言葉がぴったりの季節になっていた。 1年前の同じような日に、私は初めてnoteに投稿した。 読み返したけれど、気恥ずかしさしかない。 『何か』を書き残したい。 『何者』でもないことを肯定したい。 あわゆくば、広いネットのこの海で 『誰か』に見つけてほしい。 素晴らしいこともためになることも書けない中で、ただ書こうと思い立った。 あの日から、『私』は始まったのだと思う。 今で

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          抜け出すためのひとりごと

          今日は久々に過ごしやすいなと思う気候だった。 汗でべとつかない身体は爽快で、冷えやすい体質だからか少し冷たくなっている。 それなのに、身体の中はどろどろのマグマのようになっている。 *** 久々に「あ、負けるかも」と意識してしまった相手が出来た。 私の好きなものと似ているものが好きな人。 けれど、その人は「好き」に対しての言語化がすごく上手いと思った。 「○○のこういうところが好きなんです!」 「○○っていいですよね」 「××が好きなら△△もおすすめです!」 競

          抜け出すためのひとりごと

          ブレイク・タイム

          お気に入りのマグカップに紅茶を入れて、ソファでぐっと伸びる。 10年くらい前によく聴いていたアーティストの音楽に身を揺らしながら、窓の向こうに広がる青空を視界に映す。 たまにiPadで絵を描いて、疲れたら文章を書く。 数カ月ぶりのこの『家にいる時間』が、どうしようもなく心地いい。 * 平日はもちろんのこと、なぜか休日も忙しくしていることが多い。 本当に不思議なことなのだが、気づいたら予定が入っているのだ。 予定はさまざまで、私用で出かけることもあれば、友人たちが企画した

          ブレイク・タイム

          またゆっくり歩き始める

          リュックを背負った瞬間、「あ、軽い」と思った。 約3ヶ月背負い続けたモノから、一瞬だけ、解放されたのだと思った。 久々にnoteを書いている。 今まで何をしていたかといえば、とある資格試験の勉強をしていた。ちょうど3月、noteの更新を止めた時期からだ。 その資格は昔受験して唯一落とした資格試験で、今回がリベンジマッチだった。 人生の中で必要ではない資格だけれども、それを取得することによる知識の定着と、その上に取りたい資格があることが、今回のリベンジマッチへの意欲となっ

          またゆっくり歩き始める