モノレール沿線のイベントへの行き方

モノレールはすごい混雑

GWに突入し気候も良く、千葉公園の芝庭オープンが重なり千葉都市モノレールの混雑が著しい。この時期のモノレール沿線は非常に混雑する。
近隣のイベント類を上げると
市役所前:アルティーリ千葉(ポートアリーナ)
千葉公園:芝庭オープン
スポーツセンター:各種スポーツイベント。特に春季高校野球
動物公園:千葉市動物公園
と、千葉駅~動物公園間がすごく混雑する。特に動物公園は家族連れの利用が多く、時間帯によってはベビーカーが1編成に10台といったような状況も発生する状況である。
実際積み残しも発生するような状況なので、各所へのモノレール以外の交通手段をまとめてみた。

市役所前

市役所前はアルティーリ千葉の本拠地であるポートアリーナの最寄り駅になっている。市役所前からは徒歩8分程度だが、京成千葉中央駅からも徒歩10分程度で到達できる。
また、JR千葉駅や千葉みなと駅からも20分程度かかるが歩ける。バスもあることにはなっているが本数が少なく各駅からの徒歩をお勧めする。

千葉公園

千葉公園はもともと千葉駅から徒歩でもアクセス可能だ。千葉公園通りを歩いて10~15分程度で、公園通りに飲食店もあるのでモノレール混雑時は徒歩をお勧めしたい。
もともとバス路線(千葉駅~京成稲毛駅、千葉駅~千草台団地~スポーツセンター駅)もあったのだが、すべて休止または廃止となってしまった。
少し遠回りにはなるが、千葉駅北口から西千葉駅経由千草台団地行きのバスを利用する手もある。弁天四丁目で降りて少し歩くと到達するが、30分に1本と本数はそんなに多くなく弁天四丁目からも若干遠い。
自家用車でのアクセスも比較的良い部類にあたる。Yohasアリーナ前の第一駐車場と芝庭前の第二駐車場を合わせると400台以上のスペースがあり、1日最大700円の設定となっている。

スポーツセンター

千葉市内でのスポーツイベントといえばここというくらいいろいろなイベントが行われている。もちろんプロ野球はZOZOマリンスタジアム、アルティーリ千葉本拠地のポートアリーナはあるが、高校野球や陸上競技はここが非常に多い。
スポーツセンターはモノレール駅直結で千葉駅から10分、290円と比較的リーズナブル。また、バスも便利で稲毛駅から稲00番台若しくは稲30番台のバスに乗ることでスポーツセンター前まで行くことができる。本数は1日200本以上あるが、穴川IC付近の渋滞もありなかなか時間が読めないところ。運賃は200円となっている。
自家用車での訪問はお勧めできない。近隣にほぼ駐車場がないことに加え、スポーツセンター方面へ入る車が渋滞の原因となっていたり、駐車場がないにもかかわらずスポーツセンターの裏側への迷惑駐車の原因となってしまう。モノレールかバスでの訪問をお勧めしたい。

千葉市動物公園

千葉市動物公園は比較的街はずれの位置にあることから、モノレールでのアクセスが一般的だ。そのためモノレールの大混雑を引き起こす原因となってしまっているのであるが…
モノレールは概ね12分に1本、千葉駅からは340円(ICカードで335円)で所要時間12分となっている。
実はこれ以外にバスを利用するという手がある。先日見かけたときは悲しいほどガラガラで利用が定着していない。
運行会社は千葉内陸バスで、西千葉駅系統と千葉駅系統の2つが存在する。
2024年4月現在の時刻表は以下の通り。
千葉駅発 8:57、10:38、11:38、14:23、15:23、17:08
西千葉駅発 9:45、13:35、16:15
動物公園発(千葉駅行き) 8:34、10:15、11:15、14:00、15:00、16:45
動物公園発(西千葉駅行き) 9:25、13:15、15:55
運賃は西千葉駅から250円、千葉駅から280円と、モノレールより安価だ。時間はモノレールより少しかかるが、混雑も緩いので比較的お勧めできるルートである。
また、千葉内陸バスのみつわ台車庫行きに乗車して動物公園入口で降り、そこから歩くという手段もないことはないのだが、徒歩10分程度要しアップダウンもあるのであまりお勧めはできない。

最後に

現在、千葉都市モノレールの著しい混雑が目立っており、それの代替手段についてまとめた。ポートアリーナや千葉公園は実質的に駅からの徒歩が代替手段となり、スポーツセンターや動物公園は最寄駅からのバスが代替ということになる。ただ、スポーツセンターに対しては日本一渋滞するともいわれる国道16号を経由するため、時間が読めないことも事実である。
千葉都市モノレールは日中12分に1本の運転体制だが、10分に1本程度にまで運転間隔を縮めることができないであろうか。現在は公共交通を担う人材が不足気味であることもあり、実現はなかなか困難かもしれないが、これも一考いただきたいところである。

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