千葉市内からの始発・終電（成田空港始発編/2024年1月）

前回は羽田空港への始発をまとめたが、今回は成田空港への始発をまとめたい。

考え方

基本は成田空港駅をターゲットとする。第二ターミナル、第三ターミナル最寄りの空港第２ビル駅はおおむね2分前に到着。成田空港到着が早い順番に記載する。ダイヤは原則平日ダイヤを記載しているので、休日は異なる可能性があることに留意。

5:40着（3駅）

今回はバスがラインナップしない。実際には京成バスなどが走らせているのだが、コロナによる減便などでほぼ運休となってしまった。

• 千葉4:50始発→東千葉4:52発→都賀4:56発

この千葉4:50始発に接続する列車はなく、この3駅が最も早くなる。
この列車は成田駅に5:21に到着する。次の成田空港行までは1時間以上あるとおもいきや、京成成田まで歩いて5:31に乗ると成田空港5:40到着となる。

6:05着（11駅）

こちらは、京成千葉線各駅と、西千葉～新検見川が該当する。

• 西千葉4:48→稲毛4:50→新検見川4:53　　→幕張本郷4:58着/5:02発→京成津田沼5:05着

• 千葉中央4:48発→新千葉4:50発→西登戸4:51発→みどり台4:53発→京成稲毛4:55発→検見川4:58発→京成幕張5:00発→京成幕張本郷5:02発

どちらのルートも京成幕張本郷で合流、京成津田沼発5:14→京成成田5:50着/5:55発→成田空港6:05となる。

6:15着（6駅）

これはあまりにも意外であった。蘇我～幕張豊砂の京葉線各駅が該当するのだが、そのルートが驚きである。

• 蘇我4:50発→千葉みなと4:54発→稲毛海岸4:57発→検見川浜4:59発→海浜幕張5:02発→幕張豊砂5:04発

この列車は新習志野5:07着となる。ここからなんと5:11発の武蔵野線に乗り換え、東松戸5:28着。成田スカイアクセス線5:41に乗り継いで成田空港6:15着である。かなりの遠回りに見てこれが最速となる珍しい例。

6:30着（12駅）

これは、千葉5:46発の始発快速成田空港行を使うルートでかなり広いルートになる。

• 浜野5:28発　→千葉5:38着

• 土気5:24発→誉田5:28発→鎌取5:32発→本千葉5:40発　→千葉5:43着

• 千城台5:35発→千城台北5:36発→小倉台5:38発→桜木5:40発　→都賀5:42着

• 動物公園5:27発→みつわ台5:29発　→都賀5:32着

• 市役所前5:39発　→千葉5:42着

千葉からは5:46（都賀は5:50発）の快速に乗車、成田空港6:30となる。

7:03着（13駅）

残る駅はすべて7:03着となる。

• おゆみ野5:36発→学園前5:39発→大森台5:43発→千葉寺5:45発　→千葉5:51着

• 県庁前5:50発→葭川公園5:52発→栄町5:53発　→千葉5:56着

• スポーツセンター5:36発→穴川5:37発→天台5:39発→作草部5:41発→千葉公園5:42発　→千葉5:46着

千葉6:12の快速に乗車、成田空港7:03着。

実際のフライトはどうなっているのか？

最速で5:40に成田空港到着となるわけだが、実際の早朝フライトは以下のような感じになっている。（2024年1月時点）

• 6:00　スプリングジャパン　IJ213便　ハルビン

• 7:00　ジェットスタージャパン　GK201便　大阪(関西)

• 7:00　Peach　MM541　奄美大島

• 7:15　Peach　MM519　福岡

• 7:20　ジェットスタージャパン　GK503　福岡

• 7:20　ジェットスタージャパン　GK611　熊本

• 7:30　ジェットスタージャパン　GK103　札幌(新千歳)

• 7:30　ジェットスタージャパン　GK601　大分

• 7:30　Peach　MM531　石垣

• 7:40　ジェットスタージャパン　GK203　大阪(関西)

• 7:45　Peach　MM561　札幌(新千歳)

ずらっと並ぶLCCの出発だが、仮に千葉を始発で出て5:40に到着してもIJ213のハルビン行に乗るのは難しい。ただこの1便のみであとは7:00以降出発であることから千葉駅近辺で夜を明かし、そのまま始発で成田空港を目指すのは一つの手であることがわかる。一般のFSCに該当する国際線の出発は8時30分を過ぎるまでないので、千葉市内各地からでも十分間に合う。

まとめ

バスが最短となっている羽田空港とは対照的に、すべての駅から電車のほうが早い結果となっている。出発時刻からしても始発で目指すことで十分間に合うのではないだろうか。