さんかく窓の外側は夜

予告の時から画の綺麗さで観たいと思った映画でした。

志尊淳さんと岡田将生さんの画が本当に美しい!映画館の大スクリーンで観ても綺麗で、まずはそこに圧倒されました。。

ストーリーはサスペンス?ミステリー?ホラー?オカルト??的なもので、子どもの頃から霊が見える志尊さん演じる三角と子どもの頃から特殊な能力を持ち、除霊を仕事にしている岡田さん演じる冷川が出会うことから始まる。出会うというよりは冷川が三角を“見つける“という言葉の方が正しいですね。

冷川と冷川の仕事を手伝うことになった三角、そして仕事を持ってくる滝藤賢一さん演じる刑事・半澤がある事件を追うところから呪いを操る平手友梨奈演じるヒウラエリカという女子高生にたどり着いていく。

特殊な能力を持つ冷川、三角、ヒウラエリカそれぞれの子ども時代の記憶へ要所要所で戻っていき、今の三人へと繋がっていく。

個人的には冷川の子ども時代が泣けました。。そして「幽霊より人間の方が怖い」

その通りですよね。その言葉を三角から聞いた時の半澤のリアクションにとてもリアリティを感じました。

結界がさんかくである意味とかいまいち解らずじまいでしたが、見応えある作品でした。物語もまだ続きがありそうな終わり方だったし、解決していないことも多々あったので、続編で色々な伏線を回収してもらいたいです。

個人的には岡田将生さんがタリオの探偵と被ってしまって、ちょっとオモロい感じを期待してしまいましたが、この作品は一切お笑い要素はありません。結構グロいシーンも出てくるので血とか苦手な方にはおすすめしませんが、現代の軽く出してしまう暴言も呪いに繋がるというコンセプトは多くの人に観てもらいたいものだなと感じました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?