虹の麓
雨の中、連休初日実家に帰る。片道約4時間。睡魔といつも戦いながら途中の道の駅で、毎回お気に入りのいちご大福を買うのがマイルーティンである。
ラジオからは最近ハマってリピートして聞いている、indigo la Endの「哀愁演劇」のアルバムが流れている。川谷絵音さんが楽曲を解説してから流れるラジオだ。私は曲に込められた思いや、成り立ちを知るのがすごく好きなので、思わず集中して聞いてしまった。
この日は雨だったので、お洒落で短調な楽曲がとても天気に合っていて、失恋した女がテーマの映画のエンディングみたいだなとか思いながら車を走らせていた。空間に完全に浸っていた。
高速道路を進んでいくと、少し晴れてきて虹が見えた。田舎道なので建物がなく、虹が立派に地上に舞い降りてきて綺麗な半円を描いているのがよくわかった。美しかった。
虹の麓がよく見えて感動した。麓まで行ったら写真撮ろうと決めていたけど、あれ、麓までは行けないんだね。知らなかった。虹は42度の角度を保ち続けるため、虹と自分との距離は縮まりまらないらしい。
こういうちょっとした雑学みたいなものを知ると、「あらたくんも知っているのかな」って思ってしまう。もう病気だと思う。
あらたくんは、虹の麓見たことあるのかな?
あらたくんは、麓←この漢字読めるのかな?
あらたくんはそもそも今年、虹見てない?
あらたくんも虹を見て美しいと思うのかな?
それとも美しい以外に感じるものがあるのかな?
こんな感じで。
オタクあるあるだよね🧞♂️(トップの画像は関係ないよ♡今日のストーリー♡)
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