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大腸憩室炎で1週間の入院でした

1週間の入院で更新をお休みしていました。完治はしていませんが、退院して普通の生活に戻ります。ご心配をおかけしました。報告を兼ねてどのような病気を患っていたのか紹介します。

大腸憩室炎でした

私が患っていたのは「大腸憩室炎」でした。大腸憩室炎とはその名の通り「大腸」の「憩室(けいしつ)」が「炎症」する病気です。憩室とは大腸の壁に生じる小部屋のような空間です。一本道の脇に袋小路が生じるような状態です。憩室自体は悪さはしません。憩室で菌が繁殖して炎症することで憩室炎となります。

憩室炎が起きる仕組みとしては虫垂炎と同様であると理解しています。私は半年前に虫垂炎を患いました。憩室炎と虫垂炎の痛み方は同じでした。

痛み方は同じであったものの、今回は虫垂炎とは比較にならないほどの強い痛みと発熱がありました。今回の場合は炎症が拡がりすぎて腹膜炎も併発していたようです。最初は憩室が破裂している可能性も指摘されました。その場合は緊急手術でした。

治療は安静と絶食と抗菌薬の点滴でした。発熱は入院して2日ほどで収まりました。続いて痛みも半日毎に回復を実感できる程度に収まりました。退院した今も患部に違和感はありますが、日常生活は送れます。あとは間を空けて通院しながら様子見です。

大腸憩室炎の原因は

大腸憩室炎となる原因と予防策を医師に聞いたところ、予防は出来ないという回答を得ました。なる人はなるし、ならない人はなりません。一方、WEBで調べたところだと原因が書かれている記事が幾つか有りました。おそらく研究の余地がある分野なのでしょう。

原因として考えられるのは「便秘」です。便秘の状態だと便を出す際に大腸内の圧力が高くなって憩室が生じ易くなるようです。また、便が滞留することで炎症を引き起こしやすくなるようです。

便秘については心当たりがあります。なぜなら数日に1回しか出てません。この頻度を1日1回程度に上げると良さそうです。私の場合は食物繊維は十分に摂れていると自負しています。おそらく水分が足らないのでしょう。入院前のハーフマラソンで熱中症になった時と同じです。私が気をつけるべきは十分な水分摂取のようです。

またひとつ自分の身体について知りました。回復できる体力があるうちに身体の弱点について知れたのは収穫です。これも糧にして引き続き健康に気を遣って生活します。憩室も虫垂も残ってます。再発の可能性は秘めています。

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