見出し画像

カデシュフェス。

に、行って来たぞ。(行く予定はなかった)どうもこんばんは。彗月はづき 漣太郎れんたろうです。夏過ぎて地面に溶け落ちるところだった。

実はアフターのオフ会にテキストRPロールプレイの方でお世話になっている方々が集まるので、その呑み会だけ参加予定だったのだが、さすがに場の空気が全くわからないのはどうかと思い最後の座談会だけ行こうと考えていた。RPの推しもくるし……。

しかし当日別件での突発的な頭痛でぶっ倒れ大遅刻。終わりの一時間弱に途中入場させていただき(スタッフさんたちにもファンの方々にも後ろでガタガタして本当に申し訳ありませんでした)弾き語りと圧巻の映像、暁人の熱量に気圧された結果、「創作つくるか……カデシュキャラ……」となった次第である。

まあ壁が薄く狭いグループホーム、かつ、よわよわ♡ざこざこ♡PCなので、何にせよDiscordでのテキストRPでの二次創作が限界なのだが、これまで2年間避けていたのでいよいよ動画だけでも履修するか……となったのである。


カデシュ非参加勢。

と言ってもホテルカデシュについて詳しくはない。なぜかというと、まずそもそも体力的にVRChat自体にほとんど参加しておらず、暁人にquest2をもらったが、雑魚PCに接続するとPCがお亡くなりになる(なんなら接続しなくてもPCがお亡くなりになる)ので単体利用しか出来ず、単体利用の場合は行けるワールドが制限されるのだ。(カデシュは非対応)

一つのインスタンス(ってなんだろ、会場?的な?)に入場出来る人数が限られており、雑魚PCはもちろんログイン競争には勝てない。また、仮にログイン出来たとしてもまともに動くことはほぼほぼ不可能と思われる。ので、最初からまあ行く気はないというのが理由。(誰かがつよつよPCくれたら行けるかもなー!)

ちなみに現状ではVRChatのためのスペックはなぜかギリギリ足りており、軽いワールドで3,4人と話すまではギリッギリ出来る。15年ほど前のノートPCを初期化、VRChatとVRoidのアバターメーカー、Unityだけをねじ込み、Switch用のコントローラーを有線で繋げ、よわよわWi-Fi接続で繋いでいる。(なぜか備え付けてもらった有線の方が回線が弱い)ぶっちゃけアバターメーカーもまともには動作しないので、基本的にはスマホで作った苅野くんを力尽くでねじ込んだものと、カックカクのアバターメーカーで試しに使ってみた夢乃おにいさんの二つのアバター、あとは最初から誰でも使える初期アバターを使っている。

初期アバのRUNEちゃん
かわいい
モバイルで作ったのを力尽くで導入した苅野くん
色々アラがあるが未だ直していない
どすけべ怪異の夢乃おにいさん
本当は『非実在おねえさん』(少年の日に邂逅した誰か)を
作る予定だったが、性癖を詰めたら男八尺様になった

で、まあそんな感じでどう足掻いてもイベントには参加出来ないのと、ついでにいうとこれまでもどこかで話したかと思うが、カデシュプロジェクトというのは映像作品+視聴者参加型のRPイベントという構成になっており、映画やドラマを連続して追うことが出来ないという本当〜に悲しいくらい映像向きじゃない特性持ちの自分には参加ハードルが高すぎるのだ。

(多動・散漫・過集中に加え、『観るなら真面目に観て感想文を書かねばならない』という強迫観念じみたものがあるし、トラウマ的描写に触れるとパニック(多弁・暴走・無気力)を起こしてしまうのだ)

敢えて関わらない二次創作。

そんな特性なのになぜカデシュを知っているかというと、以前から推しているビー・ファンフーという暁人のおうちのイケメンがホテルカデシュの会員(会員登録が必要というわけではなく、カデシュという組織の会員キャラクターという意味)であり、ビーくんの夢女をするためにRPキャラとしてシグナルという非会員の創作キャラを作ったという経緯がありまして。

更に言うと暁人の推しである別の会員の男性キャラとの箱推しでもあるが故に、その方の夢小説も書かせていただき、それがまたなんかこう……なんか結構褒められて……つけ上がってしまい……そのぅ……暁人の運営しているDiscord上のテキストRP用ファンサーバーに入ってしまったのだ……。

また、カデシュについて自体は暁人から猛烈に受動喫煙の形で聞いており、システムやストーリーの概要、キャラクターを数人知っている程度である。特に暁人の最推しの『楊 安中(ヤン アンツォン/ヤスナカ)』については会う度……というか……何かあるごとに聞いているのでなんかちょっと知っている。

というわけで、動画を追い切らない言い訳として、ビーくんの夢女用のキャラであるシグナルは、設定上『カデシュの存在は知っているし実在性も理解しているが、触れてはいけない都市伝説フォークロアとして関わらないようにしている』という事になった。一応説得力として「ビーくんとのファーストコンタクトで、カデシュに目をつけられた違法薬物売買組織の下働きだったため“雀蜂”に暗殺されかけた」という設定もある。(かっこいい殺し屋のビーくんが見たくて夢小説を書いたのだ)それはそれとしてビーくんに連れられて関わっちゃうのも見たい気持ちはないとは言えない……。

ホテルカデシュとは。

ホテル・カデシュは、世界40か国以上で展開するラグジュアリー・ホテル・チェーンです。最高レベルのセキュリティと世界各地の協力組織とのネットワークを活かし、どのような方にも絶対の安全と心安らぐひと時を保障いたします。交渉の場に、あるいは遠征の拠点や会合に。世界中のエキスパート・スタッフたちが、皆様の“仕事”をサポートいたします。

ホテル・カデシュ公式ページより

サイトはちょっとPC向け。予約で『13階』を指定すると表向きの高級ホテルから、裏の顔を見せるという仕掛けになっている。ナニコレェ……カッコイイジャン……。13階というのはホテルカデシュにおいての符牒となっている、らしい。カッコイイジャン……。

イベントとしては『体験型映画イベント』であり、ストーリーがそもそもある中で、その映画の裏にあったかもしれないホテルでの出来事を、自分のアバターとキャラクターでVRChat内で演じることが出来る……らしいのだ。(ホント受動喫煙)毎月隔週で行われる会合では登場人物と会話する事が可能で、ビーくんはヤスナカさんに注いでもらえるビールを目当てに通っているらしい。長く通っていると推しに認知されたりもする。やばみ。距離感が近い……。

しかも、ゲームとして公式の敵キャラと対決するためのワールドが制作されるらしく、ビーくん(暁人の意思と関係なくもはやビー・ファンフーとして)が、ヤスナカさんの関係者でなんやら因縁ある相手に対し、めちゃくちゃ敵意むき出しになっているようだ。

非参加でも過積載のコンテンツ量。

とまぁ動画はどうせ追いきれんし〜とスルーし、暁人からざっくりと概要を受動喫煙しかしていなかったのだが、いよいよ布教としてシリーズ作品のうちの『プロジェクト:エメス』『NINE -PREQUEL OF EMETH-』を摂取したのがオフ会後の宅飲みであった。

公式HP上ではキャラクター紹介や動画の案内などを見ることができる。のは知っていた。逆に「コンテンツ量が多すぎるんよ!」と実はなんとなく後回しにしていたのだが、1本あたりが大変に濃密にも関わらず、手出ししやすい長さなのでちょっと観る勇気が出るなどする。動画はアクションを含め全てVRChat上で撮影され(うそぉ……)生の人間が演じているらしい。こわい。ということでサイバーパンク×人造人間は元々大好きなので俄然興味を持ったという次第である。(前述の通り直接の参加は出来ないが)まんまと布教された……!!テキスト二次創作だけでもやろうかなぁ……と……やる事たくさんあるのにうにゃうにゃしてしまっているのである。

ちなみにこの記事で動画の感想文を書くつもりだったのだが、ここですでに3,000字を越えているので次回に書く予定である。(すでに一周はしているから書ける……はず……)

暁人の暴走。

ついでに推しに狂う推しって見るのが楽しいよね。という感想。現時点(2024/08/11)の最新シリーズは『ヴードゥー・キングダム 香港ゾンビ紀行』っぽいのだが、このシリーズの主演がまさに暁人の推しのヤスナカさんこと楊安中氏であり、ちょっと前に予告編が出た時から暁人がガチの雄叫び・咽び泣き(誇張でなくマジ泣き)する様子をリアタイしていた。

今回のカデシュフェスの終わり際、弾き語りにてテーマ曲の発表があり、歌詞を聞いている限りどうもこの敵方のキャラ→ヤスナカさんへの激重感情の曲だったので「これ暁人息してるかな〜」と聞いていた。最初は淡い想いや切なさを歌う儚げな歌詞だったのが、後になるにつれて段々と重さと狂気が見え隠れしていく構成に「歌作る人すげー!」という、なんというかもう、創作欲を掻き立てるようなとてもいい刺激になった。ちょっと無理してでも遅刻しても行ってよかった……というのと、ほんの1時間弱しか居られなかったにわかの人間をそこまで引き込む熱量に結構ビビっている。

そしてさらに追い打ちをかけるように、本編映像?の冒頭部分を見ることが出来たわけだが、その数分でわァ……ぁ……!となるような(語彙力)ヤスナカさんの歩んできた残酷な人生というか、聞いている限りでは姐御肌だけどどこか抜けているようなイメージだったのでギャップに唸りながら「これは暁人の息の根止まってるだろうな〜」と思っていたら、案の定、会場外で落ち合った瞬間、大泣きしながら突進してくる暁人が。(暁人は出る時にクイズ大会に全問正解していたため、やや時間差があった)もう何言ってるかわかんねえぐらい泣いてた。草。

でもあれは部外者でもアワ……となるぐらいエグい導入だったので、強火担当の暁人ならまあそうなるよなぁと思いながらとりあえずぽんぽんよしよしするなどした。愉悦。ただし周りの人からめちゃくちゃ心配されてた。推しが推しに狂う姿はなんぼあってもいいですからね。

次回予告。

ということで、まんまとカデシュの沼につま先を浸したら足首を掴まれたので、次回はプロジェクト:エメスとNINEの感想を書く予定である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?