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わたしとピアノ

いじめが始まってからは私の友だちは本になった。

クラスに私の居場所は無かったし、逃げるようにいつも図書室のすみで本を読んでいた

そして小学校の図書室に入り浸りいろんな棚の本を読み尽くす日々。図書室で本好きな友だちも出来た。でもクラスでは1人。別のクラスのあまり遊んだ事のない子を遊びに誘う日々。その場は楽しいけどやっぱり時々せっかく遊んでくれた子にもやらかす日々。

その内友だちと一緒に行っていた習い事も一つ二つと辞めて行き。残ったのがピアノだった。もともと雨の日も風の日も歩いて20分かけて1人で徒歩で通っていたのと、先生が怖すぎて辞めたくても辞めると言い出せなかったのだ。

ピアノは幼稚園時代はグループレッスンで、小学校になってから1人のレッスンになった。最初担当してくれていた先生が大好きでどんな事でも良くほめてくれて、大好きだった。でも大きな楽器店だったので、そのうち先生が変わった。2人目の先生はグレード審査員もやっている性格のキツイ先生だった。昔のレッスンは学校教育と同じでよく叩かれたりする事があった。私の場合はテンポが遅れたり、正しくリズムが取れなかったりすると、ナチュラルな暴言とともに手が飛んでくる事もあった。

ナチュラルな暴言というのは、子どもの生徒に対して「はー?何でこんなのも出来ないの?」「いい加減にして」「嫌なんだけど」「またその服?」「服持ってないの?」「くさい」「変だよ」「休むな」挙げればキリがないが、完全におびえていた

海外旅行の自慢なのか行ったお土産!とアメ玉一個をもらったり(ケチだなーwwwと思った)時々優しいこともあって、嫌だったけど居場所の無い私にとっては人と関われる時間だったし、休む事は許されなかったので辞めるという選択肢はなかった。今考えれば軽いDVで、おびえさせて軽く洗脳していたのでは?と思う。

ピアノでソルフェージュもあり、音符を歌いながら譜読みしていくものだか、幼稚園時代に得意としていた。がその先生に関しては本当にいやだったので、ワザとに音を外したり小さく歌ったりとやる気のない態度でやっていた。そのため何度も「本当に音痴だよねー。何とかならないの?良く音聞いて!!」と、耳元で何度も大きな声で怒鳴られた。

でもやはり審査員をやるぐらいの先生なので、時々的確な事を言われたり、その気にさせる指導もしてくれたこともあった

何度か楽譜をワザと忘れていくボイコットも試みてレッスンを阻止しようと企だてたが、いつもできるワザではなく、いつにも増して怒られるので、最後の手段に使っていた

そんなレッスンだったから、ピアノも先生も嫌いになって行った。そのうち4年習ったその先生が異動する事になり、3人目の先生に変わった。その先生がまぁすごかった、、、、

→つぎに続く 


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