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【働く環境】感謝の気持ちを忘れずにいられる環境で生きていく【自分で改革】

メンタルダウンして働けなくなる前の5年間くらいは、私にとってとてもつらい5年間でした。度重なるセクハラや人間関係の不和からの孤立感やいじめなどが一気に集中してしまって、向かうところすべて敵という認識で職場にいっていました。その頃は窓口業務もやっていたのですが、一緒に働く職員と話すよりも、クレームを言ってくるお客さんとの話のほうが気楽でした。それくらい同僚たちが怖くなっていたのです。

私を追い詰めた環境と私の選択

職場の人が怖い、怖いけど負けたら終わりだから闘うという選択を私はしていました。これまで、相手の懐に入って懐柔を狙ったり、目に見えて相手と対立するようなことは避けて解決をはかろうとしたこともあったけど、それだと結局色んなことを一人で抱えなければならない状況に追い込まれて、苦しい想いをし、適応障害になったり不安障害になったりしたこともあったのと、あまりに理不尽な仕打ちが重なってきていて自分が限界だったのとが相まって、初めて闘うという選択をしました。

自分の選択の悪かったところ・良かったところ

初めてだったこともあって、結果は最悪な状況を招いたわけですが、長い目でみたらある意味良かったとも言えなくはないです。

【最悪の理由】
・史上最悪のメンタルダウンで働けなくなった
・職場で孤立してしまい、話を聞いてもらえなくなった
・孤立した結果寄ってくる優しいふりをした人には下心があり傷ついた
・職場の人に会うかもと思うとパニックを起こすようになった
【ある意味良かった理由】
・大きな組織で働くのは向いてないと感じ、知ることが出来た
・自分の職場以外にもいろんな世界が広がっていることを知った
・自分に合う働き方を考えるきっかけになった
・自分がどういう状態になっても助けてくれる人がいることを知った
・今まで気付かなかった気遣いや心配を知り感謝するようになった
・毎日普通に生きていけることが奇跡の連続だと思うようになった
・物事の捉え方が(ポジティブな方向に)大きく変わった

環境要因としての自分

こんな感じで。最終的に導き出した結果としては、自分を取り巻く環境って大切だなということ。もちろん、その環境を作り出す要因としての自分の影響力は自分の人生において絶大だから、自分自身の行動を見直すきっかけにもなりました。

ここで私のことを少し。
私は良くも悪くも裏表がなく正直な人間です。素直で真面目。
でも反面、体裁でお付き合いした方がうまくいくことの多い、社会的な人間関係はとても苦手分野です。どうやっても表面だけの付き合いが出来なかったので、そのままの自分で社会の中で生きる選択をしましたが、このざまです。原因は、気持ちや好き嫌いを表に出しすぎたこと、他人と自分との境界線がほぼなかったこと。この二つに尽きると思います。
色々とオブラードに包んで表に出せたらよかったんだけど、それがうまくできなかった。そもそも自分がどうして嫌な気持ちになっているのか、その場ではわからないことが多いし・・・。

私がうまくやれていた人間関係とは

なので、私が人間関係うまくやれたのは昔からの友達で私の本質を知っている人。そう私自身と付き合おうと思ってくれてる人達だけでした。
だから職場のようなある意味で「その場だけうまくまわればいい」という場ではなかなかうまくいかなかったんだなと今となっては思います。
正直、同じ状況に放り込まれて今ならうまくやれるかと聞かれれば・・・
「前よりはうまくやれるけど、結果は同じ事になるかもしれない」
ということです。今でもあの環境だとかなりのストレスをためてしまうと思うし、つらそうだし、合わないし合わせられない(;・∀・)ムリです。
多分、周りの人たちに苦手意識をまた持ってしまうと思います。

人それぞれ個性は違うから自分を基準に環境を選ぶ

きっとその人その人によって、得意な環境、苦手な環境ってあるだろうし。受け入れられる人数のキャパとかもあるんじゃないかなって思うし。そういう様々な要因を考慮して、そのうえで「自分が周りの人たちへの感謝を忘れずにいられる環境」を選ぶと、色々あるにしてもそれなりにやっていける環境選びが出来るんじゃないかな~って思ったんです。

職場って、実は一日の中で一番長い時間を過ごすところだから、ストレスをためないところであってほしいのは当然だけど、それが叶う職場で働いている人ってどれくらいいるんだろうって思う。
特に私みたくメンタルダウンの原因が職場にあったりすると、ストレスフルだろうし、苦手な環境で必死で自分を奮い立たせて働いていると思うんですよね。でも生活のためにそこから離れるわけにはいかないという気持ちから、辞めるという選択が出来ないでいることがほとんどなのではないかなと。

メンタルダウン=生きやすさを考えるきっかけ

でも。メンタルダウンしてしまったからには自分の生きやすさや働きやすさを考える時期に来ているともいえるし、他の人があまり味わわない状況を味わっているわけだから、せめてその経験を生かして、そこからはつらい思いを自分がしなくていいように生きていきたいじゃないですか。
自分が変わったことで環境も変わることもあるし、その変わり幅が小さければ、いる環境自体を変えなければいけないだろうし。「何が自分にとって幸せなのか」は真剣に自分で自分のために考えた方がいいから。

自分に問いかけてみてください。
これからあなたが選ぼうとしていることは、あなたが周囲の人たちへの感謝を忘れずにいられるような環境ですか?

それか、一旦選んでみて、そう感じられるかどうかを基準に環境を整えていくのも良いかもしれませんよね・・・。

多分、ACやPTSDの人たちには「自分のために自分で選択する」ことがとても難しいことではあると思うけど。カウンセラーさんや信頼できるドクター、友達、彼氏、配偶者・・・。そういう大切な人たちと一緒に「どんなふうに選択したらいいか」を一緒に考える練習をしてみても良いかもしれません。私は主にカウンセラーさんと夫とその練習をさせてもらいました。
あ・・・。私もそういう人たちと一緒に「考える練習をする人」みたいな仕事ができたら幸せだなぁ・・・。きっといろんな幸せの形があるんだろうなぁ・・・。

今日も最後までありがとう。
毎回楽しく書かせてもらっていて、それを読んでくれる人がいるのがこんなに幸せなことだとは知りませんでした。
noteにも感謝です・・・。

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