見出し画像

ノリッチ vs プレストン #スキップウォッチ

20-21シーズン チャンピオンシップ2節
ノリッチvsプレストン 2-2

ノリッチのホーム開幕戦です。
試合開始から大音量のチャントが響き渡っていて、音源を垂れ流してるのかと思ったら、一部エリアに観客入れててびっくり。人数制限してるようですが、1人1人の間隔が空いているわけではなさそうなので、密です。

ノリッチは開幕戦と変わらない11人がスタメンということで、スキップも2試合連続スタメンです。フォーメーションは4-2-3-1で、スキップは2の右側です。

開始10分過ぎ、相手CKに対してスキップが相手に後ろから接触したとしてPKの判定。接触はしているものの正直倒れるほどではないような強度。しかし、ボールはスキップの遥か上を通過していたので、そもそも接触自体が不要不急で、ジャンプを自粛するべきでした。このPKが決まり0-1とリードを許します。

スキップは開幕戦と同様、ボールタッチの回数は多くなく、チーム全体としてもなかなか良い形は作れません。

そんな中、トップ下のドーウェルが負傷し、プラチェタと交代。これによって右サイドのカントウェルがトップ下に入ります。
ドーウェルは古典的な10番タイプで、上手いけどボールに絡む回数が物足りないという印象を受けました。
しかしカントウェルは、運動量豊富にピッチを駆け回り、攻守で貢献度が高いように感じました。スキップがボールを持った時にも良いタイミングで顔を出してくれるので、カントウェルの起用法が今後もスキップのパフォーマンスにも影響を与えそうです。

エースのプッキのゴールで前半のうちに追いつきましたが、前半終了間際に再度失点してしまいます。
CBの間がぽっかり空いたところに2列目から走り込まれ、GKと1vs1。1度は防ぎますが、こぼれ玉を詰められて失点です。

この走り込まれたシーンは、スキップがマークするべき選手だったと思います。スキップとしては、CBに受け渡したかったのかもしれませんが、CB同士の距離感が悪くゴール前のスペースが空いてしまっていたので、中盤のスペースを埋めるよりゴール前に戻るべきでした。そもそも抜け出した選手はスキップの背後にポジショニングしていて、そこから抜け出したのですが、スキップが相手の存在と動きをどこまで把握していたのか疑問です。把握していなかったとしても問題だし、把握したうえでついていかない判断をしたのであればそれも問題です。
どちらにしろスキップのミスで、1失点目よりこの2失点目のプレーを深刻に捉えるべきでしょう。

前半のプレーはかなり酷く、スキップが後半のピッチに立てたのは幸運だったくらいです。

しかし、後半のパフォーマンスはかなり持ち直し、長い距離をドリブルで持ち上がってラストパスを送り、あと少しでアシストかというシーンが2回ほどありました。

後半ノリッチは攻撃的なカードを切り続け、同点に追いついて2-2で試合終了。スキップも結局フル出場でした。
安易に前線の人数を増やすより、カントウェルを中心に攻め続けたほうがいいのではと思いました。あと彼はサイドの選手ではないですね。とにかく中央で使うべき。
そういえばプレミアでアシストを量産していたブエンディアが開幕から不在なのはなぜだろう。彼が復帰して右サイドに入ればいろいろと変わってくるのではないだろうか。

ノリッチは昨シーズンのプレミアを戦った主力のほとんどが残留していますが、昇格できなければ引き抜きは免れない気がするので、今シーズンは本当に大事なシーズンでしょう。

スキップにとってもこのチームで1年間経験を積めるのは非常に大きいと思います。スパーズでレギュラーを掴むためには、中位のクラブで孤軍奮闘するよりも、昇格を勝ち取ったクラブでレギュラーを1年間守ったというほうが説得力があるはずです。しかし、今節のようなプレーではレギュラーを守り抜くことは難しいでしょう。次節以降、見違えるパフォーマンスを見せて勝利に貢献することを期待しています。


#スキップウォッチ #トッテナム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?