ことばの生・変・死11

昔から流行っていた業界用語??

ザギン(銀座)でシースー(寿司)などの業界用語(逆さ言葉)は今では一般の方でも面白おかしく使いますよね?

そんな業界用語は実は江戸時代から既にあったんです。

皆様、「新」は『あらた』と読むのに、「新しい」はなぜ『あたらしい』と読むのか疑問に感じた事はありませんか?

これがまさに江戸時代に流行した逆さ言葉だからです。
正しく「あらたしい」と発音する方が、今となっては違和感を覚えます。

「だらしない」も実は『しだらない』の逆さ言葉なんです。
もともとあった擬態語の『だらだら』に響きも近く、意味も近づいていったんですね。

こうしてことばも流行で変化していくものなんですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?