20220618障害競走予想

 小倉で好走してきたメンバーが揃った印象で昇級馬も多いように横の比較が難しそうな一戦。本命はマッスルビーチでいきたい。本質的にはもう少し距離が長く低速レースのほうが良さそうだが、置き障害の前走で追走力を見せた内容は悪くなかった。距離延長で固定障害に変わり直線ダートと好条件が多く、極端なペースに付き合わない限りはまず好走してくるのでは。元々ここを目標にしてた節があるし、叩き2戦目でパフォーマンスアップが見込める。相手の筆頭は小倉でこちらも好走してきた叩き2戦目のテリオスルイで、レコードのペースの中早めに動いて負かしにいった前走は着順こそ悪かったものの能力を見せた。固定障害変わりでペースもある程度弛むし、出遅れた前走よりまともなスタートをきればこの中では上位の脚力がありそう。直線ダートで未知の分マッスルビーチより下げたが、距離延長に関してはむしろ向きそうな馬だし、ここでも悪いパフォーマンスはしないのでは。そこに続くとなるとサンティーニで前走はテリオスルイと同じレースにでて落馬に絡み馬を踏む形。勝負所では騎手も無理できずに飛越を確かめるシーンがあったし、直線はその分動かして上がり3位。明らかに余力を残した内容で、度外視できる。そこに続くのが小倉で楽勝してパフォーマンスレベルも悪くなかったロイヤルアッシュが続く構図。ヴァーダイトは初障害でのパフォーマンスを考えれば2戦目で能力を上げてくることは充分考えられるが、障害数や固定障害に変わる点の不安材料もある上に、スクーリング前後でどうみても体調面でなにかあったのでは?と思わせる中間調教無しだったり最終追切。ナーバスな馬なのでなにかしら狂いがあったのでは。能力の高さから相手には当然いれるが、相手関係もはっきり強化される一戦で1番人気は正直買いにくい。面白い所で言えばタマモジュメイラ。過去走から軽視されやすそうな感じがあるものの、未勝利勝ち、昇級してからのレースは見所がそれなりにあるレースばかり。テリオスルイの出方次第では楽逃げもありえるし、離しての逃げもありえると選択肢が複数。直前乗り替わりの影響も比較的少ない騎手だし、軽視されすぎの感もある。一発を期待するなら。
アノは能力的には通用も今回は先行できるイメージがなくいつも通り後方からになりそうで、展開が向けば。


 休み明け叩いて2戦目で鞍上も2度目となるメイショウヤシャはこのコースの実績、負けた相手、内容を考えれば最上位。調教の動きがよくなっている点を考えても上積み要素がみえる。前回飛越が良くなかったというよりも息が合わなかった印象があったのでその辺の課題が修正できていればまず勝ち負け。とはいえこのオッズでは正直買いにくいなぁと思ってしまう。走るたびにパフォーマンスを上げていてるタイセイトレイルは今回の頭数、ペースを考えれば過去のレースよりは追走が楽になるはず。コース適正が高いとは思わないが、成長曲線や平地脚力、今回ブリンカーをつけてきて馬具を工夫してきたことも考えれば逆転の芽もありそう。ペース形成にメイショウヤシャが絡んできた場合は差して届かずもありえるがペースが緩めば届く可能性は充分にある。同じことがいえそうなのがタガノペルマネンテで、過去3戦は着順こそさえないものの上がり能力の高さを見せている点は気にしたい。上位と逆転、というのは少し考えにくいし良い枠とはいえない感じもあるが、タイセイトレイルとのセット馬券は抑えておきたい。スーパーフェイバーは厩舎、平地脚力、試験時計で優秀な情報が揃った分のオッズという感じで、全体のレベルがそこまでということを考えれば馬券になる可能性はありそう。ただ斤量が一気に増えるレースにもなるし初障害。試験から日数もたってないことがありまずは走らせてみての感が大きいのでは。タイセイトレイルの初障害みたいなパターンのほうが確率が高そうに見えるが・・・
脚質的に面白いとなればグリニッチヴィレジで、低速帯のレースで先行できれば粘りがあるタイプだし、ここで好走する可能性は充分に考えられそう。手の合う鞍上に戻るのも良いしオッズもみ合いそうで、相手には必ず入れたい。ビッグスコールは悩んだものの最終的に少しオッズ凹むんじゃないかなと思い頭数増やしすぎるのもと思い評価はやや下げた。手広くいくなら当然抑えるのもありだが、1度も未勝利水準の走りを見せていないので少しリスキー。それであればこれだけオッズがつくので馬柱が汚れたフィアレスハートの初障害に魅力を感じる。外枠で気持ちよく走れれば。

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