20220904障害競走予想

 展開読みが難しい一戦で、テンの速さと枠並びで考えればフィアレスハート、メイショウアツイタに大外の2頭が絡んでの先団争いで、襷辺りでシゲルキンセイが上がってくる形になるか。最初の飛越までがそこそこ速いララロトリーがそこに絡んでくれば面白いが・・・初障害が逃げなければ基本的にはメイショウアツイタ単騎逃げが叶いそうで、元々前に馬を置いて追いかけてきた馬なのでパフォーマンスを上げるかで言えば難しさはあるものの、比較的逃げてのペースメイクが下手ではない難波騎手(何故か今年は逃げてないが)ならチャンスはあるのでは。極端に押し上げが強い馬もいないので前は相当に有利。上りが使えない馬だけに進路をしっかりとれる形の競走なら。シゲルキンセイは序盤に良い位置を取れる馬ではあるが、小倉は5週間で3回目となり全て栗東からの輸送。直前の追切もかなり軽く、前走は激走とも言っていい内容。最終人気はこちらが1番人気になるはずで、前走も内枠でダッシュ自体はついてなかったことを考えても序盤の位置取りに少し体力を使いそうなのは注意したい。フィアレスハートは前走の内容が良く、比較的ロスもあった。序盤でポジションがとれそうだっただけに、今回ブリンカーをつけて前目につけてくると思うし、滞在効果で上積みもあるのでは。スズカブランコは(恐らく鞍上のせいで)順調な成長曲線を描けていない印象があるが、前走も特段何かが悪いという点はない。平地力がないだけにハイペースにならないある程度団子の展開でポジションをとれれば面白いが・・・いつもの大庭騎手をやられたら上がりはそこまでの馬なので多分駄目。前が比較的緩いのとオッズの期待値という意味で。ララロトリーも本質的には時計が速くなるペースは向かないのでスローペースベター。とはいえ前につけれるタイプではないので、上がり勝負で前が崩れるなら。前走よりは少なくとも(前走程の不利が無ければ)ポジションはあげれそうな相手関係。ホウオウアクセルは鞍上含めいまいち信用できない上にスローペースに付き合うことは必至だが、上がり能力はこの中に入れば1枚どころか2枚ぐらい上の可能性が高い。上位4頭(フィアレスハート、ホウオウアクセル、シゲルキンセイ、メイショウアツイタ)は少し抜けている印象があるので、4頭で馬券を組んでも面白そうではある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?