私の"きらめき"は？

冬休み中に、ディズニー映画「ソウルフル・ワールド」を観た(もちろんステイホームで)。これは、魂(ソウル)たちが、どんな自分で生まれるかを決める世界のお話。自分の性格・個性などを決めていき、最後に"きらめき"を手にして地上に生まれていくのである。

(ここからは、ネタバレと個人的な見解を含むのでご了承を)
音楽や文学、科学などいろいろなものを試してみても、なかなか自分の"きらめき"を決められない22番の魂(ソウル)が最後に手にしたもの、それは・・・日常の中の何気ない瞬間に精一杯喜びを感じるということ。
「"きらめき"とは、心がわくわくし幸せな気持ちで溢れることで、誰もが自分だけの"きらめき"を持っている。その"きらめき"に気付いたとき、人生はとても素敵でかけがえのないものになる。」というメッセージなのではないかなぁと思った。

じゃあ、私がわくわくすることってなんだろう？
前であれば、「大好きなアーティストのライブに行く」「大好きなお笑いを観に行く」「飛行機に乗って旅行に行く」などと答えていたと思う。もちろん、今もそれは変わらない。だけど、それだけじゃない。日常の中にもささやかなわくわくがあることに気付き、意識をするようになったのはここ数年のことである。

お気に入りの手帳を持つ、お気に入りの服を着て出掛ける、携帯の待受画面を今1番行きたい場所の写真にする、推しの俳優が出ているCMのお菓子を買う、、、。それだけで、自然と笑顔になりハッピーな気持ちになる。
他の人から見れば、そんなこと？と思うかもしれない。でも、それでいい。自分の心が、ほんの少しでもきらきらする瞬間があればいい。

今は、どこにも行けない、何もできない、ないことばかりに目が行きがちだけど、こんなときだからこそ、日常の中にある、自分だけのとっておきの"きらめき"を大切にしていきたい。

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これは、noteを始めるきっかけとなった、PTA広報誌に載せた文章である。

初めて、書くのが楽しいと思って書いたものだ。きっと、ずっと心に残るものとなるだろう。