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ポケカ初心者が語るロストギラティナについて

初めましての方は初めまして、既にご存知の方はこんにちは、関西でカードゲームを嗜んでおります寧(旧ムゲン)と申します。
今回は私がポケモンカードを初めて約半年が経ち、ある程度このゲームについて理解が深まったこと、ポケモンカードでは基礎的なnoteが少ないように感じたこと、他のプレイヤーと意見の交換ができればと思い、自分の中で1番マシなプレイができ、シティリーグに当選さえすれば使っていたであろうロストギラティナについてのnoteを投稿致します。
拙い文章かつ間違った解釈がある場合がございますので、何かございましたら指摘して頂けると幸いです。


1.簡単な自己紹介

改めて、関西のとあるカードショップに勤めております寧と申します。
ポケカ歴は約半年で、それ以前は2年ほどデュエル・マスターズをしておりました。ポケカを始めたきっかけは勤め先で取り扱うようになり、知見を深めるためでした。やってみると奥が深く、一つのミスが発展し負けに繋がる、いわゆる練度ゲーだったためにどっぷり浸かるようになりました。これと言った成績も残しておりませんが、自分の知識と考えを絞り出して執筆しましたので、よろしければご一読ください。

2.デッキレシピと各カード解説

レシピは画像参照

ポケモン
・ギラティナV 4枚
現環境において確定だと思っております。デッキコンセプトである点、序盤の手札とロストゾーンが薄い時にゲームを組み立てるアビスシーク、付与効果を無視し160打点を出せるひきさく、弱点のないドラゴンタイプと減らす理由が見つかりません。枠の都合?で3枚にしている人もいますが、自分は4枚に落ち着きました。

・ギラティナVSTAR 3枚
特筆することはありませんが、ほぼ全てのポケモンをワンパンするロストインパクト、強制気絶のスターレクイエム。あまりにも強すぎます。

・キュワワー 4枚
ここも特筆することはないですね、ロスト軸のデッキである以上最大枚数採用です。

・ヤミラミ 2枚
ジラーチが出るまでは最強カード、ジラーチが出た今は強カードという認識です。ここの一枚は最悪自由枠かなと思うくらいジラーチが邪魔です。しかし、他のポケモンと合わせてサイドを複数とれる点、非エクの人権を無くすほどのカードパワーはやはりこのカードの魅力です。

・ウッウ 1枚
後手1おとぼけスピットは対面こそ選ぶものの、やはりクソ強いです。このデッキは後攻1ターン目にアビスシークとおとぼけスピットを対面に分けて選べることが本当に強いです。サイドを5枚取った状況で釣竿ネストボスで勝つことも多く、1枚は確定枠かなと思っています。2枚採用の利点としてはロストミラーや非エク対面に刺さることですが、1枚でも十二分に活躍しますし僕は1枚で落ち着きました。

・かがやくゲッコウガ 1枚
このカードも確定枠ですね。少し前に水エネ抜きのロスギラが流行りましたが、ウソ構築だと思っているくらいには月光手裏剣が強いです。ジラーチの登場により、マナフィとジラーチで枠を争うことも追い風です。かくしふだでエネをトラッシュに送ることも、この構築ではキバナを採用していますのでメリットになり得ます。

・ミカルゲ 1枚
あまりにもミュウが強いので泣く泣く採用しました。ルギアや構築によりますがパオジアンの牽制にもなるカードです。わざわざ出すことはあまりないのですが、サーナイトデッキのザシアンのけんのほうこう、ミライドンデッキのしゅんそくも止めることができる点は覚えておいて損はないです。

サポート
・アクロマの実験 4枚
確定枠です。ロスト系統のデッキはこのカードに触れれないことが負けに直結するほどには重要なカードとなります。しかし、ギラティナの場合アビスシークでロストゾーンを地道に貯めることができ、初めの2〜3ターンで打つことができない場合でも戦うことができるのが他のロスト系統のデッキとの1つの差別点になると思っています。

・ボスの指令 2枚
確定枠?です。稀にクロススイッチャー型で枚数を減らしていたり、採用されないケースもあるようですが、スイッチャー型は強みがあまり理解できなかったため、セオリー通りのボス2枚採用です。

・ツツジ 2枚
ナンジャモとの選択になると思います。共存している人も多く見かけますが、このデッキにおいては、序盤はアクロマやボス、終盤に手札干渉の動きが強いと思っているので、ナンジャモではなくツツジを採用しています。雪道ツツジ最強!

・キバナ 1枚
最近の構築ではあまり見かけないカードかと思います。しかし用途はかなり多く、このカードによって勝った試合は少なくありません。ミラージュゲートや釣竿、雪道等本来サーチをする手段のないカードに触れられる点がかなり大きいです。この一枚で月光手裏剣や、ロストインパクトを手張り権を使わずとも打てることが非常に優秀だと思い採用しております。

グッズ
・ミラージュゲート 4枚
バグカードです、抜く理由はありません。開発側が酔っ払っている時に刷られたカードですので、使えるうちに使っておきましょう。

・バトルVIPパス 4枚
正直嫌いです。
サーナイトやリファイン型リザードン、パオジアン等の、不思議な尻尾ミュウやカイやペパーの入っているデッキではないためサーチ手段が乏しく、ハイパーボールやリファイン、ヒガナの決意等特定の手札をコストとして切れるカードも入っていないため1ターン目以外は本当に何もできない死に札に変わるからです。
はなえらびやアクロマの実験で捲れた際は脳死でロストに送ることが出来るため時短になると言っている人がいましたが、それは実質デッキにゴミが混ざっている事を指すと思っています。メリットでもなんでもありません。手札干渉をされた際に死に札がデッキに戻り、再度引かされる精神的苦痛を受けるカードにもなります。
しかし、それを差し引いても打てた時の出力はバグです。数ヶ月後には使えなくなるカードです、今のうちに使っておきましょう。

・ネストボール 3枚
現代のポケカにおけるもっとも採用率の高いカードです。このカードを4枚にしてVIPパスを減らすことも考えましたが、初手で使える確率を落とすくらいなら抜くべきと思い4;3の採用です。

・あなぬけのヒモ 3枚
タイミングこそ選ぶ場面がありますが、基本的に最強の入れ替え札だと思っています。後攻1ターン目はこのデッキとの噛み合いが特に強く、おとぼけスピットによる裏のポケモンの気絶が狙えるカードになります。また、付与効果はベンチに戻れば基本的には消えること等、起点を効かせれば用途は無限となるカードです。

・いれかえカート 2枚
タネポケモン主体のデッキの場合最強の入れ替え札です。ロストバレットやミュウデッキ、レジデッキはこのカードが優先されることが多いです。
おとぼけスピットを一度受けたギラティナVをこのカードで逃し、キュワワーではなえらび、その後アビスシークというプレイはおとぼけを2発耐えつつ次のターンに活かすことができる動きで、下振れているときに割とするので覚えていて損はないかと思います。
しかし、ギラティナVSTARを動かさない点を考慮して3;2の採用になっています。

・すごいつりざお 2枚
スーパー便利カードです。過去の釣竿のレギュ落ちにより、エネルギーリサイクルを採用するほどエネルギー管理の難しかったこのデッキを、かなり強化した1枚です。ウッウやヤミラミ、ゲッコウガなどのアタッカーを戻すことも多く、正直3枚は採用したいカードですが枠の都合上2枚となっています。

ポケモンのどうぐ、スタジアム
・こだわりベルト 1枚
主にミュウとルギアを見て採用しているカードです。上記2つのデッキは不利対面で、勝率を保つ為にはこのカードが必須だと思っているための採用です。どちらのデッキもシェア率は非常に高いため、採用する価値は大いにあると思います。

・頂きへの雪道 3枚
人生は頂きへの雪道。どこかの有名な方の名言?ですね。このデッキは環境デッキの中でも特に雪道を強く使えるデッキで、親和性も非常に高いです。ミュウやルギア、サーナイト、ミライドン等環境上位デッキが軒並み雪道に弱く、このカードを剥がせなかったが故にイージーウィンをすることは多いです。また、雪道ミュウとは違い雑に貼っても自分に影響するのは隠し札のみ。環境対策札の筆頭とも言える雪道が効かないことも、このデッキを最強格に押し上げています。

エネルギー
・超4枚草3枚水3枚
まぁ基本の枚数ですね。これ以上もこれ以下もいじることはないと思います。水2枚は一度考えましたが、あまりにも月光手裏剣が打ちづらくなったので没にしました。

・ジェットエネルギー 3枚
すごいですよねこのカード(笑)ポケモン入れ替え+逃げエネを1枚で賄うのは流石にズルでは??
ロストインパクトのコストにすることも多く、またギラティナを押し出すことにもよく使います。

3.採用候補枠(入れ替え検討カード)


・マナフィ
やはり特性が強力です。月光手裏剣等を咎めるこのカードは正直枠があれば採用したいです。しかし、キュワワーを守ることが多いこのカード、逆を言えばキュワワーの展開を最低限に抑えることで手裏剣のバリューを下げることができると思いました。また、キャンセルコロンとクロススイッチャーを合わせて使ってくるパオジアンには無力になることも多く、抜くことに抵抗はありましたが意外と不採用でも戦えるデッキにはなっていました。

・ジラーチ
特性がミラーやサーナイト対面において強力です。しかし、このカードを置くベンチ枠やデッキのスロットについて考えると現時点では不採用になりました。このカードの存在がそもそもロストバレットを減らすカードになっていることは追い風です。サーナイト等エネルギーをサーチするこのカードの技が有効に働くデッキでの採用はかなり強いかと思います。

・ナンジャモ
前半はアクロマをプレイしたく、後半はツツジの方が強いと考えており、打つタイミングが曖昧なこのカードは不採用としています。しかし、多くのレシピで採用されているため、強いカードであることは間違いはないので候補としておきます。

・セイボリー
現環境はベンチ多面展開をしないデッキの方が少ないです。ジラーチとマナフィなど特定のメタカードにベンチ枠を割くことも多く、要所で使えばかなり強いカードになると思っています。しかし、やはりサポート権の重複により不採用としています。

4.各対面のプレイと使用候補ではない理由

・サーナイト(微不利)
このデッキはデッキとしての完成度が高すぎるため微不利であると思います。月明かりの丘の登場により、ロストマインのばら撒きによる戦法を取れなくなったのが大きいです。丘登場以前は有利だと思っていました。。。
この対面で重要なのは先にダメージを与えておくこと。ザシアンもアルカナシャインサーナイトもエンブレイスによるエネ加速ができなければ火力は出ません。クレセリアのムーンライトリバースが脅威ではあるものの、そう何度も使われる技ではないためある程度の割り切りは必要かと思います。
ギラティナがサーナイトに優っている点は多面攻撃が可能な点です。サーナイトは大きな一撃を容易に出せるバカデッキですが、2体以上同時に攻撃する術を持ちません。そのため、非エクメインで戦い、マナフィを退けたタイミングで手裏剣を挟めば勝ち筋を見出せます。
また、相手の練度と引きにもよりますが、雪道による公害が可能であるため、体感勝率は6:4くらいかと思っております。

使用候補ではなかった理由として、連続して対戦するイベントでは不向きなデッキだと思っているからです。相当な練度のある人しか使うべきではないと言わざるを得ない練度デッキである点、時間切れ両敗になりやすいデッキである点、考えることが多すぎる点があります。

・白ルギア(不利)一撃ルギア(五分)
このデッキはあまりにも相手の運要素に左右されます。その理由は引きとコイントス次第過ぎるからです。
サイドプランとしては2-2-2が好ましいのですが、状況によっては2-1-1-2や2-1-1-1-1になります。
先行2ターン目にアッセンブルスターでアーケオスを2体出させると大抵のデッキは流石に勝てないのですが、ギラティナを多面展開することで戦えるようになっています。Vガード込ルギアをベルト込ロストインパクトorスターレクイエムで倒し、残りのサイド2ポケモン2体もギラティナで倒すのが好ましいです。一撃ルギアの場合この戦い方が可能なため五分としていますが、白ルギアの場合カビゴンで攻められるのがあまりにも厳しいです。ロストマインが効かないため、ギラティナVのひきさくや手裏剣+おとぼけで戦わなければいけません。相手がサイド2ポケモンを絞って戦ってきた場合はかなり勝ち筋が薄いので良くも悪くも相手次第になります。
ルギアで2枚、アーケオス2体にロストマイン+手裏剣で2枚、ひきさく2回でカビゴンを2体取って2枚が勝ち筋かと思いますが、お守りが入っている場合や相手に先に殴られた場合、引き裂くの返しにアヤシシで倒される場合、そもそもそんなに綺麗に毎ターン攻撃できない場合を考慮すると不利ですね。

使用候補でなかった理由は、前述した通りあまりにも運要素が多い点と一定数存在するミライドンにボコられるからです。しかし、先行2ターン目アッセンブルスターができれば怖いもの無しな点、良くも悪くもプレイがブレにくい点を考慮すれば大きな大会での使用は向いているデッキかと思います。

・雪道ミュウ(五分)
じゃんけんが大切です。先行を取りましょう。雪道を張って回答がないことを祈りましょう。
冗談はさておき、じゃんけんは本当に重要です。先行を取った方が有利に寄ります。
サイドプランとしては3-3で、このプランを可能にするのがこだわりベルトです。ベルトを不採用にすると一気に不利になります。
盤面の展開について意識することはギラティナを最低でも2面同時に、可能であれば3面展開して即座に進化させること。ミュウ側はギラティナVの状態で3体倒すことが1番楽で、その再現性はかなり高いです。それはベルト込テクノバスターやパワータブレット一枚のテクノバスターで簡単に220を出してくるからです。しかし、VSTARになると単純に要求札が2枚増えるため一気に要求値を上げることができます。
たまに月光手裏剣を打つ人を見かけますが、絶対に打ってはいけません。ミラージュゲートとエネルギーを無駄に割くことになるからです。
またミカルゲ込でこの相性なので相当強いデッキであることが明白です。
序盤は準備に回し、後半で捲り勝つイメージで戦うのが吉かと思います。

使用候補でなかった理由は、使ったことがないのとウロボ高杉問題です。流石に数ヶ月で落ちるウロボに2〜3000は出したくないです。。。

・フュージョンミュウ(微有利)
雪道よりは断然有利です。
その理由としてサイドプランが挙げられます。こっちの型は手裏剣おとぼけでゲノセクト+メロエッタを、スターレクイエムでVMAXを取る1-2-3プランを取れるからです。
じゃんけんでは後手1メロディアスエコーを考慮し、後攻を取る方がいいと思います。アビスシークを挟むことで後攻2ターン目からミラージュゲートを使用できること、先行でギラティナ前で返すと何も仕事をせずにギラティナが倒れてサイドを2枚取られることを考慮すべきだからです。
プレイの基盤と使用候補ではない理由は雪道と大差ないので割愛します。

・悪リザードン(有利)
これは間違いなく有利と言えます。理由は知り合いの有識者が言っていたからです!
まぁそもそもヤミラミが強過ぎて非エクを取りつつ、リザードンにも50当てておけばロストインパクトで取ることができる点、スターレクイエムで無傷のリザードンも落とせる点、雪道に弱い点を考慮すればまぁ当然の結果ですね。
また、要求札が多いデッキですので相手が思うように回らないことも多いので基本勝てますね。

使用候補ではない理由は、前述の通りです。ミュウに有利を取れる点以外は利点が見つからなかったです。。。

・ミライドン(有利)
先行で雪道を張れればイージーウィン。貼れなかった場合や後攻の場合でも、アタッカーがサイド2ポケモンばかりな点とギラティナがワンパン出来るのに対して、ミライドン側はライチュウでしかワンパン出来ないことから有利だと思います。
こちらが下振れていた場合でも、モココを縛ることでターンを得られたりと勝ち筋は無数に存在します。採用されているメタカードである雪道と崩れたスタジアムが刺さりにくいことも有利な点として挙げられますね。

使用候補でない理由は、面展開の再現性は非常に高く、平均点の出しやすいデッキではあるものの、平均点を超える動きは少ない点、安定感が売りなのに結局エレキジェネレーター依存でそこに運要素が大きく絡むことです。

・パオジアン(微有利)
アタッカーがサイド2ポケモンが多いためこちらも有利寄りだと思います。
セグライブ型はギラティナに限らずですが、セビエを取り続ければ動きませんし、アルセ型やパルキア型はサイド2ポケモンが並ぶため2-2-2を押し付けやすいです。しかしパオジアンも簡単にギラティナをワンパンしてくるため、ミライドンほど有利ではないです。また、月光手裏剣を環境で1番上手く使えるデッキであるため、常に警戒する必要があります。

使用候補ではない理由は、安定感に欠けるデッキだからです。上振れれば環境最強とも言われるデッキですが、平均点は低いデッキであるためこの評価としています。

・ロストバレット(不利)
形は様々ですが、基本的に不利です。相手の方が早い段階からロストマインを打ってくる上に回収手段も豊富なためです。プレイとしてはこちらもロストバレット風に動く意識です。しかしマナフィやジラーチを切っている点も含めて流石に不利です。当たらないことを願うばかりです。しかし、環境的に向かい風デッキのため母数は減っていると思います。

使用候補ではない理由は、やはり環境的に向かい風な点ですね。リザードンが立つだけで苦労しますし、ジラーチのせいでメインウェポンのロストマインが使いづらいためロストバレット使うならロストギラティナを使うべきだと思います。

・ロストギラティナ(五分)
まぁミラーは流石に五分でプレイヤーと引きと構築次第です。ギラティナは1体しか出さないことくらいしか意識していることはないです。

5.総括


以上が僕の考えるロストギラティナの構築についてと対面意識です。基礎中の基礎のようなことしか書いていませんが、文字に表せば8000字近くにもなると考えると恐ろしいです笑
まだまだポケカの知識は浅く、大会等もろくに出たことはありませんが、少しでも読者のためになれば幸いです。
また頂いた意見は随時追記していきますので、お気軽にリプライやdmを頂ければと思います。
ここまで長い文章にはなりましたが、ありがとうございました。
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