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シアトリズムファイナルバーラインに備えてProject DIVAコントローラーを買ったらPADに戻れなくなった話

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※当記事は個人の感想です

要約

  • コントローラーはLR全部ボタンだったり、背面ボタンある方がいいよ

  • DIVAコンは要カスタムだけどシアトリズム用としてはアリだよ

  • 公式でACを想定したコントローラー出してほしいよ

シアトリズムファイナルバーライン2/16発売!!

に先行して体験版が2/1からリリースされている。シアトリズムシリーズをAC版から遊んでいた筆者も意気揚々とこれを遊んでいたのだが……

パッドプレイの問題点

まあ難しい。もしかするとアーケードより難しくなっているんじゃないか、と思ってしまったほどだ。
基本~熟練くらいまでは3DS版のような持ち方のスタイルで問題ないのだが、究極譜面からどうしても難しい場面が出てくる。

  • コントローラーのボタンで押しやすいのは親指で押す前面のボタン

  • スライドはスティックでしか取れない=親指でしか取れない

  • ボタン→スティックと移動するのは難しい

という理由から、スライドを確実にとるため、まず親指でタッチトリガーを取らないというところから始まる。となると基本的に各種L/Rのボタンでとることになるのだが、指先を折り曲げる形でやるので連打がきつい。
(特にPS4コントローラーはL2、R2がトリガーなので、深く押し込まないといけないため余計につらい)
コントローラーのままやるとしたら

  • 背面ボタンを導入する

  • L2R2がボタンタイプのコントローラーを使う

などがあるのだが、それも好みの問題になってきてしまう。合うコントローラーに出会うまでたくさんコントローラーを買っていると出費も馬鹿にならない……

そんなこんなで初日にあっという間に腕を言わしかけてしまったため、このままではマズいと思い何か別の手段がないかと探した。

代替手段の条件

いわゆるアーケードコントローラーのようなものを探すことになるのだが、左右アナログスティックの入力ができるという必須条件がある。これを満たすパッドコントローラー以外のデバイスという条件は非常に狭く、正直諦めかけていたのだが、一つ心当たりがあり、検索したところ見つけたのが株式会社HORIから販売されている初音ミク Project DIVA Future Tone DX 専用ミニコントローラー for PlayStation®4(以下DIVAコン)だった。

大きなボタン、アナログスティックが2本と要件を満たしていたので「これならいけるかもしれない」と藁にも縋る気持ちで中古品を購入。運よくほぼ未使用のものを引き当てることに成功した。

使ってみたメリット・デメリット

DIVAコンにはプリセット機能があり、左半分を十字キー、右半分を通常のボタンという風なレイアウトに切り替えることができる。

プリセット機能(公式より)

で、その状態で左手の人差し指を右キー、中指を上キー、右手の人差し指を□、中指を△に置き、親指でスティックを操作するという形になった。
数プレイしてみたところ、目に見えたメリットとしては

  • 指先を曲げるのではなく、ボタンをたたく形に変わったので、連打がやりやすくなった。

  • 手を広げるだけでダブルタッチが取れるので、分業が非常にはかどった。

事実、FF7の闘う者達など、パッドでは手も足も出なかった曲たちがみるみるうちにスコアが伸びていった。
だがしかし、問題点もあった。コンパネ上の左キー、〇キーに手が当たってしまい、タッチトリガーが暴発するのだ。
さらに、その上に手を置くような形になってしまうため、どうしても手が浮いてしまっていた。

アサイン機能(公式より)

暴発の件はアサイン機能で無効化することで対応できるのだが、手を置くときに浮いてしまうのはどうしようもないため、ここでカスタムを決意。

カスタム仕様

コントローラーのカスタムパーツといえば三和電子、ということで下記のパーツを千石電商にて購入

手に当たる両端と下2つのボタンをはめ込み式押しボタンに交換し、デフォルトのまま使うボタンのスイッチ部分を静音押しボタンに交換した。
主に音の原因はボタン押下時のプラとプラがぶつかる音なので、スイッチを変えただけでは静音の効果は抜群、というわけではないが、純正のHORIスイッチよりかは静かであった。

交換完了後の図
ボタンアサイン

ボタンアサインが上記の理由は、メニューでは左スティックでも操作できるため、十字キーは必要ないのだが、ペアスタイルを一人で遊ぶ際に十字キー側を残しておかないと遊べないため、リトライのための下キー、練習を選ぶための右キーのみ残している。
本当は上下キーを残したかったのだが、上下および左右は同時押ししても同時押しされないという仕様があるため、こうせざるを得なかった。
※PS4版は後から押された方が優先されるという仕様、後から押した方を離すと先に押していたボタンが再度押されるという扱いになる。昔のヒットボックスの最速ソニックみたいな挙動
※スイッチ版のジョイコンではありとあらゆる場面において上と左が優先される。上と左が押されている間は右と下をいくら押しても意味がない

このカスタムにしてから実際のプレイ動画を何本か収めてみたので、興味のある方はぜひ見てみてほしい。

特に闘う者達をプレイしているときが一番恩恵を感じることができた。
パッドでは700万点すら出ないありさまだったので、これはデバイスのおかげといってもいいだろう。

最後に

個人的にはもうパッドに戻れないくらい利便性を感じている。シアトリズムACを経験していた人は、一度候補に入れてもいいかもしれない。
しかし、コントローラーがすでに絶版であるため、なかなかスムーズに手に入りにくいという難点もある。

本当は公式、あるいはサードパーティーからこのゲーム用のコントローラーが発売されるのが一番いいのだが……
(スクウェア・エニックスさん、HORIさん、その他周辺機器メーカーのみなさん是非お願いします!)

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