仮面ライダー 第1話「怪奇蜘蛛男」あらすじと感想

話題のシン仮面ライダーの原典を令和の今再び見てみようと思いチャレンジしました。
「コレは備忘録しておかなければ」と勝手に思い書き留めておきます。
多分にネタバレがありますのでご注意。


第1話「怪奇蜘蛛男」

本作主人公はお馴染みの本郷猛。
大学生の彼はスポーツ万能でI.Qは高いと改造人間になる前からかなりの超人スペックです。
その彼がバイクレースの練習をしていると謎のバイク集団に奇襲されます。
スーパー大学生の本郷は危機回避し、逆に謎のバイク集団を追跡。
しかし、蜘蛛の巣にかかり気を失う。

手術台に拘束された本郷が目を覚ますとそこは世界征服を企むショッカーの秘密基地だった。

初回から音声のみ登場のショッカー首領が改造人間手術を指示、スーパー大学生は改造人間にされてしまった。
目が覚めた時点で自我が残っていた本郷、まだ脳の洗脳手術には及んでいなかった。

ショッカーオペチームにより洗脳手術が開始されようとしたその時、緑川博士の手助けにより洗脳手術は回避し、2人は無事脱出した。

しかし、ショッカーの改造人間・怪人蜘蛛男が待ち伏せる。
ベルトの風車に風を受けた本郷は、改造人間として初めて怪人・戦闘員らと戦闘開始。
その結果、蜘蛛男から脱し逃走成功。

ショッカーは緑川博士の1人娘、ルリ子をストーキング。
大学からの帰路で連れ去ろうとしていたらしいが、立花藤兵衛が現れて博士の無事を告げると、ルリ子を連れて立花藤兵衛の経営するスナック「Amigo ーアミーゴ」へ。
この先シリーズで何度も店を変える立花藤兵衛の記念すべき第1号店です。

アミーゴに戦闘員が現れるが、ルリ子は緑川博士の潜伏場所へ単身向かうことに成功する。
潜伏場所では本郷に博士がことの経緯を告げていた。化学者として拉致された時よりショッカー壊滅の為、スーパー大学生をバッタ男に改造するように段取り、脳手術前に脱出してアンチショッカーにすることを。
既に水道のハンドルさえ捩じ切ってしまう力が出ている本郷は困惑。

結局のところ、博士は後を付けていた蜘蛛男に殺されてしまうが、本郷と緑川博士の会話が言い合いをしていると勘違いしたルリ子は、それ故本郷を父の仇と思い込んでしまいます。

更に蜘蛛男が再び現れて拐われてしまう。

サイクロン号に乗り仮面ライダーに変身した本郷は、ルリ子救出へ向かう。

ダムまで追って来たライダー、戦闘員と蜘蛛男相手に戦闘開始する。

なんやかんやで、上空で回転して両足キックを受けた蜘蛛男は泡になり絶命。


最初のキメ技はライダーキック(呼称してませんが)でした。

個人的感想を少しだけ

タイトルに"怪奇"と付けられる様に原点はホラーですが、シン仮面ライダーのように血飛沫あがるスプラッターではありません。

怪人や戦闘員を顔面をアップで撮影したり不気味さを全編に出しています。
ダムで戦闘の際、ルリ子を拐ったショッカーが横並ぶシーンはシン仮面ライダーでも印象的なシーンでしたが、謎の組織による恐怖感が出ていました。
その後の戦闘では、先程まで蛇口のハンドルを捩じ切ってビックリしていた割に戦闘員相手に無双。
初期段階ではキメ技も曖昧でしたが、ライダーキックらしい技で決着。
また、怪人も絶命時は泡になって消えていくという不気味さがあります。

改造人間にされた事を簡単に受け入れられずにいる本郷。
父を殺したと勘違いするルリ子。
状況がわかっているのか不明な立花藤兵衛。

いろいろな苦悩が交差した第1話でした。

来週は蝙蝠男です。

以上


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