見出し画像

まじすと15th参加記録

この記事は、2023年10月27日~29日にかけて開催された、MtGAstreamer tournament(以下まじすと)15回目予選の参加記録です。僕の参加日程はDay2とDay3です。

Day2 UB碑出告と開璃t豆の木を登れ

 Day2では使いたいデッキを使いました。基本コンセプトは《碑出告と開璃》から《多元宇宙の突破》につなげるコンボです。デッキリストは以下。

環境の強いカードをとりあえず採用してみた。

 端的に申し上げると、《多元宇宙の突破》では勝てませんでした。そもそも基幹カード以外が迷走している点は問題であったと思います。コンボに全振りする勇気が無かったので《黙示録、シェオルドレッド》などのクリーチャーを採用しましたが、除去の的になるだけだし《多元宇宙の突破》でめくっても正直あんまり美味しくない、《碑出告と開璃》を墓地に落とす手段が《かき消し》でサクるくらいしかない、《速足の学び》が全然強くない等、枚挙にいとまが無い。《豆の木を登れ》も結局恩恵をあまり感じられなかったので本当に中途半端に終わってしまったなと思います。強いカードだからといって考えなしに採用しても良いことはない。

戦績

R1 UBRコントロール ××
《完成化した精神、ジェイス》と友情コンボが発生して負け。自分のライブラリーがみるみるうちにMillされるので《多元宇宙の突破》と非常に相性が悪い。悲しい。

R2 4Cドメイン ××
《碑出告と開璃》が《力線の束縛》で追放されるし、向こうは《豆の木を登れ》と《偉大なる統一者、アトラクサ》でずっとアド取られる。除去も速いターンのクロックも少ないので対抗手段が《多元宇宙の突破》を手打ちするくらいですが、7マナ払ってやりたいわけではない。あとダブマリは本当に良くない。

3,4R
MTGAのマッチングエラーでいずれもID。4ゲームしかできなかったけどマリガンは5回した;;

Day3 UBフェアリー

スタンダードで唯一、《思考囲い》と《マナ流出》が使える。

 強いデッキだと思うんですが、キープ判断が少し難しい。1マナのフェアリー2種+《呪文どもり》or《自我の流出》が基本的なキープ基準なんですが、正直なところ、《眠り呪いのフェアリー》じゃないとキープしたくないですね。《フェアリーの夢泥棒》はいぶし銀の活躍をするんですが、クロックとして細すぎるのでこれだけでキープするのはちょっと厳しい。特に1ゲーム目。ただ、打ち消し+除去みたいなハンドでキープするよりはよっぽどましであるということは申しつけておきたいと思います。なにしろこのデッキはクロックパーミッションであり、打ち消しと除去があってもそのうちじり貧になるだけだからです。
 今回のデッキは、フェアリーであるにもかかわらず《フェアリーの黒幕》はパージしてあります。もちろんたたき台の段階では採用していましたが、このデッキでは2ターン目に《フェアリーの黒幕》を出す余裕がないと判断しました。飛行2点は優秀ですが、何よりも《切り崩し》がしんどい。それなら1ターン目に《眠り呪いのフェアリー》を出し、相手の2ターン目のエンドフェーズで麻痺カウンターをどかしたい。簡単に言えば、フルタップで展開しても問題ないクロックが必要だということです。
 つまり、1ターン目に《眠り呪いのフェアリー》が出るか出ないかで勝負が決すると言っても過言ではないわけです。もちろん2ターン目でも相手の除去は当たらないはずですので、1ターン目の《フェアリーの夢泥棒》で探しにいく余裕はあります。《自我の流出》を打ちたいターンですが、2アクションとれますし問題ないでしょう。《シェオルドレッドの勅令》も《フェアリーの夢泥棒》で躱せます。本当に良い仕事をするカードです。しかし3ターン目以降は基本的に打ち消しと除去を構えておきたい。理想は《フェアリーの剣技》+《呪文どもり》でしょうか。アクションがなければ麻痺カウンターをどかして、そろそろ攻撃し始めることが出来ますね。こうなればしめたもので、体感8割勝てます。

戦績

1R BRGミッドレンジ ○○
相手の土地事故もあったが、クロックをうまく展開できたでしょう。BG系に共通することですが、《眠り呪いのフェアリー》が1~2ターン目に戦場に出さえすれば、後は守るだけで概ね勝てます。

2R UBRドラゴン(碑出告と開璃) ×○×
1ゲーム目は1ターン目フェアリーの法則を守らずにキープしてそのまま負け。クロックがなければ勝たない。2ゲーム目は先攻ハンドも追い風して順当に勝利したものの、3ゲーム目にドラマあり。詳しくはTwitchの配信アーカイブをみていただきたいですが、細い線を追い切れずに悔しい負け。プレミと認めたくないプレミが2つくらいあるので当該箇所について意見を募りたいくらい。

3R BGミッドレンジ ×○○
メインはクロックの押しつけあいなのでクリーチャーが強いゴルガリの方に有利がつくでしょう。《グリッサ・サンスレイヤー》など、除去を強要してくるカードが多いうえ、ミシュランがクリーチャーで止められないのもきついポイントです。そのためサイドから《未認可霊柩車》を取るマッチになります。育った《未認可霊柩車》でミシュランを止めるための採用ですので、基本的にこれに搭乗して攻撃することはありません。《錠前破りのいたずら屋》の警戒が非常に助かりますね。このマッチでは、《慈愛の王、タリオン》のETB能力は3を指定するのがおすすめです。

4R UBR碑出告と開璃コンボ ×○×
マリガンすべきハンドをキープしてどちらも落としたので要反省。クロックがないと本当に勝たないのはわかっているんですが、コンボ相手だとどうしても打ち消しをキープ基準にしてしまいがちです。そういうときにサイドプランでやられるんですね。基本に帰れ。

まとめ

 クロパは4Rすると疲れるという理由でジャパンオープンもジャンドを使ったりしたわけですが、結局落ち着くところに落ち着いた感がありました。クロパを使う覚悟が決まったというか、気合いが入り直されたというか、いずれにしても使い慣れたデッキじゃないと勝てないと改めて思った次第です。イクサランで強い青黒の1マナクリーチャーが出たら嬉しい。
 Twitchのアーカイブもみて頂ければ幸いです。何かあればTwitterまで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?