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アルミテープチューニングについての見解

ひさびさにnoteに投稿する。

元電気系技術者の立場から、
車が相当好きなひとなら一度は聞いたことがあるであろう
アルミテープチューニングについての見解をざっとまとめてみた。

加速力向上、燃費改善が謳われているが、
トヨタはボティに帯電した+電荷と空気中の+電荷の斥力の低減による効果を訴えており、
この理屈には納得がいく。

ただこれだけでは、ステアリングが軽くなることに関して説明がつかない気がする。

これについては、車体の絶対電位を下げることによる車体-絶対アース間の電界の低減。
車体周囲の電界が小さくなれば、車の電気回路内の電子にかかる余分な力も軽減され、
その結果、電流の流れがよりスムースになるからだと考察している。

電気をかじったことのある人なら、力と電解の関係を表す F = q * E の公式はご存じだろう。

ともかく、アルミテープをどこに張ればより効果が出るのかはそういったサイトを見てもらうとして、
効果が出やすいかどうかを自分でイメージできるとアルミテープチューニングがより楽しくなるのではないだろうか。

海外には広まっているのかは知らないのだが、
日本側から根拠から効果をきちんと示して売り込んでいけないものか。

世界中に広まれば、省エネ、地球温暖化の抑制などに
一定の効果は期待できると考えているのだが。

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