マスク不足の中、花粉症シーズンに突入


東京でスギ花粉が活発になり始めた


東京都では2月22日からスギ花粉が活発になり始めた。例年より2週間、去年よりも1週間程度早く、これも暖冬の影響が否めない。

八王子や多摩などの西側から徐々に広がりを見せていて、渋谷や新宿といった繁華街での飛散も、もうじきにといったところだ。

必需品のマスクだが・・・

花粉症患者の必需品であるマスクだが、日々猛威を奮っているコロナウイルスの影響で、どこにも見当たらない。

店頭に「本日マスクの入荷はありません」といった紙が張り出される状況が続く中、ついには先日、小学館が発刊している「DIME4月号」に付録としてマスクが登場するほど深刻な品薄状態になっている。

政府がついに動き出した


2月21日、この非常時事態に政府も動きを見せ、1週間に1億枚以上の生産を行い、3月には輸入品も含め、6億枚以上のマスクが提供できると発表した。

とはいえ供給が落ち着くのは3月以降と思われ、花粉症患者にとって辛い日が続きそうだ