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ケン坊田中が泣いた日(華大どんたく 2024.2.10)


福岡に住み始めて数年、博多三大祭りの一つ「博多どんたく」に参加するより先に『華大どんたく』へ。

福岡の大規模お笑いイベントとしては去年1月の『LIVE STAND 22-23』をマリンメッセに見に行った以来でしたが、今度はPayPayドーム。3万5千人くらいお客さん来てたらしい。LIVE STANDとの違いは↓みたいな感じ。

  • アリーナ席以外なら飲食可(ドーム内で販売のものに限る。LIVE STANDは場外に青空フードコートみたいなのがあった)

  • 場内写真撮影不可(サイトには「公演中は撮影禁止」とあったけど実際は開演前から撮影禁止がアナウンスされていた。LIVE STANDはエンディング撮影可だった)

自分たちが座ったのはS席スタンド、3塁側ベンチ真上ぐらいの見晴らしのいい良席。アリーナ席が一度外に出て飲み食いしないといけないのを考えるとスタンド席で良かったと個人的に思いつつも、中盤やエンディングで芸人さんと至近に触れ合えるアリーナ席ならではの優遇もしっかり用意されていました。

「愛と人脈の総力戦」のハイライトは大運動会の冒頭、大吉先生の紹介で開会宣言役に登場したのはBIG3の一人、明石家さんま!ドームがどよめく。時間がない、次があるんやと言いながら喋り続けるいつものさんちゃんで、生で向上委員会を見た気分。ネタの方は令和ロマンも見れたし、タカトシも初めて生で見れたし、何よりすっかりTBSの朝の顔になってしまった川島さんを「麒麟です」の人として見ることができたのが今や新鮮でした。

(個人的な話ですが、自分が『笑っていいとも!』最終回へ向けてスタジオアルタへ入るタモリの姿を生で見たのが2014年3月。2024年2月に明石家さんまを生で見たので、計算上は2034年春頃にビートたけしを生で見ることになります)

華丸さんがアキレス腱の治ってない岡村さんをおんぶして走ったり、ニューヨーク嶋佐が嶋佐軍団の一人・とん汁無料の名前を大喜利のランダム回答に忍ばせてあげてたり、LIVE STANDに続き藤井ちゃんが「ナンダカンダ」を熱唱したり、エンディングで小さなバカリズムをでっかい秋山が抱え上げてたりとほっこりポイントも多々。

  • バッドエンドで終了した「OOGIRI QUEST」、大悟が下ネタを連発しなかった場合のハッピーエンドver.の映像は用意されていたのか

  • ぐっさんの登場時に「ヒデキコールが足りない」と音を止めてやり直すくだりがあったけど最初からヒデキの大合唱だった場合どうなってたのか

などのifも思いつつ、9時間半の特大イベントは大盛況、大感動のうちに幕を閉じました。(自分が一番笑ったのはトレンディエンジェルでした)

タイトルの話。県外出身の自分からすると『ももち浜ストア』で「ウチの町では大ニュース」とか「AGETATE」を担当してる人という印象のケン坊田中(現芸名・田中健二)さん。華大や元相方のカンニング竹山と同期の福岡吉本1期生、記者会見時には大吉先生からも「ケン坊田中は呼ばない」と断言されていたもののエンディングの舞台にはしっかり迎え入れられ、大きくなった同志・華大の勇姿を見て感極まるケン坊の涙、涙……。

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