R1 TECHNOLOGIES

製造業・農業向けのDX支援や、生産管理ソフトを開発・販売しています。 2024年4月に創業した小さな組織ですが、少しでも社会貢献できる会社を目指し活動してます。

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最近の記事

AIで先生の指を救った話

少し昔の話です。(若干の脚色を含みます。) AIに出会う 僕が初めて「AI」といわれるものを触ったのは2017年ごろ、当時大学院の2年生だった時期でした。「ゼロから作るDeep Learning」という名著が出版されて、少し経ったくらいです。 僕は農学研究科という農作物の品種や栽培方法を研究する学科に所属していたのですが、そのような情報学を専門としない学生にも、「AIがなんかすごいらしい」というウワサが届き始めていたころでした。 そのときの僕の研究は植物のフェノタイピン

    • パソコン初心者の妻にMacBookをプレゼントした。

      このエッセイについて僕の妻はもともと接客業で働いていたのですが、色々あって事務職希望で転職活動をすることになりました。しかしながら事務職は未経験ということで、好みに合うところを探そうとするとなかなか選考に通らず、苦戦しているようでした。 そこで、僕の会社で一旦経験を積んで、そこから転職するのはどうか?という提案をしてみました。 今年の春に創業してまだ半年しか経っていないたった2人会社ですが、そこそこ仕事も増えてきて、各種バックオフィスの業務を誰かにお願いしたいなと思っていた

      • 【ルポ】 マイクロ法人が大型展示会にプロダクトを出展するまでの軌跡

        10月2~4日にインテックス大阪で開催された ものづくりワールド大阪2024 に出展してきました。 出展当時の当社は 非雇用保険者数が0人のマイクロ法人(※1)であり、出金を抑えるに越したことはないため、展示会に挑むかどうかはすこしだけ悩みました。それでもコストを上回る大きなメリットを得られるという判断から、経費を限界まで抑えた上で頑張って出展してみよう、という結論になりました。 このレポートでは、以下の内容を中心にお伝えしたいと思います。 実働1人の状況において展示会準備

        • 日本学術会議 公開シンポジウム 「スタートアップが繋げる農学と農業 〜望ましい共創のあり方〜」に参加しました。

          8月29日(水)に、東京都の日本学術会議講堂にて開催されました、「スタートアップが繋げる農学と農業 〜望ましい共創のあり方〜」 に参加してきました。このシンポジウムを通して、筆者が得られた知見や示唆を、ここで共有したいと思います。 食料・農業・農村基本法の改正の説明1999年に現行法が制定されて以来、25年ぶりに大幅な改正が決議されました。その内容を農水省の担当の方から説明いただきました。この改正案の背景には、審議会の今の農業に対する非常に深刻な危機感があるようです。現代

          LINE 版 Rice SCOUTERの紹介

          以前に投稿した イネの収量測定アプリ Rice SCOUTER には、スマホアプリ版だけではなくて、 LINEのチャットBotを利用したバージョンも用意しています。 チャットBotとは?SNSにてチャットの相手がロボットになっていて、ユーザがメッセージを送信すると自動返信する機能です。例えば以下のように予約システムと連携して、使い慣れたLINEのユーザ体験からそのまま予約が簡単にできてしまうようなサービスが登場しています。 Rice SCOUTERの開発チームもチャットB

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          Rice SCOUTER の紹介

          イネ収量推定アプリ 「Rice SCOUTER」 の紹介記事です。 まとめると・農業研究者・調査員など、イネの生態調査や生産改善に関わるお仕事をされている方を対象にしています。(もちろんどなたでもお使いいただけます。) ・「坪刈り」の手間を一気に削減できるアプリです。 ・Android, iOSのどちらでもお使いいただけます。 コンセプト「坪刈り」という作業があります。(あらい農産さまの記事を引用させていただきました。) 坪刈りは農業法人だけで行われているわけではなくて

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