優しくしてくれて嬉しいね、失恋しろ

はいこんばんは、日記のネタがない(そうでもないけど書きたいからいいよね…許してくれるだろうか、許してくれるね?)時の恒例、失恋妄想の時間です。


人に好かれてる、そう思った、そう思ってしまった。今考えればとても愚かで勘違いもいいところだったのに、その時の僕はそう思ってしまったのだった。

同じクラスの友人、彼とは小さい頃から悪い事も良い事も、何をするのも一緒で何でも話せるとても良いやつだ、だが彼と一緒にいる理由はそれだけではない、彼といるとその姉である先輩とも一緒にいられるからだ、彼女は面倒見がよくて優しくて、先生や他の先輩達からも評判が良く、いつも笑っているとても素敵な人だ。過去辛い事があって落ち込んでいた時に、とても親身に接してくれたり、いつも僕に対して笑顔を向けてくれる、そんな彼女の事を気が付いたら好きになっていし彼女も僕の事を特別に思ってくれているだろう、その辺のせいぜい3年ぐらいしか付き合いのない人と違って僕はその数倍も彼女と交流があるのだから。

「えーっと…ごめんなさい、あっいや、別に君の事は嫌いじゃないけど、特別好きでもないよ?人に優しくするのは当然でしょ?普通にしてただけなのに告白されても困っちゃうな…。ごめんね、あっ、きっと君にも良い人が現れるよ、応援してるからね。」

違う、違う、違う、応援?なんで?僕を受け入れてくれないんだ?そうじゃない、僕に優しくしてくれる先輩の事が好きだったんだ、先輩だって僕の事が好きだから優しく接してくれていたんだ、おかしい、おかしいじゃないか、好きじゃないのならなんでそんなに優しくするんだ、やめてくれ、僕をこれ以上惨めにさせないでくれ。


はい、今日もちゃんと失恋できたね。

それではまた後日。

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