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タイピングの矯正

3か月くらい前に自宅のパソコンの処理の遅さに耐えかねて中古のThinkPadを買ったところ、キーボードの打ち心地がとてもよい。今までキーボードの打ち心地についてはよほど音がでかいとか打つたびにガタつくとかの不快さ以外は気にしたことがなく、打ち心地がよいと意識したのは初めてだった。気に入ったので沢山打ちたいと思ったが、そもそもそんなに書くことがない。しばらく考えてタイピングゲームというものがあることに気付いて遊んでいたら、打ち間違いが結構多いことが分かった。折角なので自己流で覚えてしまったタイピングを矯正することにした。

1.英字キーと指の紐付けを直す

そもそもどこに何のキーがあるのか何となく覚えているような覚えていないような感じで適当に打っているので「どの指でどのキーを押すのか」を直すところから始めた。

キー操作でステージ選択や再挑戦ができて、あいうえお順になっている(後半になると「だぢづでど」とか「ぴゃぴゅぴょ」とか「っ」の練習も出てくる)ので、テンポよく練習できた。慣れると大体1周30分くらいで打てるようになった。
タッチタイピング習得のコツ、のような記事を見るとよく『絶対にキーボードを見るな』と書いてある。しかし自己流で覚えてしまっているせいで「打てたけど違う指で打った」が頻繁に発生するので、画面の表示と違う指で押した気がする時はどう間違えたのか確認するために手元を見るようにした。

2.単語を打つ時の癖を直す

1文字ずつ意識していればある程度はキーと指が一致するようになったものの、単語を打とうとするとつい癖で打ってしまう。タイピングゲームだと早く入力したい気持ちが勝ってなおさら癖で打ってしまうので、タイピング練習サイトに登録した。

初回は惨憺たる結果だが、10回目あたりから癖だけで打っていた時と同じくらいの速度と正確率が出るようになってきた。ただし、グラフ付きで記録できるのは「腕試しレベルチェック」というお題付きのものだけなので、お題によってスコアが変動する。

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練習後に「ミス音がうるさいと感じるうちはまだ上手くなれる」といった名言のようなものが表示されるところと、長文の内容が選べないところ(ランダム表示される)が合わなくてあまり続けられなかった。

3.記号や数字を含む長文に慣れる

癖を直しつつ練習ではそれなりの速度で打てるようになってきたものの、実際に文章を打つとそれほど速くはなっていない。変換が必要なのは仕方ないとして、数字や記号の位置がいまいち手に馴染んでいないのが大きい。数字や記号は手元を見ながら人差し指で打った方が速い。慣れの問題のような気がするので、例文の量が多いタイピング練習サイトを探して登録した。

「今週のタイピング練習-長文」をひたすら遡って練習している。とにかく量があって飽きないところと、数字や記号も含まれた長文で練習できるおかげで続けられている(例文中のカギカッコの前に読点があるのは気になる)。

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こちらは練習した項目ごとにスコアが記録される。今は二週目を始めたところで、調子がいいとAが取れるようになってきた。
実際に文章を打つ時も多少は打ち間違いが減って早くなった気がする。

4.タイピングゲームで遊ぶ

癖で打つ回数が減ってきたあたりでタイピングゲームを探し始めた。

寿司が出てきて楽しい。普通(高級)で30皿を少し超えるくらい打てるようになっていた。

対戦型で熱い。かなり勢いよくキーボードを打ってしまって壊さないか不安になる。調子が良ければレベル4のCPUにギリギリ勝てるくらいになったが、速度も正解率もCPUより低いのになぜ勝てるのかは分からない。対人戦は怖くて挑戦できずにいる。