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桃花の舞

三月三日の「ひな祭り」は「桃の節句」とも呼ばれています。
桃の花が咲く頃だから。それともう一つ、桃花酒を飲むことにも由来しているようです♪♪
桃は邪気を払ってくれると言われています。

この「桃花酒」にフォーカスすると、、、三人官女も一緒についてくる。。。
だって、三人官女が持っているのは様々な酒器なんですもの。
提子(ひさげ)、三方(さんぽう)、長柄銚子(ながえのちょうし)

提子から長柄銚子にお酒を注ぎ足します→
三方に載せた盃に長柄銚子でお酒を注ぎます→
③盃に入ったお酒をお内裏様が飲みます

お内裏様に仕える宮廷の女官たちが軽やかにお酒を注ぐ様子は、慎ましやかな舞いなのか?それとも桃花酒の香に酔っているのか?
そんな疑問が…
でも、きっとそれは愚問よね???

だけど、やっぱりそんな物語を表現してみたくなって…♪

桃の花びらに見立てた漢字の「女」。その同じ形態から様々な桃の花へと変化。


満開の桃の花の中で、フワッと花びらが舞い散って…
一つ一つの花びらは漢字の「女」を形取り、桃酒の香と共に三人官女へと姿を変える。「桃の節句」ほんの一瞬でいいから、お内裏様じゃなくて三人官女に目を向けてみるのもいいな。


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