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「何を言うか」より「何を言わないか」が長く発信を続ける強さをつくる
先日、けんすうさんのこんな投稿を目にした。
寄付って難しいよね、という話。
— けんすう/『物語思考』4万部突破 (@kensuu) January 3, 2024
自然災害とかが起きて、「寄付しようね」という話から「寄付したことは堂々と言っていい、もっとアピールしてもいい。自分のメリットのためでもいい」とか「偽善だと叩くのはおかしい、偽善であっても実行すべき」みたいな投稿をよく目にするんですが、…
寄付をしたことをあえてSNSで発信しない人の考え方がとてもわかりやすくまとめてあるので、自身の影響力の大小に関わらず、ぜひ多くの人に読んでみてほしい。もし自分が多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーとなったとき、こうした「何を言い、何を言わないでおくべきか」の判断に常にさらされることになるからだ。
巷には、フォロワーを増やすために「何を発信するか」を指南する情報はいくらでも溢れている。けれど、トラブルに巻き込まれたり自分が疲弊したりしないために「何を発信しないでおくか」を教えるような情報はほとんど見かけない。ある程度のフォロワー数を抱えるようになると、後者の方が重要であるにも関わらず。
その理由の一端として、普段発信をしている人もそこまで明確に意識して発信すべきかどうかのジャッジをしていないので、言語化できないというのもあると思う。私もけんすうさんの投稿を読んで「私も似た考えから同じ行動をとってきたな」と気付かされただけで、そこまで明確に考えていたわけではない。ほとんどの人は自分の経験則からなんとなく線引きをして、無意識のうちにジャッジしていることが多いのではないかと思う。
また、発信において難しいのはけんすうさんが投稿の最後に書かれていたように「善意の人からの行動の方が、ダメージが蓄積する」ところにある。
寄付やボランティアとはまた違うけれど私も似たような経験があって、
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