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飛行機雲がかっこいいな

正確に言うと、これは「今日(3月14日)の」日記ではない。日付が変わっちゃって、という意味ではない。
つまりなんというか、数日前の日記を今になって書く。反則ギリギリかもしれない。

いいのか? 日記って今日のできごとを書くものなんじゃないのか? これは天気予報と見せかけて天気報をするようなものじゃないか?
テレビでお天気キャスターが「昨日は晴れました」ってだけ言って終わったら……ちょっとまぬけで笑っちゃうかもしれない。

それで本題だが、数日前、夕方の道を歩いてたらひこうき雲を見た。

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何もない空の上を飛行機が音も無く、二本の白い筋を引いていた。

私は夕暮れの、いわゆる黄昏時が大好きだ。明るすぎず暗すぎず、あのほどよく寂しくて素晴らしい空のコントラストが大好きで、ずっとこの空の下を歩いていたいなあとさえ思う。

その素敵な空を、ひこうき雲が縦に線をつけていったのだ。
私はただただ見とれてしまっていた。

ちょっと歩いた後で振り返ってみると、もう飛行機もひこうき雲も、きれいにかき消えていた。

というわけで、この感動を忘れないうちにと思ってこれを書いている。
これは日記というより、備忘録なのかもしれない。

(実は、今日のことについてあんまり特別に頭に浮かんだ言葉もないから書けないっていうのは内緒なのだ)

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