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ことばとこころ




言葉は凶器だ


小学生高学年辺りから、詩というものを書きためていた時期があった。
(一般的には詩ではないかもですが、誰にも見せなかったので自己満足の詩です)


頭の中で永遠に降り注がれる言葉たち

私は頭の中のこの言葉たちを整理しきれず、ただただ苦しかった時期があり

おもむろにノートとペンをつかって文字をかきためた。


最近、引っ越しをして奥深くに詩が書かれたノートを見つけた。

何冊もあった、恥ずかしくて捨てちゃった。

ふと、捨てる前に開くとあの頃の苦しい言葉たち

自分の痛くて辛くてたまらなかった心の中を垣間見て

嫌だなと思う反面、青春だなあとしみじみ感じた。


中学の頃、ホームページというものが流行り

裏日記として自分の詩を書きまくっていた。

何度も書いて、何度も読み返して思い返して

違う表現が出来るのではと新しく書き直したりして

頭の中の言葉たちが喜んでいるような

心の中の思いたちが楽しんでいそうな

不思議な時間にいつも夢中になりながら書き殴った。


最近、そんなホームページも閉鎖になり
まあ、いっぱい書いたしいっぱい見たし
もう、振り返りはしないなと思っていた。


ふと、いつの間にかその頃の不思議な時間を忘れていた。

いつの間にか、頭の中に言葉は降り注がれることがなく
ただ、心の中が苦しい。

そんなとき、いつも自分の言葉たちをみていたんだな
あの頃の君はどうしていた?
あの頃の君はどんな思いだった?

私は気付かなかったけれど、きっとあの場所で
君と語り明かしていたんだなあと思うと、
途端に寂しくなった。


もう、今はなかなか頭の中の言葉たちを出せなくて。
でも、いつも頭の中に言葉はあふれている。


言葉は凶器だ。
でも、言葉は愛にもなる。

言葉は生き物のように感じる。
んん、生き物というか魂って宿っているんやろなというか。


だからこそ、言葉を慎重に扱わないとと思い
私はどんどん言葉を使うのが怖くなった。


そうすると、頭の中に言葉はあふれかえる。気がする。
色んな私の言葉たちを、誰もの言葉たちを
私は大切に大事にしていきたい。


ということで、今後ともまたちょくちょく書いていきます!


温かい目で見守っていただければありがたいです。
まとまりのない文章を読んでいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願い致します!



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