ユニコード16.0追加予定の絵文字のこと

画像1 7/17は世界絵文字デーで、本日施行10周年を迎えました。令和6年9/10にユニコードがバージョン16.0に更新される予定で、β版で公開されている新規追加のカラー対応絵文字は7種類あります。和田研フォントシリーズではハープ《🪉》, スコップ《🪏》, 枯れ木《🪾》, 指紋《🫆》, 根菜《🫜》, 飛び散り《🫟》, 目の下に隈《🫩》が既に対応しています。
画像2 ユニコード16.0ではレガシーコンピュータ記号拡張として多数の“テキスト絵文字”が追加される予定となっております。レーシングカー《🏎️》, 宇宙船《🚀》, 空飛ぶ円盤《🛸》, エイリアン《👽》, インベーダー《👾》などの派生絵文字が見られます。
画像3 ユニコード16.0に追加予定のレガシーコンピュータ記号拡張は動きの表現を表す絵文字が目立っていて、カラー絵文字対応が実現できれば絵文字によるアニメーション表現ができそうです。向きが異なる飛行機の絵文字はピクトグラムに応用できそうです。
画像4 オロチの絵文字と魚類の絵文字は方向及び口の開閉に重点が置かれたものとなっていて、こだわりを見せています。羽ばたく鳥の絵文字も見られ、カラー絵文字対応時のデザインが気になるものとなっています。
画像5 ユニコード16.0に追加予定のレガシーコンピュータ記号拡張に含まれる合成絵文字は《🙂》や《😐》など顔絵文字を巨大化したもののパーツを組み合わせて巨大エモーティコンを構築したり、2~4種類のパーツを組み合わせた絵文字を生み出すものが含まれています。巨大顔絵文字はユニコードに存在しない〈のっぺらぼう〉の絵文字も構築できます。