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運転者 未来を変える過去からの使者(1285字)

Kindle unlimitedによる2冊目。
今月分はこれで元を取れた、一安心。
といっても、初月お試し無料。
それより自分がちゃんと料金分本を読むかどうかってことが不安なのでした。
文庫2冊なんてちょろいやん。
活字の魅力を忘れていなかった自分に安心しました。
そこかいっ!て、言わないで(o^^o)


この作品をの根底にあるものをぼくは知っていたし、それを信じて生きてきた。
だからどんな環境にあっても「運が悪い」とか「運がよかった」と真剣に思ったことはないし、その責任は自分にあると考えてた。若干著者とは違うかもしれないけれど、ストーリー自体はまるでぼくの頭の中から出たような言葉ばかり。
ぼくには表現力もなければ文章力にも疎いので、人にうまく伝えることができません。
著者はそんなことをストーリーを仕立てて伝えている。
「そんな考え方じゃダメだよ」って後ろで修一に怒鳴っている自分がいる。

これと同じことを先日手相見のお姉さんにも言われました。
彼女の言葉の中で自分の考え方は決して間違っていないことを確認できた。
その7割の部分はこの小説に含まれている。
つまり、著者は自分と同じ価値観を持っているのだろう。
小説ではあるけれど、人がいかにして生きていくかを書いた作品でもあります。
それがわかった途端に少しうざったく感じるし、使者であるところの運転者の知ったふうな口ぶりが鼻についてきますが、それとは反比例して修一がそばに近づいてくると言うバランスというか、一次方程式的な進行(何いってんだか自分でもわからないw)。
一口で言うなら「いつも前向きで生きましょう」なのだけれど、そこにポイント制という独特の言い回しを用いているのが著者苦労の跡か。
なんとかこのことをわかってくれーの声が聞こえてくる。

極端なハッピーエンディングになってしまってるところが、少し雑には感じてますが、所詮作り話ですから。あまりにでき過ぎでしょって著者を諌めたい気もします。

少し自分のことを付記しちゃうと、ぼくの人生での転換点は一眼レフカメラを買ったことでした。
ああ、そこでふふんって鼻を鳴らした人はもういいです、おかえりください(^○^)
ここから自分の中の全ての価値観が変わりました。
もっとも当時はそんなこと気づくはずはありませんが、確かにカメラがぼくの物の見方を変え、人生を変えました。
今その結果は、町おこしがしたいことと、北海道へ移住の2点に行き着いています。
ここからどう変わっていくかは自分でもわかりませんが、目的に沿って自分にあるすべての力注いでいます。辿り着けなければ力不足だけれど、それが自分の生きる道、みたいな。
文章を書くことも、日記や自分が思ったことを歯に衣着せぬが如く書くのも全ては今現在の終点を目指してのこと。
「なんでカメラからそこに?」なんていうことは聞かない方が良いです。
ぼくが出した答えはぼくのもので、他人には再現できないから。
それよりこの本を読んだ方がいいかなって思います、ハイ。
行き詰まってる人にはきれいごとに見えるでしょうが、そんな気持ちで読んでも無駄ですから。
「上機嫌」ですよ、上機嫌。

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