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近況と雑感

今年あとひと月ちょっと。恐らく歴史の教科書に載る1年になることでしょう。

私はと言うと、それなりに元気でやってます。ただ、この業種、まぁダメージデカいので今後のこととか現実的に考えねばなりませんが、アホなのであまり何も考えないようにしています。

アホはアホなりの、とか言いますが、私はアホは考えない方が効率が良いと思っている節があります。

関西人(この言葉あまり好きではありません)の私にとって、「アホ」と「バカ」は違います。前者は自然体、後者は学力が低いという解釈をしています。

それにしてもアホで居られるということは素晴らしいことです。

ただ、アホは思考停止はしていません。思考停止がいちばんヤバいと私は思っています。ちなみにアホはアホなりに考えてる、という言葉は、私にとっては差別や蔑視であり、他人を見くだす問題発言なので、私はそれをしないように気をつけようと思っています。

さて、話題を変えましょう。

ツアーとかしてたのって、いつでしたっけ。ライブツアーって、どんなんでしたっけ。

とまぁ、そんなこともたまには考えたりしますが、私はもともと引きこもって制作に没頭するタイプなので、こんな世の中ですが有り難く制作時間を頂戴しております。Go Toにもあやかる事なく、半径5キロ圏内で生きる日々です。

既に発表したくるりの新曲群、ないしは未発表の新曲群は、アホが作っただけにかなりアホですが、皆さんに聴いてもらうために、とかそんなことを一切考えずに作っています。

そんなことを言うと、ただのヒトデナシみたいですが、私は他人にあまり興味がないだけで、ヒトデナシではありません。音楽を作ることに異常に執着があるだけで、折角こんな時代が来たのですから、私なりの「新しい生活様式」にバスっと切り替えました。

手を動かしてるだけ、みたいなことって悪い意味に使われますが、私はそうは思いません。

手を動かすと、実現します。手が動かなければ、脚を、脚が動かなければ、口を、口が動かなければ、舌を、舌が動かなければ、瞼を動かせば良いのです。

スタッフたちは、そんなアホの音楽制作を支え、ファンの皆さんのことをしっかり考えていてくれていると思います。

折角作った会社(ノイズマッカートニー)、別に儲からなくてもいいから、絶対潰さないようにしたいもんです。

心優しい方、『ソングライン』以降に出たCDと物販買って、『コトコトことでん』の予約を是非してみてください。

『大阪万博』を、大好きな音楽家ふたりが褒めてくれました。作曲家の坂田直樹さんと、ギタリスト/ソングライターのNaokiさん(ラブサイケデリコ)。

ナオキさんたち、有難う!

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