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ブギ丸とでべそ新曲リリース

僕のやってるバンド、ブギ丸とでべその新曲、『ZINGA』が本日リリースされました!

この曲はサッカー賛歌で、ブギ丸のサッカー愛がほとばしっていてサッカー好きには絶対響く一曲だと思う。

僕はブギ丸とでべそにおいては、ライブではドラムも叩くが、制作ではトラック制作やMIXもしている。
ブギ丸とでべそは、踊れる音楽というのを一つの重要な要素として持っているが、今回はその中でも特にダンスミュージックに特化して作った。

このバンドはカテゴリー的にはヒップホップに入ると思うが僕自身はこのユニットを始めるまでヒップホップを実はほとんど聴いてこなく、むしろミニマルテクノを何年も作っている時期があり、今回に関してはその時に培った技術を存分だせた。

こういう四つ打ちの曲においてKICKの音ってめちゃくちゃ大事で、今回は僕の愛用しているELEKTRON社製のMACHINE DRUMから放たれたKICKの音が冒頭からパンチの効いた音で鳴っていて我ながら気に入っている。

BATTERYとかソフトのリズムの音も全然使うけど、KICKの音だけはやっぱり実機じゃないと、って個人的には思ってる。まぁ、曲調によりけりだけど。

そして、ヒップホップの空気を入れるためにも今回はジャズ界の巨匠アートブレイキーのドラムをサンプリングしている。
今、スプライスとかもあって、簡単にサンプリングできて知識がなくてもセンスがあれば誰でも作れちゃうけど、あえて楽曲から手間をかけてサンプリングした。
音楽制作において、この手間って実はめちゃくちゃ大事だと個人的には思う。
安易に効率化すれば、音楽の魔法は消えていく部分もある気がするから。

音楽は魔法、いや、アートは本来全て魔法である!
なんちゃって。

そして、この曲は、ブギ丸のラップの乗り方が本当に気持ち良い。
リリックの内容とか、韻の踏み方とか、ラップには色んな要素があると思うが、その上で聴覚的に理屈抜きに気持ち良いかどうかが一番大事だと思ってる。
その意味で、本当に気持ちよく乗せてくれていて、ラップミュージックの面白さというか、これもある種の魔法を感じさせてくれる。

あとは、この曲がライブでどうなるか、だ。
ブギ丸とでべそのライブを観たことがある方は知ってるも思うがライブと音源では全然変わる。
何回もライブでやるうちに、ライブ用のアレンジが自然と生まれるのだ。
特にギターのecotionalはライブでどんなプレイをするのか。
音源の中で気持ち良いループフレーズを鳴らしてくれているが、ライブではこれに加えてインプロヴィゼーションが入ってくる。
全然違うフレーズも重ねてくるかもしれない。
その辺はまだライブに向けての新曲のリハーサルを開始してないので僕にも未知で、全然違うZINGAが生まれるはずだ。

音源を聴いて頂いた方は是非ライブも楽しみにしていてほしい。

#ブギ丸とでべそ  #ブギ丸 #ecotional #クラゲナス #サッカー #ZINGA #ELEKTRON #アートブレイキー

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