見出し画像

わかれのうた*短歌六首


なつかしいわかれのうたを閉じていく風に揺れてるブルーデイジー

ともだちは遠くなってもここにいる言葉もなくてもう会えずとも

目の前の壁こえるため走りいる跳び上がれ高くどこまでも青く

美しい歌人の歌にうなずいた一つ放すと十あたらしく

電車から明るく光る観覧車ながめ体を時が流れた

さようならふんわりとした印象が霧散していく僕を残して


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?