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quodってどんな会社?1年を振り返って〜 quodの働き方#01

起業から1年が経ったいま、突っ走ってきたquodの3人で「quodってどんな会社だろう?」を考えてみました。

quodが掲げる3つの principle

飯塚:quodには、この一年を通して考えた3つのprincipleがあって、みんなの行動指針として掲げているんだけど。それぞれの今までの経験だったり、人との出会いから生まれたものだと思っていて。その原点をひも解いていくと、quodってどんな会社なのか、ちょっと見えてくるんじゃないかな。

quodのprinciple
1. “事業を創る”というスコープで物事を考える
2. 個人の人生→チームという優先順位で物事を判断する
3. “人の人生にコミットできるか”という基準で考える

飯塚:「事業を創る」という観点は前職の政策金融機関での経験が影響していると思う。経営者の中には単に会社を経営するだけではなく、自分の人生をかけた想いを事業で表現している人がいる。一方でクリエーターやナレッジワーカーの中には、スキル自体が好きだったりそこで高みを目指したい人もいるけど、人によってはスキルは手段でしかなく、事業を形にすることがやりたい人もいる。それがquodの事業モデルを考えるきっかけにもなっていて、事業家の想いを事業としてカタチにすることや事業家の想いが引き継がれていくってことを大切にしたいと思っている。


中川:僕は、せっかくやるなら、良いモノを作ってたいって思うよね。良いモノを作っていけば、みんなワクワクしてくれるし、ちょっといい未来に変わっていくと思うから。なによりも、自分も一番ワクワクするしね。「これはquodが手がけたんだ!」って誇れて、みんなが共感してくれるような事業やサービスをたくさん作っていきたいという考えがquod立ち上げの根底にあると思う。

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quodは,個人がそれぞれの能力を最大限発揮して活躍するための舞台

飯塚: quodでの働き方は、個人個人の自由なスタイルにしているよね。自分たちにとっては、ライフの延長に仕事があるから、働き方=生き方に近いよね。生き方は三者三様だからこそ、それぞれの価値観に合わせて働き方や働く場所、時間をそれぞれが選択していく、それってすごくお互いを尊重できるし、パフォーマンスも発揮しやすくなる。

田林:個人が最大限才能を生かして働けるような舞台が作られてるっていうイメージかな。自由なスタイルだからこそ、思いっきり自分のやりたいことやれるよね。個で活躍することもできるし、チームとして大きい仕事にも取り組める、そのバランス感が絶妙。この環境だから、それぞれがやりたいことを存分にやれるよね。


飯塚: そうだね、もう一つの側面としては、そういう個々の色が集まって一つの世界を作っている。quodのイメージとして思い描いてるのはスタジオジブリなんだよね。宮崎駿監督みたいに看板として中川がいて、全体のブレーンとして鈴木敏夫プロデューサーみたいな役割の僕がいて、高畑勲監督やほかのアニメーターさんとかがいて。それぞれが自分の領域で活躍してるんだけど、でも、お互いがお互いの良いところを活かしつつ、みんなが集まってジブリという一つの世界を作ってる。互いが互いの武器になって活躍しやすい環境でありつつ、quodという一つの世界感を作りたい。新しいメンバーにとっても、quodの他の仲間の存在が武器となって、大きなチャレンジがしやすくなるような環境であったらいいよね。

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それぞれを突き動かしているもの

中川:自分を突き動かしているものってやっぱりワクワクするモノかな。こんな未来を作れたらいいなとか、それが実現したときを想像するとなおさら。例えば今関わっているRELOCAプロジェクトが浸透して、地方に新しい働き方の選択肢ができて、みんながそれぞれの場所で思い思いのライフスタイルが作れるようになったらなあ…とか思ったり。「それ面白いね!」ってみんなをずっとワクワクさせていたいからこそ、自分自身も変わり続けないといけないよね。変化することって躊躇する人も多いと思うけど、変わらないとみんなのワクワクもアップデートできなくなってしまう。だから、周りの人をワクワクさせて、自分自身もワクワクしながら生きていくために、変化を恐れず新しいことにチャレンジし続けていきたいなって思う。


田林:家庭教師の時から今までずっと教育に携わってきて、その面白さって、その人が変わる瞬間みたいなものを見れることだと感じていて。一人の小さな変化の積み重ねが、いずれは世の中の変化につながっていくから、結果的に社会に価値を出せることだと思っているんだよね。だから、quodに合流するときも、僕が関わって何か変化があったらすごい楽しいだろうなっていう動機だった。僕にとっては、人が変わるきっかけを作って、その瞬間を見るのが幸せなんだよね。だからこの先も人に対する変化をいっぱい作りたいと思うし、それは死ぬまでずっとやっていきたいな。


飯塚:中学生のころ、求められる自分と、本当にありたい自分のズレに心が弱ってしまった時期があって。その時、とことん話を聞いてくれた母親と親友にすごく助けられたことがあった。自分の心に向き合いそれを表現することを支える存在になりたいと思って、カウンセラーを目指した時期もあったけど、最終的には違う形でそれが実現できる道を選択したんだよね。想いはあるけど、うまく事業ができてない人のもどかしさがわかる部分もあるし、大学自体のラクロスの経験や、社会人になって仕事をしていく中で、自分らしく心を表現していけば、ちゃんと世界に通じるような結果を作れるって思ってるから。この考え方はquodのベースにもなってるかな。

"人の人生にコミットする"姿勢と方法

飯塚:前職では金融という形でシステムや文化を作るという、やりたかった仕事はできていたけど、金融は事業者の人たちが苦しくなったときに"支えない"という選択肢をとる側面もあって。金融業としては必要なことだけど、そのスタンスがあまり好きじゃないところもあった。事業家にとことん向き合い、寄り添って、一緒に進んでいくことで、人の人生にコミットしていきたい、そんな生き方をしたいって思うようになったんだよね。それが「一人の事業家の人生にコミットしてく」という姿勢の原点。それぞれの役割や価値観で「人の人生にコミットする」姿勢や方法ってすこしずつ変わってくると思うけど、2人はどう?


中川:前職から今までずっとPRをやってきて、経営者や広報の人と一緒に「いい仕事」を創ってきたけど、自分のコミット具合がプロジェクトの成功に寄与するところも大きかったんだよね。"予算が少ないからできる範囲しかやらない"だと、会社としてはその選択で正しいんだろうけど、個人的にはそのやり方だとだんだん面白くなくなっていく。そこに可能性があると思うのなら、もう少し突っ込んでみることで、その瞬間の利益より、もっと大きな価値を得られるかもしれない。そして、それを自分の責任で判断していく。大切なのは、一緒に創っていく未来やプロジェクトに対して誠実に向き合うことで、毎回、120点のいい仕事をしようって決めているんだよね。


田林:自分の信念に「その時間はその人のために命をかける」というのがあって。これは、家庭教師をしていた時に必ず生徒に約束していたことでで、今も僕のベースとなっているもの。家庭教師のときも、勉強を教えるだけではなく、その子がもっといい未来に進むためにどうしたらいいかってことを一緒に考えていく。一番大切なのは、その子のことを本当に理解すること。だから僕は、全身全霊で、その子に向き合って、世界で一番理解しようと研究する。それは今の仕事も同じなんだよね。一緒に仕事をする、その人にとって必要な世界があるなら、その人とありたい未来のために、その先が見えるぐらいまで研究する。研究という形で、命をかけて人に向き合っていくのが自分の仕事の在り方だと思う。


新しい選択肢となる事業を共に創るCreative Classの仲間を募集!

飯塚:quodの考え方をおもしろいなって思ってくれる人にジョインしてもらいたいな。自分で事業を作りたいとか何かしたい、やりたいことがかなえたい未来が最初にあって、そのためには自分一人の力では足りない、仲間が必要だ!っていう人が向いていると思う。だから、今フリーランスの人でも大企業で働いている人でも、自分で立っていて一緒に事業を創りたい人であれば大歓迎。個人的には素直で誠実さがあって、いろんな人に向き合い続けられる情熱を持ってる人がquodっぽい人かな。それは自分自身に対してもそうだし、仕事を一緒にする人とか世の中に対してとか向き合うエネルギーが強い人がいいな。


田林:そうだね。あと,ここで働くうえで大切なのは、ゼロからちゃんと考えることかなって思う。「自分がどういう人間で、どういうことを大事にしてて、だからこういう風に働きます」という軸があるから、仲間に対しても、自分の思ったことを遠慮せずに言える。3人とも性格も考え方もそれぞれ違うけれど、同じ理念を持っていれば、どんな色が集まっても目指すものが同じなら一緒に歩んでいけるのがquodのいいところだよね。


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