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来月が楽しみだという話

来月、the band apart(以下、バンアパ)主催のフェス、ITa FES "the band apart 25th anniversary"が開催される。本来は4.5年前の2019年?に開催される予定だったけど、諸々の事情で延期になり待望の開催。中止にならず、開催してくれることに本当に感謝しかないです。ありがとうございます。

まだ1ヶ月程先の話ではあるけど、もう既に楽しみなのだ。どうしてここまで楽しみかというと開催場所が結構関係していて、板橋の河川敷で行われるのである。

昔、VIVALA ROCKで(naked)編成の屋外演奏にて、夕暮れと気持ちの良い風が流れ、感動した記憶がいまだに残っている。ライブってだいたい1ヶ月も経つとその記憶や印象が抜けちゃうんだけど。

なので、このシチュエーションが楽しみであり、下手したら最初で最後の機会になるかもしれない。
飾りけのないラフな彼らの演奏は本当に屋外がマッチすると思っている。

2DAYSのフェスを一人で行く。フェスを一人で行く人の割合ってどれくらいなんだろう。
音楽や映画、展覧会などを鑑賞するときは、基本一人で行きたいタイプなんだけど、それは感動したいときに気兼ねなく感動したいし、興奮したいから。身内でも中のいい相手であっても、その姿を見られるのが本当に恥ずかしいし、作品に集中できないのである。あとはシンプルに行く相手がいないのもある。
とにかくマイペースだし、その一期一会の刺激を最大限感じ取りたいっていう、貧乏性なのかわからないけどこだわりがある。だから、作品のネタバレは絶対に許せないタイプ。

その刺激の話で言えば、好きなゲーム(RPG)や映画は短期スパンで繰り返し見ないっていうのがある。
それは感動が薄れてしまう気がしているから。
何年も何年も余韻に浸るタイプなので、2回目見直したときの薄まった印象を残したくない。やってしまうと戻すことはできないので気楽に2回目を見れない。ほんとにしょうもない呪いをかけてしまっている。見たいときに見ればいいのに。。

ただ、音楽は何度もリピートする。上記の理屈でいったら音楽も毎回別の曲を聞くハメになるけど、何が違うんだろうと自分で今書いていて疑問に思った。

俺が映画やRPGゲームに重要視している感動って言語化できる感動で、音楽に求めている感動って言語化できない部分だと思った。
映像作品の世界観を重要視していれば、その空気感に飽きるってことは自分の好みが変わらない限り感動は薄れにくく、何度も見てしまうと思う。
でも俺はキャラクターたちが織りなす展開と、感情の波を最重要視して見ているので、展開を知っていたら驚きはなくなるし、突発的な感情の変化は起こらなくなってしまう。

音楽も世界観に近い雰囲気を求めているからこそ、何度も聴いてしまうのだろう。
音やコード進行から、哀愁だったり、夏だったり、せつなさだったりあるけど、言葉がないのでそのカテゴリのぼんやりした雰囲気を醸し出すから、比較的ふわふわした気持ち(新鮮)で聴くことができる。
逆に音楽は1回じゃ良さがわからない。展開がわかってこそ、その雰囲気を感じ取ることができる。

感動が薄れるからという理由で最近見ていない(プレイしていない)のは 「THE FIRST SLAM DUNK」と「THE LAST OF US PART2」。円盤や新作が出るまで寝かせて、またフレッシュに感動し直したい。

バンアパの話に戻って、今回河川敷で聴きたい曲をピックアップ。
・free fall
・Tears of Joy
・Game, Mom, Erase, Fuck, Sleep
・DEKU NO BOY
・ディア・ワンダラー
・kirigaharetara
・My World
・K and his bike
・裸足のラストデイ
・Super High
・夕闇通り探検隊

上記の中でも、バンアパ屈指のエモ曲を貼って今回は締め。


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