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サーナイトex

こんにちは、くいずです。
今回はシティリーグで使用したサーナイトexについてです。
特に変なリストでもないので、自分の考えをまとめる意味で書こうと思います。

また、環境考察、デッキリスト部分はシティリーグ以前に書いていた為、それらを踏まえて、シティリーグを終えての改善点、反省点などもまとめようと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

実績

CL横浜2023 10-4(パルキアVSTAR)
CL京都2023 4-3(ルギアVSTAR)
シティリーグS3 ベスト4(雪道ミュウ)

サーナイトexを使用した大会

トリプレットビート環境
ヒメグマ杯(64人規模自主大会) 7-1 優勝
デデンネカップ(64人規模自大会) 5-2 ベスト8

スノウハザード、クレイバースト環境

杜のいぶき杯(66チーム規模自主大会) 個人7-2 準優勝
シティリーグ S4 3-3 ベスト16

環境考察

tier1 サーナイト, ロストギラティナ
tier2 ロストバレット, 一撃ルギア, アルセウスギラティナ, ミュウ
tier3 白ルギア, ロストヌメルゴン, パオジアン

CL新潟の結果を考慮し、デッキパワーが高いデッキをtier1、tier1に対して何かしら有利な要素を持つデッキがtier2、環境に一定数はいるが立ち位置が難しいデッキをtier3に置きました。

サーナイトは依然、立ち位置、デッキパワー共に評価が高く、使い慣れていたこともありシティリーグで使用することを決めました。

CL新潟の結果で注目したのがロストギラティナとミュウの台頭です。
何度か試した上で、どちらもサーナイトに対して5分以上の勝率があると考えた為、それらを意識した構築を作ることにしました。

デッキリスト

個人的に語りたい点についてだけ。

採用カード

ラルトス(メモリースキップ)

アローラロコンが一定数存在する以上、フワンテが入っていない構築では詰みかねないので採用。
ロスト対面やミラーではHP60が弱いので優先的に出してさっさと進化させます。

キルリア(ミラージュステップ)

抜いていた時期もありましたが、拾える試合が増えるので採用。
アルセウス、ミライドン、パオジアン等サイド2ポケモン主体のデッキには積極的に使います。

霧の水晶, レベルボール 4枚
ハイパーボール, バトルVIPパス 3枚

元々水晶とVIPパスの枚数は逆でしたが

・初動はミュウに触れればなんとかなる事が多く、霧の水晶はミュウ現物と逃げエネ両方になる
・中盤以降も対象となるカードが多いため山札圧縮のスピードが早く、強い山札を作れる

以上から、霧の水晶の評価が高くなった為VIP→水晶しました。

レベルボールの枚数に関しては具体的な根拠はないですが、3枚の時の違和感が凄かったので4枚にしました。

空の封印石

リバーサルエネルギーとの選択になると思います。どちらもサイドレースを誤魔化す為のカードですが、この2枚を比較すると

・新潟の優勝構築に不採用の為警戒が薄い
・サイドプランの選択肢が増える
・手張り次第ではリバーサルエネルギーが必要ない
・ロストギラティナ対面ではサイド枚数をズルしないと勝てないと感じた

以上から空の封印石を採用。

サーナイトの性質上、ターンも時間もかかる為お互いにプレミをしやすく、V進化という一見プレミに見えないプレミをするプレイヤーは対面しててもかなり多い為、無限の可能性を秘めているカードでもあります。

さぎょういん 2枚

ミュウ、アルセウス系統、ロストギラティナの雪道を意識しての2枚採用。

アルセウス系統は有利と思ってダラダラ戦ってると普通に負けるので、雪道を割れるカードは甘えず4枚。

上記のデッキには雪道で止まらない+封印石で戦うことを意識して構築を組みました。

不採用カード

エルレイド(バディキャッチ)

ロスト対面で、盤面を広げなくても確実に毎ターンサポートに触ったり、勝ち確盤面を作れる点はとても強いですが、枠がないので不採用。あったら入れてます。

フワンテ(バルーンボム)

ルギアを意識するなら採用したいカードですが、シンオウ神殿をルギアに対する札とした為不採用。
最近マークが外れてきているカードの為、今後評価が上がるかもしれません。

ロストスイーパー

さぎょういんor神殿の枠と相談ですが、最近はお守りフワンテがいない為

・ミラーでは使用しない
・アルセウスなども、パニックマスクなど露骨なメタカードを採用しない

以上から不採用。またお守りフワンテが流行ったら入れるかもしれません。

セイボリー, ボタン, キクコ等

ここら辺の1枚だけ採用するであろうサポートは、エルレイドとセットだとかなり強く使えますがそれ以外の構築では少し評価が落ちます。

セイボリー、キクコはミラーを意識したカードですがなくても戦える為不採用。
今後ミラーで勝てないと感じることが多かったら採用も検討したいです。

リバーサルエネルギー

空の封印石と選択です。
ミラー意識するならこっち。

シティリーグ

1回戦 ロストギラティナ 後⭕️

サイド先行されて、盤面も弱かったので苦しい展開になりましたが、相手がギラティナを進化させてたので最後に3枚取って勝ち。

2回戦 白ルギア 先⭕️

後2で相手が博士で大量のエネルギーを切って博士をしたが上が引けず、雪道まで貼ってくれたのでゆっくり盤面作って勝ち。

3回戦 フュージョンミュウ 後⭕️

相手の動きが渋く、こっちはちゃんと回ってくれたので勝ち。

4回戦 ロストカイオーガ(すずはやくん) 後❌

一生サーナイトex引けずに滅茶苦茶サイド離されて負け、負けそうになってからプレミしまくりだったので反省。

5回戦 パオジアンアローラロコン 後❌

先2セイボリー飴セグレイブスノーミラージュされて椅子から転げ落ちて負け。

チーム運だけ所属

対戦相手が強くてオポネントで予選抜け。

トナメ1回戦 ロストカイオーガ(すずはやくん) 後❌

相手の盤面に一生ヤミラミ2体いるしザマゼンタ構えてるし辛かった。
飴で進化させなきゃいけないラルトスをキルリアに進化させる大プレミもして実力負け。

後で聞いたらナンジャモでアクロマ流したけど、そこからアクロマ引いたらしい。
やっぱり運負けで。

改善点、反省点

・メモリースキップで全てのロコンに勝てると考えていた

これは半分正解ですが、半分不正解でした。

調整段階で考慮していたロコンがアルセウスと組み合わせた形で、この場合は裏のポケモンを倒し尽くしてロコン単騎になったところにメモリースキップで勝とうと考えていました。

これは倒した時に取れるサイドが2枚であり、裏にポケモンを置くと負け筋になるアルセウスに対しては、このプランは正解でした。

しかし、パオジアンに入っているロコンはベンチを非ルールだけで固めることも可能かつ
、入れ替え手段も豊富な為、これだけで勝つのは難しく、別の対策を用意しなければ勝てないと感じました。

・VIPパスと水晶の枚数

しっぽミュウの評価が高い為、VIP→水晶にしたとありますが、

仮にボールを1枚使ってしっぽミュウ前に送り出した時、VIPパスが当たらないと結局並ぶポケモンの総数は変わらない。
ボールを2枚使った時はVIPパスが当たらないとそもそも総数が減る。

まとめると、しっぽミュウの評価が高く、水晶の枠を増やすためにVIPパスを削ったが、VIPパスを削るとしっぽミュウの評価が下がることを失念していました。

ただこれは、5/6後攻でしっぽミュウが生き残らなかった極端なバイアスがかかった結果の可能性もあるので、試行回数を増やしてみないことには正しい評価はできなさそうです。

・さぎょういんの評価ミス

シティリーグ直前にアルセウスギラティナと複数回対戦する機会があり、雪道に怯え博士→さぎょういんにしました。

しかし、スタジアムを割るという役割は、博士の研究で山を掘ってスタジアムを探しにいくことと変わらず、雪道以外の対面では当然に博士の研究の方が強いです。

これは直前の練習でデッキ構築を変え、アルセウス以外と練習をせずに大会に参加した結果、他対面への意識が薄れてしまった結果です。

雪道を意識してサーナイトを組むなら、博士の研究とスタジアムorスイーパーの総数を増やした方が広く戦えるデッキになると思います。

・白ルギアの評価ミス

CL新潟で白ルギアが勝たなかったとはいえ、会場では使用者は多かったです。

神殿で十分対策できていると思っていましたが、想像よりカビゴンが苦しかったです。

実際に当たったルギアも最後まで負け筋があったので、カビゴンを返せるフワンテ等を採用した方がいいと感じました。

最後に

今回のシティリーグは何もかかっていなかったので、すずはやくんに勝つことを目標に参加していましたが見事に2回直接対決で敗北してるので悔しいです。

上手になって見返したいので、JCS運だけ当選にかけて練習しようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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