夏といえば…鮎!

こんばんは。
8月ももう終わりですね。

このnoteでは、毎月、その月にちなんだお菓子をテーマに記事を書いています。
本当はもっと季節を先取りした記事を書きたいのですが、夏の暑さははまだまだ続きそう…ということでご容赦ください。

さて、夏のお菓子といえば、何を思い浮かべますか。

寒天や葛を使った冷たいお菓子、旬のレモンを使ったお菓子、天然氷のかき氷など、熱い時期だからこそ楽しめるお菓子がたくさんありますね。

ところで…鮎のお菓子を食べたことはありますか?

鮎は夏を代表する川魚で、私の地元の田舎にある川沿いの定食屋さんなんかでは、鮎料理を食べられます。
また、夏の暑い時期、川を眺めながらのアユの塩焼きは本当に最高です。

また、私のお茶の先生の旦那様は鮎釣りがお得意で、
時々川で釣った鮎を塩焼きにして私たちにもふるまってくださいます。

その鮎には旬があり、川釣りが解禁される初夏の鮎は、骨が細くて柔らかいのですが、8、9月になると身が大きく食べ応えがよくなります。
あぁ、塩焼きが食べたくなってきた。

さて、鮎の茶菓子といえば。
夏には「鮎」にちなんだお菓子がいろんな和菓子屋で見かけることができます。

その中でも有名なのが「若鮎」という名の和菓子です。
鮎の塩焼きを連想させておきながら大変恐縮ですが、お味に鮎の要素は一切含まれておりません。
このお菓子は、鮎の形をした焼き菓子です。
薄いカステラ生地に、あんこと求肥が包まれています。

このお菓子は岐阜が発祥とされていますが、現在は岐阜以外の和菓子屋でもみかけることができます。
このお菓子は季節関係ないのに、多くは鮎の解禁に合わせて販売されることが多いのも、遊び心を感じます。

このお菓子のいいところのひとつ。
それは、だいたいが実際の鮎ほどにはないにせよ、大きくて食べ応えがあることです。
食いしん坊にはたまりません。

夏の冷たいお菓子なんかは消費期限が短いのですが、多くの商品は4日くらい持つので、この時期のお持たせにもおすすめです。

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